勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

擬宝珠

2015-07-15 21:41:06 | Weblog
 橋や寺社の欄干に取り付けられた葱坊主に似た飾りを擬宝珠(ぎぼし・ぎぼうしゅ)とかいうが、蕾がこの形に似ていることから名がついたギボウシという花がある。


 数日前から我が家の鉢植えのギボウシが咲いた。連日の猛暑に涼やかな色の花が風に揺れながら、わずかな涼を届けてくれる。

 京都の鴨川に掛かる五条大橋は牛若丸と弁慶の一騎打ちで有名だが、牛若丸は橋の欄干や擬宝珠の上を飛び交ったのだろうか。その鴨川を歌った僕の好きな「鴨川艶歌」でも2番の歌詞に擬宝珠という言葉が出てくる。

鴨川艶歌
石原裕次郎&久美悦子


 石原裕次郎さんと久美悦子さんのデュエットと、部屋に飾ったギボウシの鉢と水に濡らして仰ぐと涼しさが増すという水うちわのデュエットで、この暑さを乗り切ることにしよう。