勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

PEACE

2008-08-04 22:08:15 | Weblog
 慶應義塾大学看護医療学部に招かれて、終末医療についての話をさせていただいた。医療・保険・看護の分野で国際貢献をしたいと考える、慶應義塾大学看護医療学部生が集まる、国際協力研究会PEACEのメンバー同士の自主的な勉強会での、僕の体験談である。 

 我がブログでも、過去に何度か取り上げたこともあるが、「在宅ホスピス」という新しい分野で活躍され、「ホームケアクリニック・川越」の代表者でもある、お世話になった川越 厚先生からの依頼であった。

 今年のメモルの集いには、出席する返事を出していたのだが、風邪をひいてしまい、参加できなかった。このPEACEの会のリーダーが、「ホームケアークリニック・川越」でボランティア活動をしているという。
 今日の勉強会は、当初10人ほどと言われていたが、会のリーダーを含めた男子3名と女子14名、あわせて17名の学生さんが集まってくれた。

 僕の「在宅ホスピス」の体験談と、質疑応答、そしてグループ毎のディスカッションの3時間は、またたく間に過ぎた。自分の考えのすべてを伝えるのは難しい。彼らの役に立つことが出来たかどうかは疑問だが、真剣に耳を傾け、時には涙して聞いてくれた彼らに感謝したい。

 このブログを投稿しようとしたいま、22時05分、リーダーからの電話で、出席した皆さんが大変喜んでくれたということを告げられた。ちょっとうれしい。

最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
猛暑の中~ (コスモス)
2008-08-04 23:26:07
学生さんは、
皆医師を目指してるのでしょうね
川越先生

賛育会病院長と記憶していますが?
渡部さんこちらのホスピスでお世話になりました
返信する
おはようございます (ippu)
2008-08-05 06:03:05
fujiさんはそうした面でも社会貢献をされているのですね。
尊敬します。
≪僕の「在宅ホスピス」の体験談と、・・・≫
奥さまは癌で亡くなられたのですか?
返信する
看護医療 (正子)
2008-08-05 07:07:04
高齢者の増えてきた現在切実な問題ですね。ホスピスのありかたもテレビなどでも取り上げていますが、なかなか理想的なホスピスは少ないようです。
返信する
ホスピス (楽母)
2008-08-05 13:32:35
癌で亡くなった父を看取っていて、ひとつ
心残りなのは、病院じゃなく、ホスピスで
最期を過ごさせてあげられなかった事。
在宅ホスピスというのはよく分かりませんが、
少なくとも、病室よりは快適でしょう。
命の残りの見えてた父には、あれもダメ、
これもダメの病院じゃなく、ホスピスで
好きにさせてあげたかった。
返信する
これからの… (olive)
2008-08-05 18:10:07
終末医療として、
在宅にしろホスピスにしろ、自分の死をしっかりみつめて選ぶ時代になってくるのではないでしょうか。

両親は管につながれたまま病院のベッドの上で亡くなりました。
その当時は病院ならば安心!と思ってのこと。
この安心は看護する側の勝手で、両親の考えは違っていただろうな?と亡くなって20年近く経つのに後悔の念は消えません。

病院勤務で経験を積み将来は訪問看護師になりたい!
という声をよく聞きます。
在宅看護が可能になるよう期待したい!ですね。
返信する
Unknown (ポンチ姫)
2008-08-05 19:48:53
すごく、私にとって、避けて通りたい、さけれない、在宅で、・・・病院で、田舎ゆえの悩み・・・なるようになるさ・・です
返信する
★終末医療 (勿忘草)
2008-08-06 02:05:09
◆猛暑の中~ (コスモスさん)

≫学生さんは、
≫皆医師を目指してるのでしょうね

皆さん熱心な方たちでした。

≫川越先生
≫元
≫賛育会病院長と記憶していますが?

院長を務めていたそうです。

≫渡部さんこちらのホスピスでお世話になりました

そうでしたね。

◆おはようございます (ippuさん)

≫fujiさんはそうした面でも
≫社会貢献をされているのですね。
≫尊敬します。

尊敬されるようなことはしていません。
お世話になったので何かのお役に立ちたいと思うだけです。

≫≪僕の「在宅ホスピス」の体験談と、・・・≫
≫奥さまは癌で亡くなられたのですか?

大切な人を亡くしました。

◆看護医療 (正子さん)

≫高齢者の増えてきた現在切実な問題ですね。

病院は3ヶ月で追い出されますから。

≫ホスピスのありかたも
≫テレビなどでも取り上げていますが、
≫なかなか理想的なホスピスは少ないようです。

在宅ホスピスは患者さんにとって一番の願いのようです。

◆ホスピス (楽母さん)

≫癌で亡くなった父を看取っていて、
≫ひとつ心残りなのは、病院じゃなく、
≫ホスピスで最期を過ごさせてあげられなかった事。

ホスピスは自分の死期を告げられるので
覚悟も必要のようですが。

≫在宅ホスピスというのはよく分かりませんが、
≫少なくとも、病室よりは快適でしょう。

自宅で看取るというのが在宅ホスピスです。
医師と看護士が自宅に来てくれてケアーをしてくれるのです。
延命治療をせず、家族に看取られながら、自然な形で死を迎えるというのがコンセプトのようです。

≫命の残りの見えてた父には、あれもダメ、
≫これもダメの病院じゃなく、
≫ホスピスで好きにさせてあげたかった。

それを在宅でできるということがいいですね。

◆これからの… (oliveさん)

≫終末医療として、在宅にしろホスピスにしろ、
≫自分の死をしっかりみつめて選ぶ時代に
≫なってくるのではないでしょうか。

在宅ホスピスは全国に広がっているようです。

≫両親は管につながれたまま
≫病院のベッドの上で亡くなりました。

管につながれた状態をスパゲッティというそうですよ。

≫その当時は病院ならば安心!と思ってのこと。
≫この安心は看護する側の勝手で、
≫両親の考えは違っていただろうな?と
≫亡くなって20年近く経つのに後悔の念は消えません。

そのとおりです。
患者にとって一番が何かを考えることが大切ではないかと思います。

≫病院勤務で経験を積み将来は訪問看護師になりたい!
≫という声をよく聞きます。

生徒さんたちの志もしっかりしていました。

≫在宅看護が可能になるよう期待したい!ですね。

そのような施設も多くなってきたようです。
患者側の条件にもよりますね。

◆Unknown (ポンチ姫さま)

≫すごく、私にとって、避けて通りたい、さけれない

時には誰もが迎える死というものを考えることも必要かと・・・。

≫在宅で、・・・病院で、田舎ゆえの悩み・・・
≫なるようになるさ・・です

あまり深刻になる必要はありませんが。(ニッコリ♪)
返信する

コメントを投稿