とうきょう

「グル☆ちゃん、神田駅から須田町方面へ行くよ」☆
「ＯＫ！ボス！」☆
「ＪＲ神田駅北口からまっすぐ歩くよ」☆
「という事は、例のあそこですね」☆
「そうそう、例のね」☆



「ありました～、例のが！」☆
「ささ、早く地下へ行くよ」☆



「神田一安い店『とうきょう』はいつ来てもそそられます」☆



「今日はハイボールが１４０円ですよ」☆
「浴びるほど飲める（笑）」☆
「ハイボールのプールがあれば一日中泳いじゃうんですけどね」☆
「あはは～（笑）」☆



「では１杯目のカンパーイ！」☆
「こちらの料理は１０００円以上が見当たりませんね」☆
「居酒屋で一品１０００円出せないだろう（笑）」☆
「ですよね～、１０００円でベロベロになれるのが普通ですからね」☆
「ここはそういうお店だよ」☆
「ではさっそく、、」☆



「厚揚げ焼きから～」☆
「玉子焼きにも見える（笑）」☆
「あはは、似てますね～」☆
「小さい頃は、玉子焼きがご馳走だったんだ」☆
「そうでしたね～、４０年～５０年前の東京では玉子１個が１０～２０円でした」☆
「その頃コロッケが５円だったから高級食材だったもんな」☆
「今でも玉子は大好きです」☆



「ハムサラダもいい感じ」☆
「ハムもそうだった」☆
「高かったから、１年に何度かしか食べたれなかった～」☆
「バナナも高級な果物だったし」☆
「メロンなんか見た事なかったですね（笑）」☆



「カツ煮も頼んでおいたよ」☆
「昭和４０年ごろ、東京の品川区の肉屋さんでトンカツは１枚３０円からでした」☆
「１００円のトンカツは大きすぎて食べられないぐらいだったね」☆
「カツ丼の方が天丼より値段が高かったのもこの時期だね」☆
「そうでしたね～、魚介類はとても身近だったからでしょう」☆
「毎朝、あさり売りのおじさんが来て、１杯２０円ぐらいだったな～」☆
「懐かしいです」☆
「そんな昭和のいい思い出を『とうきょう』で味わえるんだ」☆
「こういうお店はずっと続いてほしいです」☆
「そういう事だね」☆


『とうきょう』
千代田区神田須田町1-14 栄華ビルB1F
03-3252-6507
定休日 土日祝（宴会は定休日も営業）
営業時間　通常16:30～23:30（L.O.23：00）
ランチ 11:25～14:30