10年前、お薬師様の植木市で買って来た山椒の苗を植えた。
それがどんどん育って2mほどになった。
枝に棘があるのであまり大きくしたくないと思い、1mほどになったところで何回も切っている。
山椒の使い方は多様である。
春に楽しむ若葉を「木の芽」といい、筍の煮物や吸い物の吸口として添えられる。
花が咲いて「花山椒」。
青い実が「青山椒」。
秋の熟した赤い実が「実山椒」。
さらに完熟して中から黒い種がはじけ出ると「割り山椒」となる。
赤く色づいた実と、黒い種が顔を出している実もある。
鋭い棘に気をつけて実を採取。
葉っぱも混じったが、これは捨てる。