勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

桜橋花まつり

2013-04-08 05:05:36 | Weblog
 爆弾低気圧などという物騒な名前の低気圧が日本列島を縦断し、日曜日の天気が危ぶまれたが、幸い早朝から晴れ上がり、隅田公園の桜橋のたもと、リバーサイドスポーツセンター横で桜橋花まつりが無事開催された。


 浅草寺二天門前からの鼓笛隊パレードに引き続き、浅草雷連の皆さんによる阿波踊りが、既に葉桜になった隅田公園内を流しながら、花まつりの会場へと向かう。


 低気圧がもたらした強風の中、晴れ上がった群青の空の下、踊り手のお揃いの衣装と、統制のとれたパフォーマンスは、隅田公園に再び花が咲いたようでもある。


 雷連の皆さんのパフォーマンスは今までにも何度か拝見させていただいているが、時折強い風が吹くとはいえ、明るい春の陽射しに包まれた中での手さばき足さばきをじっくりとご覧いただきたい。














 阿波踊りが桜まつりの会場へと消えてゆくと、桜橋と書かれた提灯を下げたお神輿が、花祭りに花を添える。


 このお祭のメイン会場は、昨年あの中村勘三郎さんが、平成中村座を立ち上げ、彼の最後の舞台になった場所でもある。






 ここから見るスカイツリーは、平成中村座の舞台でも借景とし活躍したと聞くが、この日は梯子乗りの見事な演技と高さを競っているようでもあった。




 会場に作られた舞台の上でのパフォーマンスも、花まつりにふさわしい華やかさで、会場を盛り上げていた。






 初めて見たときからファンになってしまったかわいい坊やの兄弟も、弟君は今年から小学生になるという。そしてますます阿波踊りにも磨きがかかることだろう。