勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

江戸の華

2009-04-03 20:42:00 | Weblog
 争うような大きな声に、春眠を破られた。
ベランダから覗くと、数台のパトカーの前で強面の男が警察官になにやら声高に話している。
 何ごとかと、近くに行って会話に聞き耳を立てる。
警察官の前で、対立すると思われる彼らの激しい言葉のやり取りは何故か関西弁。
ここは東京下町である。こんなときの関西弁は迫力がある。 
 浅草千束の、名にし負う吉原地区。この辺りをソープランド街と言う。
そしてこの界隈には、浅草特有の怖いお兄さん達も多い。その筋の人たちのトラブルのようだ。

 幸い大きな争いにはならず、間もなくパトカーも退散し、お兄さん方も三々五々どこかに散って行った。

 咲き惑っていた桜も、ポカポカ陽気に誘われて、一気に満開を迎えた東京だが、江戸の華といわれる火事や喧嘩はあまり有り難くない。ましてや我が住まいの近くでは。。。