昨日投稿記事の続きとして---本日は先行販売されたカードの入手分などから、王我羅旋の章・第2弾の中身について触れてみようかと。
それにしても各所で、同じく先行販売分を購入された方の記事を読むと、皆さん2、3箱か或いはそれ以上を購入されている様子に、あの場は我慢せずにもう1、2箱でも…と、話題がループして(
まずは外箱(化粧箱)から。
此処に登場しているのは「輝煌士マキシ」「ファイナル・ジーク」「星剣士アゼル」「礼靱竜王ミロク」「翠澪蛇王クレア」「機界神ORION」「虹響神イーリス」の面々で、それぞれマキシには『…それでも、未来は俺が守る!!』、ORIONには『決意の戦士集結!!』、そしてイーリスには『拡大する戦いの螺旋…』というキャッチが付随しています。
ちなみに賞味期限は、「10.5」になっていました。
パッケージ2種。
ストーリー概要部分には---「駆けつける天界からの友、魔界からの援軍…。羅震王バラガンの下、聖杯の塔に押し寄せる圧倒的戦力の王我血族に<天界・魔界・地上界>の連合チームが立ち向かう!」とあり、ジーク&ORIONのパッケージ裏面には新アイテム「ヤタの鏡」と『決意の戦士、集結!!』のキャッチが。
そう言えば、A・Bどちらのパッケージの表面にも主人公が存在していない(※かろうじて、ジーク&ORIONのパッケージ裏面にあるサンプルカードにて登場)デザインというのは、シリーズ初ですね。
台紙には、王我羅旋・第2弾開幕時における、マキシとゼロの現況が掲載。
なにやら、あの“消息不明だったキャラクターたち”についても微かに触れられているようですが、それはまた後述します。
前弾から「サンプルカード」じみた仕様に変更された店頭POPは、今回もそのまま。
すべてホロ枠から「ベルゼビュート」「機界神ORION」、そして「ファイナル・ジーク」の3種が存在しています。
※07.20 画像変更に伴ない、テキストを書き換えました。
さて、ひと通り周辺アイテムを取り上げたところで、此処から先はカード自体とストーリー・設定に踏み込んで行きますが、流石に一般発売までは3週間もありますし、ネタバレを考慮してカード画像はリンク先表示、そして一部を除くテキストは反転表示にて対応致しますので、それでも構わないという方のみご覧下さい。
なお、タグが有効ではない端末などでご覧の方は、どうかその旨、ご理解頂ければ幸いです。
※07.14 画像の通常表示への移行、及び差し替え、テキストの反転表示を解除しました。
■輝煌士マキシ[LEVEL11]/虹響(こうきょう)神イーリス[LEVEL15]
まずこの2人の新星神に絡めて、王我羅旋の章・第2弾開幕時の状況を説明しておくと---マキシとゼロは捨て身の「禁呪・計都羅喉神獄破」(=神衛星融合→魔神衛星顕現)により、かつてない強敵であった凱騎王オデオンこそ倒したものの、「魔神衛星(サテライト・マステリオン)」へと神力(生命力)を“マキシの分まで”注ぎ込んだゼロの消耗は激しく、マキシも神形態(=鬼吼神マキシウス)の姿では「魔神衛星」に神力を吸い尽くされてしまう呪縛、つまりは神力を封印した人間の姿(=輝煌士マキシ)でいなければならない状況に。
また、消耗した自分では足手纏いにしかならないと察したゼロは、2人の天使(=ザキエルとルリエル?)に支えられて天界へと帰還、其処でゼロはイーリスにマキシの危機を伝え、マキシの旧知の友(幼馴染み)である彼女がゼロに代わって、地上界へと降臨する事になった---というのがマキシたちを取り巻く流れ。
不意に、神獄・第2弾以来、消息不明だったザキエル・ルリエルと思しき“2人の天使”が登場したり、神獄の箱の封印を解くという叛乱を起こしながら、神力が無くなったから天界へ帰還するというゼロの行動など、色々とツッコミたい部分はあれど、ともあれ羅震鬼(王我血族)の大攻勢を前に、大幅なパワーダウンを余儀無くされたマキシたち、引いては地上界の大きな危機は間違いない様子。
あたかも「魔神衛星」…いや、マステリオンに動きを絡め取られているかのようなイラストの「輝煌士マキシ」ながら、別段に戦えないという訳ではない様子で、現に神獄・第1弾の「輝煌士マキシ」と比べてもLEVELは1だけ上ですし、後述する「V・アストレイア」からは敵対者(ライバル)関係にある(だとすると、マキシのセリフはVS.V・アストレイア戦のものか?)だけに、マキシウスにさえならなければ問題ない、詰まるところは神獄・第2弾での“メリルを拉致され、マキシウスに戻れなくなった”のと同じと思われ。
それでもこのイラストのイメージからすると、神力封印状態であってもじわじわと吸い取られている気がしないでも?
そんなマキシの元へと救援に駆けつけた「虹響神イーリス」は、マキシとは幼馴染みの間柄であり、あの迦羅王ラヴィスタと那羅王リヴィエラの妹という、音楽と医療を司る新星神。
しかしてイーリスが地上界に降臨したことには、もうひとつ、大事な役割がある訳ですが、それは後述するとして、両脇に浮かぶ「鳳凰衛星(サテライト・フェニックス:治癒専門の神衛星)」の存在からも、彼女が新星神なのは間違いないものの、その新星神が調和神誕生以後に創造された神であるところから、古醒神のラヴィスタとリヴィエラの妹と言うよりは、第三章・第2弾で命を落としたラヴィスタの転生体、或いは役割を継ぐもの(=血縁者)としても良かった気がしないでもなく。
もっともそれ以前に、神自体がどんな風に創造されているのか、そして兄弟など血縁関係の存在意義の有無が判然としないだけに、なにやら微妙な設定になっているとも。
対してマキシとの幼馴染み設定は、現在の状況が状況でなければ、マキシを挟んだメリルとの微妙な距離感なぞを意識させる展開もありそうなものですけど、王我羅旋・第2弾のストーリー後半、聖杯の塔での決戦に向かったのは「マキシ+四羅震将+イーリス」としか表記されていないだけに、留守番することになったと思われるメリルの出番自体が今後---?
ちなみにイーリスの名前は、そのままギリシア神話の虹の女神イリス(※ギリシア語の虹)より。
英語読みでアイリス=アヤメとなることから、その花の色:紫色がそのまま髪や背景色に使用されているのかと。
■礼靱竜王ミロク[LEVEL20]/翠澪蛇王クレア[LEVEL20]
羅震鬼(王我血族)の蛮力王バラガン率いる一団が大攻勢を仕掛ける中、それぞれマキシに寄せる“信頼”と“忠誠”が体内に眠る竜王と蛇王の因子を呼び起こし、ミロクは雷角属を率いる真王=礼靱竜王、クレアは氷鱗属を率いる真王=翠澪蛇王として覚醒することに。
神獄・第2弾とは異なり、同じマキシの危機にも自身がパワーアップするという展開ながら、この2人の覚醒には、てっきり「魔神衛星」の存在が絡んでいると思ってしましたが、どうやらミロクとクレアには元々から竜王と蛇王の因子が眠っていたという…果たしてこれがマキシとの接触以前・以後どちらから存在していたのかは分かりませんが、以後だとすれば神獄・第2弾に合身した際、つまりは神衛星創造の経緯絡みでかでマキシの中にあった“因子”が移ったと考えるのが妥当ながら、以前だとするなら、かつての竜王や蛇王を生み出したマステリオンと羅震獄の関係か、または此方側の世界からの因子の流出や相互干渉が起こった=四部族(属)の存在からしても、羅震獄と神羅世界が密接に絡み合うパラレルワールド的な位置付けであるという設定も浮かびますけど、其処までの大仕掛けがあるのかどうか---現状ではまだ妄想の域は出ませんが。
それにしても、この2人のデータテキストなどは半ばテンプレ化しているようで、こうなると王我羅旋・第3弾に登場するであろう「魂轟獣王ケルベーダ」「華艶鳳王ホルスト」のデータ部分は---「マキシに寄せる○○が体内に眠る獣王(鳳王)の因子を呼び起こす!今こそ鋼牙(炎翼)属を率いる真王覚醒の時!」となり、ミロクとクレアの「蒼穹招雷ファフニール」「漆黒絶零ニーズホッグ」同様に必殺技についても「○○咆哮フェンリル」「○○翔破フルスベルグ」になるのでしょうね。
…ところで、また随分とクレアの顔立ちやら頭身やらが変わった気が(
マスター(=マキシ)への“盲目的な”忠誠っぷりは相変わらずですけどねw
■機界神ORION(マキナデウス オリオン)[LEVEL30]/ファイナル・ジーク[LEVEL18]
更なる地上界の危機に、度合いは違えど“復活”を果たした2人(?)。
第一章・第1弾にて初登場、そして第三章・第4弾では真の姿を取り戻しながら、イマイチ活躍の場が不明だった「巨兵士(機界神)オリオン」は、名前の表記を“ORION”と変えながら、博伶王ドロシーの古代遺跡(=北域の古代機械文明の遺跡?)への侵攻に呼応し、“神聖なる機界の英知を守る為”に時空を超えて復活。
裏返せば、当初の地上界の危機には呼応しなかったということですが、遺跡の超技術が悪用される事態=地上界の“真の”危機を防ぐという、総じてのガーディアン(守護者)的な役割を与えられていたならば、このタイミングでの目覚めも自然…なのかな?
以前の「power」と「LEVEL」が一致するかどうかは兎も角、どうやら遺跡の技術によって機体を小型化、更なるパワーアップを果たし、そのLEVELはなんと30にも達する「神(機界神)」となったORIONは、博伶王ドロシーにより遺跡の超技術を応用して造られた「機傀王OZ」[LEVEL23]と戦闘することに。
しかして、そのレベル差は歴然なだけに、まずORIONの勝利は揺るがないのでしょうけど、現状では最強と思しき、行方知れずな狂乱の羅震将・黒炎獅竜ホウセンとも並び立つLEVELには、ある意味でORIONがいれば地上界は大丈夫なんじゃ(マテ
ちなみにORIONはパワーを全快に引き出すと、その黒い装甲が黄金色に輝くという---。
なにやらそんなORIONの存在感に隠れてしまった気がしないでもないですけど、神獄・第3弾における最終決戦において、ゼロの前に倒れた“地上界最強の戦士”ジークも、虹響神イーリスの治癒魔法、そして天界より齎された2つの神器---「ヤタの鏡(※あらゆる攻撃魔法を反射する試作型神衛星(プロトタイプサテライト))」+「ヤサカニの勾玉(※浄化と回復の力を持つ治癒アイテム)」を得て、あの「クサナギの剣+聖龍石)」=「七支刀」の力を最大限に引き出し、かつての龍人態を超える「蒼焔龍人態(そうえんドラグーンフォーム)」へと進化して、再び決戦の場へと挑むことに。
此処に来て「冨嶽伝での七支刀設定」の元ネタ=草薙の剣(天叢雲剣)に纏わる神話を絡めるように、七支刀を(あらためて)「クサナギの剣」と呼んだり、それに順じて「三種の神器」=「八咫鏡(やたのかがみ)」+「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を登場させたりと、裏でローウェンでも手引きしたか、ジークさんのパワーアップに天界もひと肌脱いだ様子ながら、此処までやってLEVELとしては15→18へと上がった程度という…しかも名前が“ファイナル”だけに、これ以上の進化は期待出来ないのか、それとも?
ところで「ヤサカニの勾玉」の形状は、古くは「征嵐剣シオン」や「大魔導ライセン」、そしてごく最近に「神衛星」絡みで名前の上がった「光龍神リュウガ」の胸にも似たようなものが見受けられましたが、剣と鏡も合わせて三種の神器という扱いをするならば、遥か昔には聖龍族に伝わる宝であった時代があったのかも。
まぁ、ただ似ているだけと言えば、それだけですがw
■機界神ORION(マキナデウス オリオン)[LEVEL30](※スーパーレア)
先述した“パワーを全快に引き出し、その黒い装甲が黄金色に輝いている”ORIONが、今弾のスーパーレア。
それ何処の明鏡止水ハイパーモードとツッコミを入れたくなりますけど、背部に輝く粒子がGN粒子っぽいところから(赤くはないですが)トランザムとも(ぉ
通常のORIONとの仕様違いは、黒い装甲部分に箔押し、各部の顔の瞳やカメラアイっぽい部分と赤いライン、そして胸部の青い球体がホロ透けとなり、背部に粒子が飛び散って、背景色が青紫になっています。
ちなみに戦闘相手の「機傀王OZ」(※アナザー)も、シルバー透けで機体色が金色となり、背部には粒子が飛び散っている仕様だけに、ある意味では同じ超技術より生まれたモノ同士、その特長には似た部分があるのかも。
にしてもやっぱり、これ何処のロボットアニメと(
ちょっと記事自体が長くなってしまった為、本日は此処まで。
※追記:「…それでも、未来は俺が守る!!」(2009-06-22)に続きます。
それにしても各所で、同じく先行販売分を購入された方の記事を読むと、皆さん2、3箱か或いはそれ以上を購入されている様子に、あの場は我慢せずにもう1、2箱でも…と、話題がループして(
まずは外箱(化粧箱)から。
此処に登場しているのは「輝煌士マキシ」「ファイナル・ジーク」「星剣士アゼル」「礼靱竜王ミロク」「翠澪蛇王クレア」「機界神ORION」「虹響神イーリス」の面々で、それぞれマキシには『…それでも、未来は俺が守る!!』、ORIONには『決意の戦士集結!!』、そしてイーリスには『拡大する戦いの螺旋…』というキャッチが付随しています。
ちなみに賞味期限は、「10.5」になっていました。
パッケージ2種。
ストーリー概要部分には---「駆けつける天界からの友、魔界からの援軍…。羅震王バラガンの下、聖杯の塔に押し寄せる圧倒的戦力の王我血族に<天界・魔界・地上界>の連合チームが立ち向かう!」とあり、ジーク&ORIONのパッケージ裏面には新アイテム「ヤタの鏡」と『決意の戦士、集結!!』のキャッチが。
そう言えば、A・Bどちらのパッケージの表面にも主人公が存在していない(※かろうじて、ジーク&ORIONのパッケージ裏面にあるサンプルカードにて登場)デザインというのは、シリーズ初ですね。
台紙には、王我羅旋・第2弾開幕時における、マキシとゼロの現況が掲載。
なにやら、あの“消息不明だったキャラクターたち”についても微かに触れられているようですが、それはまた後述します。
前弾から「サンプルカード」じみた仕様に変更された店頭POPは、今回もそのまま。
すべてホロ枠から「ベルゼビュート」「機界神ORION」、そして「ファイナル・ジーク」の3種が存在しています。
※07.20 画像変更に伴ない、テキストを書き換えました。
さて、ひと通り周辺アイテムを取り上げたところで、此処から先はカード自体とストーリー・設定に踏み込んで行きます
なお、タグが有効ではない端末などでご覧の方は、どうかその旨、ご理解頂ければ幸いです。
※07.14 画像の通常表示への移行、及び差し替え、テキストの反転表示を解除しました。
■輝煌士マキシ[LEVEL11]/虹響(こうきょう)神イーリス[LEVEL15]
まずこの2人の新星神に絡めて、王我羅旋の章・第2弾開幕時の状況を説明しておくと---マキシとゼロは捨て身の「禁呪・計都羅喉神獄破」(=神衛星融合→魔神衛星顕現)により、かつてない強敵であった凱騎王オデオンこそ倒したものの、「魔神衛星(サテライト・マステリオン)」へと神力(生命力)を“マキシの分まで”注ぎ込んだゼロの消耗は激しく、マキシも神形態(=鬼吼神マキシウス)の姿では「魔神衛星」に神力を吸い尽くされてしまう呪縛、つまりは神力を封印した人間の姿(=輝煌士マキシ)でいなければならない状況に。
また、消耗した自分では足手纏いにしかならないと察したゼロは、2人の天使(=ザキエルとルリエル?)に支えられて天界へと帰還、其処でゼロはイーリスにマキシの危機を伝え、マキシの旧知の友(幼馴染み)である彼女がゼロに代わって、地上界へと降臨する事になった---というのがマキシたちを取り巻く流れ。
不意に、神獄・第2弾以来、消息不明だったザキエル・ルリエルと思しき“2人の天使”が登場したり、神獄の箱の封印を解くという叛乱を起こしながら、神力が無くなったから天界へ帰還するというゼロの行動など、色々とツッコミたい部分はあれど、ともあれ羅震鬼(王我血族)の大攻勢を前に、大幅なパワーダウンを余儀無くされたマキシたち、引いては地上界の大きな危機は間違いない様子。
あたかも「魔神衛星」…いや、マステリオンに動きを絡め取られているかのようなイラストの「輝煌士マキシ」ながら、別段に戦えないという訳ではない様子で、現に神獄・第1弾の「輝煌士マキシ」と比べてもLEVELは1だけ上ですし、後述する「V・アストレイア」からは敵対者(ライバル)関係にある(だとすると、マキシのセリフはVS.V・アストレイア戦のものか?)だけに、マキシウスにさえならなければ問題ない、詰まるところは神獄・第2弾での“メリルを拉致され、マキシウスに戻れなくなった”のと同じと思われ。
それでもこのイラストのイメージからすると、神力封印状態であってもじわじわと吸い取られている気がしないでも?
そんなマキシの元へと救援に駆けつけた「虹響神イーリス」は、マキシとは幼馴染みの間柄であり、あの迦羅王ラヴィスタと那羅王リヴィエラの妹という、音楽と医療を司る新星神。
しかしてイーリスが地上界に降臨したことには、もうひとつ、大事な役割がある訳ですが、それは後述するとして、両脇に浮かぶ「鳳凰衛星(サテライト・フェニックス:治癒専門の神衛星)」の存在からも、彼女が新星神なのは間違いないものの、その新星神が調和神誕生以後に創造された神であるところから、古醒神のラヴィスタとリヴィエラの妹と言うよりは、第三章・第2弾で命を落としたラヴィスタの転生体、或いは役割を継ぐもの(=血縁者)としても良かった気がしないでもなく。
もっともそれ以前に、神自体がどんな風に創造されているのか、そして兄弟など血縁関係の存在意義の有無が判然としないだけに、なにやら微妙な設定になっているとも。
対してマキシとの幼馴染み設定は、現在の状況が状況でなければ、マキシを挟んだメリルとの微妙な距離感なぞを意識させる展開もありそうなものですけど、王我羅旋・第2弾のストーリー後半、聖杯の塔での決戦に向かったのは「マキシ+四羅震将+イーリス」としか表記されていないだけに、留守番することになったと思われるメリルの出番自体が今後---?
ちなみにイーリスの名前は、そのままギリシア神話の虹の女神イリス(※ギリシア語の虹)より。
英語読みでアイリス=アヤメとなることから、その花の色:紫色がそのまま髪や背景色に使用されているのかと。
■礼靱竜王ミロク[LEVEL20]/翠澪蛇王クレア[LEVEL20]
羅震鬼(王我血族)の蛮力王バラガン率いる一団が大攻勢を仕掛ける中、それぞれマキシに寄せる“信頼”と“忠誠”が体内に眠る竜王と蛇王の因子を呼び起こし、ミロクは雷角属を率いる真王=礼靱竜王、クレアは氷鱗属を率いる真王=翠澪蛇王として覚醒することに。
神獄・第2弾とは異なり、同じマキシの危機にも自身がパワーアップするという展開ながら、この2人の覚醒には、てっきり「魔神衛星」の存在が絡んでいると思ってしましたが、どうやらミロクとクレアには元々から竜王と蛇王の因子が眠っていたという…果たしてこれがマキシとの接触以前・以後どちらから存在していたのかは分かりませんが、以後だとすれば神獄・第2弾に合身した際、つまりは神衛星創造の経緯絡みでかでマキシの中にあった“因子”が移ったと考えるのが妥当ながら、以前だとするなら、かつての竜王や蛇王を生み出したマステリオンと羅震獄の関係か、または此方側の世界からの因子の流出や相互干渉が起こった=四部族(属)の存在からしても、羅震獄と神羅世界が密接に絡み合うパラレルワールド的な位置付けであるという設定も浮かびますけど、其処までの大仕掛けがあるのかどうか---現状ではまだ妄想の域は出ませんが。
それにしても、この2人のデータテキストなどは半ばテンプレ化しているようで、こうなると王我羅旋・第3弾に登場するであろう「魂轟獣王ケルベーダ」「華艶鳳王ホルスト」のデータ部分は---「マキシに寄せる○○が体内に眠る獣王(鳳王)の因子を呼び起こす!今こそ鋼牙(炎翼)属を率いる真王覚醒の時!」となり、ミロクとクレアの「蒼穹招雷ファフニール」「漆黒絶零ニーズホッグ」同様に必殺技についても「○○咆哮フェンリル」「○○翔破フルスベルグ」になるのでしょうね。
…ところで、また随分とクレアの顔立ちやら頭身やらが変わった気が(
マスター(=マキシ)への“盲目的な”忠誠っぷりは相変わらずですけどねw
■機界神ORION(マキナデウス オリオン)[LEVEL30]/ファイナル・ジーク[LEVEL18]
更なる地上界の危機に、度合いは違えど“復活”を果たした2人(?)。
第一章・第1弾にて初登場、そして第三章・第4弾では真の姿を取り戻しながら、イマイチ活躍の場が不明だった「巨兵士(機界神)オリオン」は、名前の表記を“ORION”と変えながら、博伶王ドロシーの古代遺跡(=北域の古代機械文明の遺跡?)への侵攻に呼応し、“神聖なる機界の英知を守る為”に時空を超えて復活。
裏返せば、当初の地上界の危機には呼応しなかったということですが、遺跡の超技術が悪用される事態=地上界の“真の”危機を防ぐという、総じてのガーディアン(守護者)的な役割を与えられていたならば、このタイミングでの目覚めも自然…なのかな?
以前の「power」と「LEVEL」が一致するかどうかは兎も角、どうやら遺跡の技術によって機体を小型化、更なるパワーアップを果たし、そのLEVELはなんと30にも達する「神(機界神)」となったORIONは、博伶王ドロシーにより遺跡の超技術を応用して造られた「機傀王OZ」[LEVEL23]と戦闘することに。
しかして、そのレベル差は歴然なだけに、まずORIONの勝利は揺るがないのでしょうけど、現状では最強と思しき、行方知れずな狂乱の羅震将・黒炎獅竜ホウセンとも並び立つLEVELには、ある意味でORIONがいれば地上界は大丈夫なんじゃ(マテ
ちなみにORIONはパワーを全快に引き出すと、その黒い装甲が黄金色に輝くという---。
なにやらそんなORIONの存在感に隠れてしまった気がしないでもないですけど、神獄・第3弾における最終決戦において、ゼロの前に倒れた“地上界最強の戦士”ジークも、虹響神イーリスの治癒魔法、そして天界より齎された2つの神器---「ヤタの鏡(※あらゆる攻撃魔法を反射する試作型神衛星(プロトタイプサテライト))」+「ヤサカニの勾玉(※浄化と回復の力を持つ治癒アイテム)」を得て、あの「クサナギの剣+聖龍石)」=「七支刀」の力を最大限に引き出し、かつての龍人態を超える「蒼焔龍人態(そうえんドラグーンフォーム)」へと進化して、再び決戦の場へと挑むことに。
此処に来て「冨嶽伝での七支刀設定」の元ネタ=草薙の剣(天叢雲剣)に纏わる神話を絡めるように、七支刀を(あらためて)「クサナギの剣」と呼んだり、それに順じて「三種の神器」=「八咫鏡(やたのかがみ)」+「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を登場させたりと、裏でローウェンでも手引きしたか、ジークさんのパワーアップに天界もひと肌脱いだ様子ながら、此処までやってLEVELとしては15→18へと上がった程度という…しかも名前が“ファイナル”だけに、これ以上の進化は期待出来ないのか、それとも?
ところで「ヤサカニの勾玉」の形状は、古くは「征嵐剣シオン」や「大魔導ライセン」、そしてごく最近に「神衛星」絡みで名前の上がった「光龍神リュウガ」の胸にも似たようなものが見受けられましたが、剣と鏡も合わせて三種の神器という扱いをするならば、遥か昔には聖龍族に伝わる宝であった時代があったのかも。
まぁ、ただ似ているだけと言えば、それだけですがw
■機界神ORION(マキナデウス オリオン)[LEVEL30](※スーパーレア)
先述した“パワーを全快に引き出し、その黒い装甲が黄金色に輝いている”ORIONが、今弾のスーパーレア。
それ何処の明鏡止水ハイパーモードとツッコミを入れたくなりますけど、背部に輝く粒子がGN粒子っぽいところから(赤くはないですが)トランザムとも(ぉ
通常のORIONとの仕様違いは、黒い装甲部分に箔押し、各部の顔の瞳やカメラアイっぽい部分と赤いライン、そして胸部の青い球体がホロ透けとなり、背部に粒子が飛び散って、背景色が青紫になっています。
ちなみに戦闘相手の「機傀王OZ」(※アナザー)も、シルバー透けで機体色が金色となり、背部には粒子が飛び散っている仕様だけに、ある意味では同じ超技術より生まれたモノ同士、その特長には似た部分があるのかも。
にしてもやっぱり、これ何処のロボットアニメと(
ちょっと記事自体が長くなってしまった為、本日は此処まで。
※追記:「…それでも、未来は俺が守る!!」(2009-06-22)に続きます。