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daisukeとhanakoの部屋

わが家の愛犬 daisuke(MD、13歳)とhanako(MD、6歳)の刺激的仙台生活

「五月の別れ」

2011年05月31日 20時28分44秒 | 本・映画・CDなど


壁紙自然派 : 若葉薫る季節

 

一番好きな五月。

五月になると思い出す歌がある。

陽水の「五月の別れ」。 

 

1993年3月19日、8cmCDシングルでリリースされた。

「キリンラガービール」CMソングとして使われたが、すでに廃盤である。

 

五月になると、と書いたが今日で五月は終わり。 

満面で笑う花々、萌え上がる青草、肌に気持ちの良い微風。

今年はどれも心に届かなかった。

美しい季節は、雨の中で後ろ姿を見せている 。

 

五月の別れ
              作詞 作曲 井上陽水

 

風のことばに諭されながら
別れゆく二人が五月を歩く
木々のことばは強がりだから
風の流れに逆らうばかり

鐘が鳴り花束が目の前で咲きほこり
残された青空が夢をひとつだけ
あなたに叶えてくれる

いつか遊びに行きたいなんて
微笑を浮かべて五月の別れ
月と鏡はお似合いだから
それぞれにあこがれ 夜空をながめ

星の降る暗がりでレタスの芽がめばえて
眠りから覚めながら夢をひとつだけ
あなたに叶えてくれる

果てしなく星達が訳もなく流れ去り
愛された想い出に夢をひとつだけ
あなたに残してくれる

http://www.youtube.com/watch?v=s5BAWiaT6m8 

 

甘美な別れの歌である。

緑の風が音と音の間を吹き抜けて行くような。  

人と別れるのはたいてい三月。

三月の別れは辛いけれど、五月ならそれもいいかもしれない。

 

男には家庭があるんだろうか。

次の日曜日、女は別の男と式を挙げるんだろうか。

ひとつだけの夢って何?

恋人が人妻になって遊びに来たら、何を話すの?

果てしなく流れ去るのは、星なの、涙なの、思い出なの?

 

若い日の妄想はどこまでも広がった。

「レタスの芽」は、「氷の世界」の「りんご売り」と並んで新鮮な歌詞だった。 

 

ラジオをつけっ放しにするのが習慣になった。

そのラジオが、仙台ももうすぐ梅雨入り、と告げている。

過去、最も早い梅雨入りは、昭和37年の6月1日だそうだ。

 

来年の五月、

緑は今年よりずっと深く、

空は悲しいほど青いんだろうな、きっと。

 

 

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