I’ll be dis-ABSOLUTER

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因果螺旋の驚愕世界

2009-06-14 20:14:46 | Collection(シール・カード)
■ロッテ「ビックリマンチョコ ルーツ伝」×2箱



2008年7月に発売された「ひかり伝 聖魔十戒」以来、実に久し振りの登場となった「ビックリマン」シリーズの…いや「ニャンダー」は置いといて、タイトルも一新された最新弾「ルーツ伝」が届きましたわ。
もっとも、公式発売日(※静岡含む首都圏地区)は6月16日(=聖魔相対決戦日)ですので、お間違えの無きように。



ともあれ2箱購入した結果としては、全43種=キラシール:21種+ダブルシール:22種中、35種=キラシール:17種+ダブルシール:18種のみの、実に8種も未入手という微妙な結果に;
これと言うのも開封2箱目のアソートが滅茶苦茶で、1箱中に「天豊フッド」が3枚、同じく2枚入りのシールが3種も存在するという酷い結果に原因の一端があるものの、それこそ最初から2箱(60個)でフルコンプするのは運任せですし、おかげで剥がし用のダブルシールにも余裕が生まれ、更には開封1箱目の1袋目で「当りシール」も入手出来たので、多少の計算違いがあっただけと思えば(
ともあれ残すは、キラシール:「天幻ピーター」「天夢アリババ」「魔肖デカネロ」「大聖ハートタングート」、ダブルシール:「レスQ幻神」「クリスタル幻神」「聖Vヤマト」「聖Iアリババ」の計8種。
それは公式発売日を待って買い足すも良し、オクやシングル買いで揃えるも良し…特に急ぐものでもないので気長に行きますか。



今回の「当りシール」は、こんな感じ。
私の場合は「異聖メディナ」の裏面でしたが、オクなどで調べた限りは全42種全ての裏面に「当り」仕様があるらしく。
これはヘビーコレクターの方には辛い仕様ですよね…しかも「当りシール」の交換アイテム「B缶入り特製シール」にも、なにやら厄介な問題が存在する模様。



□参照記事:きゅー太meetsルーツ伝!(きゅー太の一人BLOGさん)

>特製シールはオリジナルデザインのB缶に
>復刻デザイナーが制作した「ルーツ伝」キャラシール
>(キャラ3種類はロッテ指定・特別仕様シール材質)が3枚入ったものです。


これはつまり言い換えると、きゅー太さんが指摘されている通り---復刻デザイナー=グリーンハウスが制作した「天動ヤマト」「天霊牛若」「天遊男ジャック」「天豊フッド」「天界一本釣」「天幻ピーター」「天夢アリババ」「聖フェニックスS」「サタンマリアB」「魔肖ネロン」の10種から、ロッテ側がランダムで選択した、製品版とは異なる材質(※例:角プリ)のシール:3種をB缶に封入してプレゼントということなのか。
それとも或いは、あらかじめロッテ側が3種を選択しておいて、それが応募者全員共通のプレゼントとなるのか……もしも正解が前者だとすれば、材質の異なるシールは全10種存在し、フルコンプする為には「当りシール」も相当枚数必要になるということですけど、果たして?



話題をシールの中身自体に移して。
先述したグリーンハウス制作の10種も含め、新規デザインシール=キラシールの中で個人的にもっとも衝撃を受けたのは、この2枚。
額の「刻星(?)」の存在、右手に「全能星太子」(=スーパーゼウス?)、左手に「アダムダム固守卵」(ふたつに分裂し、汚染されたもう一方?=ブラックゼウス?)を持ち、そしてシルエットや裏面イラストからしても、やはり「謎の超聖神」を想起せざるえない「聖像エニグマ」。
また、これまでは真黒域の「超聖使マゼンタレイア」だったり、天使の「聖クィーンタレイア」だったりと、「アダムダム固守卵」成熟の為のみに真黒・真白域を利用しながら、どちら付かずだったように思えたタレイアは、正にその立ち位置通りか、「天使」でも「悪魔」でもない「お守り」に関係する“愛然”の冠を抱いて「愛然タレイア」になっているという…だとすると「愛染タレイア」の裏書にある“エニグマの胸から分離の2聖格球~(中略)~一部崩壊層が天守の彼方へ~”とは「天地球」のことを指しているのかな?
ただ、割れた仮面と鳥のような足を見ると、どうしても「レイアデボン」のイメージの方が強い風にも思えるだけに、必ずしも「愛然タレイア」=「愛然かぐや」という訳ではなさそうながら、「ヤマト爆神/ヘッドロココ」のテキストに「天守なる層造りしの愛然タレイア」(天守なる層=天地球)とあることや「七天助」(=七助:ヘッドロココが魔炎を突破する際に身に付けた「幸七羽毛」を持っていた7人のお守り)との関わり、更に「アンドロココ/愛然かぐや/聖神ナディア」の裏面イラストからも、なにかしらの繋がりがあるのは間違いないと。
なまじこの他のキラシールも全て「若神子」や「老天使」「ネロ因子」など、より明確に旧「悪魔VS天使」シリーズへと繋がっているだけに、否が応にも“謎”という名のイメージが膨らませられる次第。
そう言えば「老天使スピルーツ」たちの中では、ピーターと一本釣の師である「寿老幻」と「聖海帝」の名前がシールで出たのは初めてだったような。(※確か初出はNDS「ビックリマン大事典」だったはず)



旧シリーズのイラストを再録したダブルシール。
全て仕様は1枚目のクリアシールを剥がすと、2枚目には1枚目のキャラのルーツとなったキャラシール(銀ツヤ)が存在し、裏面の台紙色がキラシールの青色に対して黄色になっています(※ナンバーは通し)。
もっとも“ルーツ”とは言え、因子が受け継がれている関係もあれば、創出された存在、パワーアップに関係した間柄など色々と。



実際に剥がしてみると、こんな感じになります。
中には「聖梵ミロク/聖梵ムガル/聖梵インカ/聖梵インダスト/異聖メディア」のような、シール1枚の中に複数のキャラがいるシールもあるのですけど、個人的にはアニバ版のアニメシールが思い出されて、微妙な印象しか抱けず。



それでも「スーパーデビル/超魔性D・D/魔神子ディドス」については、単体でシール化されていない「超魔性D・D(偽神)」が存在しているという、面白味もあるのですけどね。
とは言え、このカタチで公開されるなら、ラインナップを1種増やしてもキラカード枠で登場させればと(



ともあれ、こうして裏面イラストは全て新規作成され、中でも「スサノオロ士/天児スサノ」の裏面イラストでは、天児スサノ~スサノオロ士まで(※何故かヤマトウォーリア除く)のヤマト因子の変遷が描かれているあたり、なにやら感慨深いものが。

---という訳で、アレコレと書き連ねてみましたが、ストーリー然り、そしてダブルシールのラインナップの中途半端さ(※特に幻神+神帝の組み合わせ)からしても、それが「ルーツ伝Ⅱ」になるのかどうかは兎も角、おそらくシリーズはこれからも続いて行く様子ですね。
いずれは間接的ではない、より直接的な繋がりとして---異聖メディアが源層界を追放→曼聖羅を建国、聖神ナディアによる次神子創造、聖魔分裂→第1次聖魔大戦勃発など、旧シリーズ直前のストーリーにも触れていくと思われますが、弾を重ねれば“若き日のスーパーゼウス”なんてシールも登場…すると面白いかなw


◇ビックリマンチョコ ルーツ伝(全43種=キラシール:21種+ダブルシール:22種)

>キラシール:21種(※R-01~10は、グリーンハウス制作)
R-01 天道ヤマト
R-02 天霊牛若
R-03 天遊男ジャック
R-04 天豊フッド
R-05 天界一本釣
R-06 天幻ピーター
R-07 天夢アリババ
R-08 聖フェニックスS
R-09 サタンマリアB
R-10 魔肖ネロン
R-11 異聖メディナ
R-12 魔肖デカネロ
R-13 大聖ハートタングート
R-14 聖像エニグマ
R-15 聖岩固スピルーツ
R-16 常緑神スピルーツ
R-17 超法師スピルーツ
R-18 寿老幻スピルーツ
R-19 聖海帝スピルーツ
R-20 魔黒デザート・ネロ
R-21 愛然タレイア

>ダブルシール:22種(※表示は“1枚目/2枚目” “/”は複数のキャラクターが存在している場合)
R-22 ヤマト爆神/ヘッドロココ(※飛翔)
R-23 ポンプ幻神/牛若神帝
R-24 レスQ幻神/神帝フッド
R-25 クリスタル幻神/神帝男ジャック
R-26 聖Y牛若/聖霊牛若
R-27 聖Gフッド/聖豊フッド
R-28 聖O男ジャック/聖遊男ジャック
R-29 聖Rピーター/聖幻ピーター
R-30 聖B一本釣/聖界一本釣
R-31 聖Vヤマト/ヤマト爆神(※TYPE Ⅱ)
R-32 聖Iアリババ/ゴーストアリババ
R-33 ヘッドロココ/聖フェニックス(※聖戦衣化)
R-34 サタンマリア/魔胎伝ノア
R-35 ワンダーマリア/ノアフォーム
R-36 アンドロココ/愛然かぐや/聖神ナディア
R-37 FussyMR./シヴァマリア/ラファエロココ
R-38 アレキサンマルコ/ピア・マルコ/サン・マルコ
R-39 デカネロン/魔肖ネロ
R-40 聖梵ミロク/聖梵ムガル/聖梵インカ/聖梵インダスト/異聖メディア
R-41 スサノオロ士/天児スサノ
R-42 ダークヘラ/魔黒ヘラ
R-43 スーパーデビル/超魔性D・D/魔神子ディドス(※超魔性D・Dは偽神姿)