勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

立浪草

2015-04-16 14:44:22 | Weblog
 4月も半ばになるというのに寒い日が続き昨夜は暖房を付けて寝た。今日は朝から晴天になって気温も上がり、次々と芽を出したベランダの草花も、蕾が膨らみ、花開き、目を楽しませてくれている。


 本来植えてあった野草のそばに出していた芽が、ただの雑草ではないと思い、そのまま育てていたが、その草花が花開いた。本来の花はコハマギクという秋の花である。


 この花の名前を、山と渓谷社の野草の名前図鑑で調べた。図鑑によると、立浪草の一種「コバノタツナミ」という野草のようだ。植えた覚えのない花が咲くと、得した気分になる。


 立浪草は花が一方向を向いて咲く様が、北斎が描く立浪に似ていることからこの名が付いたらしいが、立浪草より葉が小さいことから「小葉の立浪」という、と図鑑にある。


 岩に植えた花の形がいいので、部屋に春を招く意味も含めて、玄関に置いてみた。足踏みをしていた春が早足になってくれるといいのだが。でも僕の春は立ち止まったままのようだ。いや、もうとっくに過ぎ去ってしまったのだっけ。。。