勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

演奏会

2009-04-12 23:14:22 | Weblog
 趣味でアマチュアコーラスグループで活動をしているという、同じマンションに住む方から演奏会の切符をいただいた。彼女とは、普段から親しく挨拶を交わし合う仲である。

 僕も高校生の時、コーラス部に所属し、コンクールにも出場したことがある、とお話をしたことから、是非というお誘いを受けた。
 曲目は、ハイドン作曲・オラトリオ「天地創造」という、本格的なクラッシックである。ママさんコーラスと思っていた僕の認識は覆されたのだ。

 2時間を超えるオーケストラと合唱の荘厳な音楽は耳に心地よく、いつの間にかウトウトと春の夢。
音楽を聴いて居眠りがでるのは、良い演奏である証明だと、著名な音楽家が言っていた。
 僕が通った高校は、今話題のNHKの朝ドラ「つばさ」の舞台にもなった川越にある男子高校。
コーラス部は昔から定評があり、合唱コンクールではいつも上位入賞、全国大会にも出場経験がある。

 高校3年生の時、女子高との交歓会があった。
演奏曲目のひとつに、コーラスとソロの掛け合いがあり、ソロを担当した僕は、突然声がひっくり返り、裏声になってしまった。
コーラスのメンバーは爆笑し、演奏は滅茶苦茶。あとで先生に謝りに行ったが、先生は無言だった。

 今日の演奏会が終って帰るとき、出口の閉まっているガラスのドアーに思い切り顔をぶつけた。眼は良くなったはずなのに。
高校の時の罰が当たったのかもしれない。