勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

天体ショー

2011-12-11 01:51:10 | Weblog
 澄みわたる冬の夜空に輝く月は美しい。それが満月となればなお更のこと。月の公転周期は約27.3日、月の満ち欠けの周期は約29.53日だそうだ。つまり満月から満月まで約1ヶ月を要するわけだ。冷え込んだ冬の満月の夜、その1ヶ月分の月の満ち欠けを一夜で、それも3時間半の間に見ることが出来た。

 皆既月食の今宵は満月。午後9時45分ごろから始まった月食は徐々に欠けてゆき、11時には僕の目のように細い月になった。




 更に欠け続けた月は皆既月食のピーク時の午後11時30分、闇夜の空におぼろげな光を放つ。そして再び明るさを増しながら反対側の弧が徐々に大きくなる。





 日付が変わった11日午前1時20分には再びもとの満月になり、真夜中の天体ショーは終わりを告げた。「凍れる月影空に映えて。。。♪」と、どこからか聞こえてくるような、満月の夜だった。