台風が去ると急に風が冷たくなった。窓から差し込む陽は長く、風の音にも、草木の香りにも、深まる秋が忍び寄る。
久しぶりの暖かな朝、窓を一杯に開けた。一段と増した金木犀の香りが、風に乗って朝の陽射しと共にやってきた。ベランダから覗く植え込みには、刈り込まれた木に散りばめられた金の花。
この花の香りに必ず思い出す悲しい想い出は心に秘めて、張り切った夏の疲れからか、萎えかけたモチベーションに気合を入れる。
金木犀の香りの下で母親に連れられた子供が言った、「あっ、トイレのにおいだ!」。秋はそれぞれの想い出が詰まったにおいがする。
久しぶりの暖かな朝、窓を一杯に開けた。一段と増した金木犀の香りが、風に乗って朝の陽射しと共にやってきた。ベランダから覗く植え込みには、刈り込まれた木に散りばめられた金の花。
この花の香りに必ず思い出す悲しい想い出は心に秘めて、張り切った夏の疲れからか、萎えかけたモチベーションに気合を入れる。
◇きんもくせい◇
冬服に着替えた日
ほのかなやさしさが
私をつつんだ
それは樟脳のにおいだった
運動会を見に来てくれた母の
装った母の
きものの裾のにおいだった
-星野富弘さん-
冬服に着替えた日
ほのかなやさしさが
私をつつんだ
それは樟脳のにおいだった
運動会を見に来てくれた母の
装った母の
きものの裾のにおいだった
-星野富弘さん-
金木犀の香りの下で母親に連れられた子供が言った、「あっ、トイレのにおいだ!」。秋はそれぞれの想い出が詰まったにおいがする。
熊本は今日は久ぶりに
ぽかぽか陽気です。
芳香剤があまりにも上手にできてしまった
せいでしょうね。 トイレの・・・って可哀想すぎる。
夜の闇の中でも金木犀の木だ!!
と、わかります。
金木犀の香りだけは、はっきりわかります。
香りを感じた瞬間は、
すべてを忘れさせてくれますね。
今朝のラジオで、金木犀に関しての感想が伝えられていました。
花粉症で苦しめられている人、匂いを嗅ぐと吐きそうになるという親子。
世の中いろいろですね。
熊本も東京も金木犀が花ざかりですね。
この香り、僕は大好きです♪
◆遊歩道(陽子さん)
花は見えずとも香りが気付かせてくれます。
◆芳香剤(楽母さん)
僕は花の香りのする芳香剤は使わないことにしています。(笑)
◆秋の香り(ぱせりさん)
この香りがすると秋だなぁって思います♪
◆香り(コスモスさん)
僕なんか、香りを感じなくても
すべてを忘れます♪(笑)
◆金の花(正子さん)
この香りは子供の頃を思いださせてくれるのでしょうか?(ニッコリ♪)
◆花粉症(ippuさん)
この花で花粉症とは悲しいですね。
この香りで吐きそうになるのも気の毒。
僕は悲しい想い出が蘇ります。