勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

曽我梅まつり

2011-02-14 03:31:27 | Weblog
 雪が降るなど生憎の天気だった連休も、最終日の日曜日は打って変わって雲ひとつない快晴、気温も上がり春が近いことを感じさせる好天になった。誘われて友人の車に同乗し、東名高速を西へと走る。連休の最終日とあって道路の渋滞もなく、快適なドライブ日和。

  
前方の山々を見下ろし、真っ白な雪化粧で迎えてくれる、雨上がりの澄んだ青空に聳える冬の富士を仰ぎながら走ること1時間半。


目的地の曽我梅林に着くと、案内人に従って駐車した場所は駐車料金もない畑道。


 辺り一帯に広がる梅林の規模は、およそ45ヘクタール。広大な田園の中、小田原梅の産地として、植えられている梅の木は35,000本。富士山や箱根連山を背景に、梅の香りと景観は見る者を酔わせてくれる。



富士山をバックにして咲く、7分咲きの梅の花は、どこから見ても一服の絵のようである。


 曽我梅林は、別所、中河原、原の3地区で構成され、各地区の農家が中心となって運営しているそうで、その広大な梅林を隅々まで見るのは不可能に近い。





 曽我の梅は7分咲きだが、わが身は散りかけている。梅の香りと琴の音に癒された暖かな一日は、わが人生のようにあっという間に過ぎて行った。