三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

パイロット万年筆 SUPER 60

2019-06-19 21:14:44 | 日記
昨日行きつけでもない古本屋に久しぶりに立ち寄りました。多分1年とか2年
ぶりでしょう。店内には古本のほかいろんな中古品があふれんばかりです。
その中でパイロットの万年筆を見つけて買って帰りました。

実はこのての万年筆は数本持っていて,今回の物も同じ SUPER 100 だと
思っていました。しかし,虫眼鏡を使って刻印を読むと,SUPER 60 だとい
うことが判明しました。たしかに細かいところが違っていました。

まあ,そんなことはどうでもいいのです。さっそく中身を調べました。――や
はり吸入器のゴムが劣化して使い物になりません。
新品の吸入器を買って強引に取り付ければことは済むのですが,それでは面
白くありません。ここは一工夫して安く上げたいところです。
1日考えた末,熱収縮チューブの利用を考え付きました。手持ちの中から選ぶ
とぴったり合いました。

端の方は熱を加えてくっつけました。これでスポイト式の吸入器が完成しま
した。
インクを取り込んで立派に字が書けることを確認しました。

さあ,これからわたしの筆記具の仲間入りです。

今では万年筆というのはほとんど死語になっています。使えない人もいます。
しかし,わたしは毎日常にシャツの胸ポケットに1本差して携行しています。万
年筆,いいですね。
以上

馬ヶ岳・廃道(?)をゆく

2019-06-18 05:47:19 | 日記
昨日は近場の馬ヶ岳に登りました。標高216メートルの低い山です。
頂上は2つの峰からなり,遠方からはその姿が馬の背に似ているということ
からの命名だそうです。その頂上には戦国時代山城が築かれたそうで,数年
前NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」で有名になりました。ご存知のかたもい
らっしゃるでしょう。
さて,昨日はこれまでとは違ったコースで登りました。下の地図をご覧くだ
さい。

中央上の丸の中にPと書かれたところが駐車場です。馬ヶ岳登山・散策のため
に設けられたもので10台以上の車が駐車できそうです。
その駐車場から赤い破線で記入したコースで登りました。(破線のコースは
わたしの印象で描いたものなので正確ではありません。)最初のうちは登山
道と思しき踏み跡が残っていましたが,城の遺構(と思われる)が現れたあ
たりでほとんど消えてしまいました。
その遺構です。

排水路でしょうか?戦国時代に築かれたとすれば400年余りの時を経ていま
す。まだしっかりしているようです。
さて,その遺構からは道らしい道はなく,わずかに断片的に木の幹にに貼ら
れている赤いテープを頼りに登って行きました。もちろん,このテープが登
山の経路を示しているという保証はありません。急な斜面をよじ登って行く
ととある場所に祠がありました。

セメントづくりのようですから比較的新しい物でしょう。本尊は千手観世音
のようでした。
そこから間もなく馬ヶ岳~御所ヶ岳縦走路に合流。

ホトギ山は御所ヶ岳の別名です。馬ヶ岳の頂上まではあと一息でした。
この日は五月晴れで眺望も抜群でした。国東半島沖の姫島も見えました。わ
が故郷の霊峰英彦山も望まれました。

一休みして下山開始。今度はこれまで何度も通った通常の登山道を辿りまし
た。
いずれGPSなどを利用して昨日通ったコースを正確に同定したいと思ってお
ります。
以上

久しぶりの福智山

2019-06-16 19:52:43 | 日記
まずは前々回の記事の訂正です。初めから5行目です。
誤 Coleman Feater 442
正 Coleman Feather 442
いつものおっちょこちょいでした。

さて,きょう久しぶりに福智山に登りました。
夜中に雨が降り,それは朝方まで続きました。どうなるか心配でしたが,出
発時刻の8時には止んでおり,再び降るような気配はありませんでした。
予定どおり8時出発。
いつもより遅いのですが,それは近所の人4人を連れて行くためでした。案
内を頼まれたのです。案内など不要なのですが,4人全員女の人だったので
まあ用心棒という位置づけでしょう。

9時に登山口に到着。いつもの上野(あがの)です。しかし,頂上付近は雲
にかかって見えません。若干不安に思いながら歩きました。
ほぼ2時間後に頂上に到着。残念ながら雲のため眺望はありませんでした。
しかし,昼食をはさんで寛いでいるとときたま雲がきれて下界が見えます。
いいですね。この瞬間。
12時少し前に下山開始。すっかり晴れ上がっていました。
登りでは気づかなかったヤマボウシの花が目に付きました。

白い花びらに少し赤が混じっているところがいいですね。
ヤマボウシの花は最初薄緑色をしていて,その後純白になります。さらに
その後赤くなるようです。赤くならないものもあるようです。なお,赤く
なるのもいろいろあるようです。

頂上付近を振り返るとヤマツツジの花が目に付きました。

いいですね,この赤。ことしはもう見ることができないものと諦めていた
のでした。きょう登って本当によかったと思えた瞬間でした。

山の岩が下山する私たちを見送ってくれました。

いつもの力強い「山」の岩です。次回はいつ会えるでしょうか?
以上

窓貼りアンテナ

2019-06-14 20:38:46 | 日記
知人の依頼で室内用のアンテナを作ってみました。周波数は435MHz帯。室
内でも一番効率の良さそうな窓ガラスに貼りつける方法を考えました。
百聞は一見に如かず。まずはその外観をご覧ください。

何と申しましょうか?地線が2本のブラウンアンテナと呼べばいいでしょう
か?ブラウンアンテナは俗にグランドプレーンと呼ばれていますが,一般に
地線は3本または4本です。しかし,2本でもいいのです。ただし,水平面に
指向性が出てくるでしょう。まあ,そんなことは大した問題ではありません。
スペアナでリターンロスを観測しました。と言うか,リターンロスを見なが
らエレメントの長さを調節したのです。

何かがたがたしていますが,まあいいでしょう。かなり帯域の広いアンテナ
が出来上がりました。
以上

Phoebus 625 灯油で燃焼

2019-06-13 06:16:23 | 日記
ここのところコンロに注力しています。
わたしはアウトドア用のコンロを5台持っています:
手に入れた年代順に
SVEA 121L
Coleman Feater 442
Phoebus 625
Phoebus 625
Optimus No.111
最初の物はわたしが学校を卒業し,登山を本格的に(?)始めたころ買っ
たものです。もう50年近くなります。まだ健在です。完動品です。
つぎのコールマンはガソリン仕様です。予熱が不要ということが魅力でし
た。今では調子が悪く,使えません。
最初のPhoebus 625は会社の先輩からいただいたものです。最初は灯油
仕様でしたが,専門店で点検してもらった結果ガソリン仕様に替えさせら
れました。今では先輩の形見になってしまいました。
2代目のPhoebusはインターネットで購入したものです。今回の記事の対
象品です。
最後は最近フリーマーケットで手に入れた灯油仕様のコンロ。そのレスト
ア話は3回にわたって投稿しました。

さて,今回は2代目のPhoebusです。
まず,その外観(ケース)をご覧ください。

まあ,これは単なる缶々ですね。オーストリア製です。登山を始めた頃
これを手に入れたくてたまりませんでした。
インターネットで手に入れたのはその30余年後。実はガソリン仕様と信
じてこれまでガソリンを燃料として使ってきました。
ところが,今回改めてノズルを見ると,

Eと刻印があるのを発見しました。これは灯油仕様の記号です。あれれ?
できれば灯油の方がいい。何しろ安全で,入手も容易です。(ガソリン
は普通のガソリンではなく,ホワイトガソリンを使わなければなりませ
ん。高価だし,販売店も限られています。)
さっそくガソリンを抜いて灯油を入れました。
燃焼試験です。まず,アルコールで予熱します。

灯油だから,たっぷり予熱します。
炎が消えたらバルブを開いてガスに点火します。

いい感じに燃焼します。安定しています。
今後は灯油で愛用しましょう。
以上