勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

冬隣

2010-12-01 21:03:05 | Weblog
   
今年も早残り1ヶ月となってしまった。社会通念や気象学上では、12月・1月・2月の3ヶ月を冬というらしい。



そんな冬の初めとしては暖かな朝、我が家の上空をいつもより多く飛ぶヘリコプターや飛行船。勿論スカイツリーが目当てであることは間違いない。


 春、花の名所として賑わう墨田公園は、紅葉した桜の葉が風に舞い、その向こうに聳えるスカイツリーが今朝10時前、ついに500メートルを超えた。


 昨日まで見えた高さと変わりないようだが、最上部に仮置きされていたアンテナ用の鉄塔「ゲイン塔」の揺れを抑える装置が、そのゲイン塔と合体したことで、511メートルの高さとしてみなされたのだそうだ。


 冬間近な晩秋の頃を冬隣(ふゆどなり)というそうだが、記録的な猛暑が去って、紅葉した木々の葉が風に舞う初冬の下町の新名所のアンテナ部のゲイン塔は、冬になっても成長し続け、来春には634メートルに達するという。 


 ちあきなおみさんの歌「冬隣」は、亡き夫を偲ぶ歌である。「そこからわたしが見えますか 見えたら今すぐ すぐにでも わたしを迎えにきてほしい」。姿を現した第2展望台から見る景色がどのようなものか、待ち遠しいものである。我が家も天国も見えるかもしれない。


我が家から見るスカイツリーの展望台です。