愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
※掲載された試合にのみコメントはして下さい

シュツットガルト-バルセロナ

2007-10-03 23:39:17 | チャンピオンズリーグ
観戦日 10/3(水)       
 
愛丸’s チェック        
初戦を落としたドイツ王者が好調バルサにどう挑むか。
ホームでの一戦なだけに無様な試合はできない。
最低でも勝ち点1はゲットしたいところ。
ホームの大声援がどこまで選手に届くか、この声援がどれだけバルサにプレッシャーを掛けれるか。
ちなみに、わたくしはあのドイツ独特の雰囲気は好きじゃありません。
それはさておき、バルサはホナウジーニョが復帰。
2週間ばかしの休養でどれだけトップフォームに近づけるか。
この男が復帰したことにより、アンリをセンターに、右メッシ、左ホナウジーニョ。
トゥレ・ヤヤの故障で、中盤は攻撃的なポジションにはデコとチャビ。
アンカーにはイニエスタ。
プジョルが週末のリーガで復帰したが、ここでは控え。
マルケスとテュラムのCBコンビ。
この試合、CBには非常につらい現実が待っていた。
まずはマルケス。
開始早々にふくらはぎの負傷で退場。
代わりに入ったプジョルも後半に足をやってしまった。
その後はアビダルがCBを務めたが、このふたりの負傷が長引くようなことがあると、いくらバルサでも今後が心配。
厳しい状態のDF陣を助けたのはやっぱり強力な攻撃陣。
まだ元気だったプジョルの魂の先制点の後、アンリ、メッシ、デコあたりが必死に攻撃に転じた。
アンリは左にこだわることなく、中でも右でもしっかり自分の仕事をこなしてた。
メッシも最近の好調さをキープ。
あの切れのあるドリブルはドイツ王者といえども四苦八苦。
ちょっと持ちすぎの感がないわけではないが、あれだけしっかりキープできれば問題ない。
シェーファーがあんなに当たってなかったら、もっと点は取れてた。
肝心のホナウジーニョは所々でさすがってプレーは見せてたが、まだまだあんなもんじゃない。
完全復活までは時間がかかりそう。
この試合、そこまで目立たなかったが、イニエスタはいい仕事をしてた。
ホナウジーニョがいないときはトップのどっちかのサイド。
ボージャン、ドス・サントスが入ってくると攻撃的な中盤。
トゥレ・ヤヤがいなくなったら、アンカー。
どれも高いレベルでこなせるのがすごい。
こういう選手はどのチームの監督もほしいだろう。
ドイツ王者のシュツットガルトは前半はバルサをヒヤッとさせるような攻撃を披露。
カカウのキープ力が抜群だった。
それとファールネルド。
いつのまにか、フィニッシュできる位置にいる。
パスも出せるし、今のシュツットガルトの攻撃の起点に。
左SBのボカも強烈なインパクトを与えた。
前々回のアフリカネーションズカップでの活躍そのままだった。
あの強大な太ももから繰り出されるキックのパワーと正確さはお見事だった。
ただ、スタミナに問題がありそう。
後半、時間がたつにつれ、攻撃参加も減り、キックの正確性も衰えていった。
いかにもアフリカ人らしい。
トップのゴメスも前半は惜しいシーンを何度も作ったが、ここで決めることができず、後半はなかなかボールに触れなくなった。
やっぱりトップにボールが入らないと、チャンスにはなりずらい。
取れるときに取れないと、相手がバルサクラスなら簡単にやられてしまう。
これでシュツットガルトは2連敗。
ここからはもう負けられない戦いが続く。
アウエーで調子が上がらないみたいだから、けっこう厳しいかも。
点が欲しいからって、攻撃的な選手ばっかりを続々投入するような監督に魅力はない。
リヨンが2位で通過する確立がグッと上がった。

スコア 0-2

<得点者> 
バルセロナ   プジョル、メッシ
~愛丸's MVP~
メッシ(やっぱりこの男を止めるのは不可能なのか。ボディバランスの良さがあのドリブル突破の原動力か。しっかり点が取れるのも魅力的)

ビジャレアル-A・ビルバオ

2007-10-03 20:52:22 | リーガエスパニョーラ
観戦日 10/3(水)       
 
愛丸’s チェック        
開幕戦のデルビー・バレンシアをメスタージャで0-3と快勝を収めた後、マドリーに0-5の大敗。
そこからまたまた復活してここまで連勝中のビジャレアル。
好調の要因は守備。
G・ロドリゲスが大怪我で離脱中にも関わらず、フエンテス、シガンの屈強なCBコンビが頑張ってる。
スピードへの対応には難があるものの、力でねじ伏せるディフェンス。
アーセナルにいた頃のシガンは凡ミスの多い頼りないCBだったが、今はそうでもない。
ミスするシーンはなかなか見られない。
このスペインの地で第2の春を謳歌中。
今シーズン獲得した両SB、右のアンヘル、左のカプテビラもしっかりチームにフィットしてる。
これだけ、いい状態のDF陣だが、前半は完全にビルバオペース。
J・カパロスが昨シーズンの不甲斐無いチームを蘇らせつつある。
フエラではからっきしの印象だったビルバオが、ここはサン・マメスかと思わせるような攻撃を披露。
トップのアドゥリスはあのCBを相手にしっかりキープできるし、新加入のベレスにはスピードがある。
エチェ、イラオラで崩す右サイドも破壊力十分。
センターではJ・マルチネスがしっかりためを作れる。
ビジャレアルに全くサッカーをさせてなかった。
FK、CKの数もかなり多かった。
それでも、最後の部分がうまくいかない。
ビエラをハッとさせるようなシーンもなかった。
DF陣までをあたふたさせることはできたが、フィニッシュがうまくいかないと、点は取れない。
アドゥリスは確かに成長してるが、もう一歩上にいかないと、ウルサイスみたいな偉大なバスク人にはなれない。
それと後半投入されたジョレンテがどうにもこうにも。
あのCBコンビに子供扱い。
あの長身が全く活かされてない。
一昨シーズンのコパ・デルレイで爆発して、世にその名を知らしめたあの頃を思い出してほしい。
高い能力は持ってるはず。
今後のビルバオはアドゥリス、ジョレンテにかかってる。
中盤ではカンテラから上がってきたスサエタってのがおもしろい存在。
テクニックはかなりのもんがある。
エチェの後継者になれる。
ビジャレアルは前半をしっかりしのいで、後半、違うチームに変貌。
J・ペンタの投入が全て。
ピレスを中に、アンヘルをひとつ前に、右にいたS・カソルラを左に。
これで、両サイドが活性化。
サイドからの崩しにビルバオはあっぷあっぷになった。
たったひとりのSBの投入で、ここまで局面が変わるのもめずらしい。
ニハト、G・ロッシの動きも活発に。
ロッシはひとりでの突破に磨きがかかってる。
2、3人に囲まれても、自力突破を試みて、たいていこれが成功。
点を取るまでには至らなかったが、魅せるプレーは存分にできてた。
このビジャレアルの好調さはピボーテでしっかり危険な場所に顔出してるM・セナの存在も大きい。
この試合でも、気の効いたプレーが多く見られた。
あの位置でプレッシャーをかけ、さらにボール奪取までできれば、チームとしては非常に助かる。
昨シーズンはなんか元気がないように感じられたが、今シーズンはやってくれそう。
セビージャの調子が上がってこない今、CL圏はおろか優勝を狙えるチームに。

スコア 1-0

<得点者> 
ビジャレアル   フエンテス
~愛丸's MVP~
J・ペンタ(この男の投入がこの勝利を生んだ。周りとのコンビがぴか一。どれだけこのサイドを突破したことか)

ACミラン-カターニャ

2007-10-03 18:13:12 | セリエA
観戦日 10/3(水)       
 
愛丸’s チェック        
ミランが開幕戦で勝った以来勝利から遠ざかってる。
負けは1つだが、どうも勝ちきれない。
点も取れない。
CLではワントップで2シャドーを置く、クリスマスツリー型の布陣が大当たりなのに、セリエではなかなか爆発しない。
昨シーズンの後半はホナウドがしっかり働いたから、それなりに結果が残せてた。
そのホナウドはけがで出遅れてる。
そうなると、ピッポに頼るしかない。
あの天性の点取り屋をうまく活かしていかないと、ミランは厳しい。
自分が犠牲になって、カカ、セードルフにってことが考えられないから、ピルロあたりから裏をつくいいパスが供給されないと。
カカはそれなりの調子をキープしてそう。
切れのあるドリブルは相変らずだし、だいたいチャンスはこの男から。
そうなると、マークがカカに集中し、誰かもうひとりでもそのスペースをつくことができれば。
セードルフ、アンブロジーニといまいちピリッとしない。
このクリスマスツリー型で行くのであれば、カカぐらい頼れる攻撃的な中盤の選手がもうひとりほしいところ。
スタメンでは右SBにカフーが入ってたが、もうこのおじさんには頼れなさそう。
効果的なオーバーラップはひとつもなかった。
ただ上がってるだけで、ボールをなかなかつなげない。
後半、オッドに交代してから、攻撃の幅が広がったのは偶然ではない。
ミランはベテランが多く、チームとして完成されてるのが魅力だが、どうもマンネリ気味で、セリエのチームには読まれてる感が。
早々にスクデットを諦め、毎度のごとく、CLに集中した方がいい。
使えない、ジラ、ボネーラあたり、冬に放出して、活きのいい若手を獲得したらどうだろう。
何かのきっかけうんぬんってわけではなさそう。
カターニャは辛抱強くよく守った。
先制点を取ったときはこれは!と期待を抱かせたが。
マスカーラってファンタジスタにはなかなか興味深いものがある。
しっかりキープできるし、素敵なスルーもある。
スピネージ、マルティネスとのコンビもなかなかのもん。
この攻撃陣が奮闘すれば、残留は間違いないだろう。
これに森本がうまく絡めるようになれば・・・。
同点に追いつかれたリゴーレも運がなかっただけ。
崩されての失点ではなく、守備に関しても自信を持っていい。
GKのポリートも負傷しながら、集中を切らすことなく、最後まで必死にセーブしてた。
チーム全体から魂が感じられた。
このパフォーマンスをプロビンチャ相手にもしっかり出していってもらいたい。

スコア 1-1

<得点者> 
ACミラン   カカ
カターニャ   マルティネス
~愛丸's MVP~
マスカーラ(線は細いんだけど、なかなかボールを取られない。視野も広いし、攻撃の起点にはもってこいの選手。素敵なスルーも魅力)

マンチェスターU-ローマ

2007-10-03 13:17:20 | チャンピオンズリーグ
観戦日 10/3(水)       
 
愛丸’s チェック        
絶好調とまではいかずも、無失点で勝ち星を重ねているユナイテッドと、最近、下降気味のローマの一戦。
昨シーズンもCLのベスト8で激突した両チーム。
このオールドトラッフォードでは7-1とユナイテッドが圧勝した。
まだGLだし、あんな試合にはならないだろうが、今のローマの状態を考えると、インテル戦みたいなことにはなるかも。
ローマはあのゼロトップシステムの流れるようなサッカーがしっかりできれば、ユナイテッドの鉄壁DF陣を崩せるかも。
この試合、両チームともセカンドGKがスタメン。
これを考えると、シュートが多くなるような試合になると予想したが。
前半は両チームとも様子を伺うようなサッカー。
行くとこは行ってはいたが、決定的に崩すとこまでいかず。
なんかピリッとしたものを感じなかった。
どちらもここで勝ち点を落としたくないって感じがひしひしと伝わってきた。
ユナイテッドはしっかり守ろうと思えば、それができるチーム。
ローマは縦方向の攻撃には耐えれるが、横からこられると案外もろい。
そのことをわかってるかのように、ユナイテッドはサイドからの仕掛けが中心。
ローマの弱点うんぬんより、このチームにはいいサイドアタッカーがいるんだから、こういう攻撃になるか。
ローマの方がボールが動いて、人も動くという印象が強いが、ユナイテッドもポジションチェンジを繰り返し、よく動いてる。
ただ、しっかりしたトップがいるかどうかの違い。
確かに、トッティには高い得点能力があるが、最近、なかなかフィニッシュに絡まない。
引いてからのパス出しの方が目立つ。
クシュチェクがGKだったし、もっと狙っていってもらいたかった。
見事なヒールパスには唸らされたが、これだけではユナイテッドDF陣を崩せなかった。
今のローマがこうなのは、マンシーニに問題がありそう。
あまり切れが感じられないし、どうも疲れてる様子。
ひとりでってプレーも目立つし、チームにはまってないような・・・。
ユナイテッドはチームとしてのまとまりがローマより上。
完成度でもやっぱり上。
それに頼れるFWがいる。
ルーニーがナニのスルーをダイレクトで逆サイドに決めて見せた値千金ゴールは、自身のシーズン初ゴール。
これで、ルーニーも軌道に乗ってきそう。
まだ、テベスかサハかパートナーがはっきりしてないが、この男なら、どっちと組んでも自分のプレーを発揮できるはず。
それにしても、ユナイテッドのDFにはかなりの完成度を感じる。
CBは固定だが、右のSBはいろいろ人が変わるのに、点を取られない。
リオがしっかりまとめてる。
GKが変わっても無失点なわけで、どこが、この鉄壁DFに穴を開けることができるか。
この試合の終盤、C・ロナウドが肘打ちを食らって出血。
血を見たC・ロナウドは一気に戦意喪失。
3人の選手交代が終わっていたにもかかわらず、ピッチを後にしてしまった。
これを許したサー・アレックスには頭が下がる。
あのローマ相手に残りの5分ぐらいは10人でいけると判断。
ローマはなめられたもんだ。
あそこで、エスポージトがフリーを決めてれば・・・。

スコア 1-0

<得点者> 
マンチェスターU   ルーニー
~愛丸's MVP~
R・ファーディナンド(エレガントでハードでクレバーなディフェンスを披露。DF面だけでなく、チームキャプテンとしてもしっかりやれてた)

インテル-PSV

2007-10-03 11:07:37 | チャンピオンズリーグ
観戦日 10/3(水)       
 
愛丸’s チェック        
初戦を落として、ここはどうしても負けられないインテル。
ジュゼッペ・メアッツァでの試合とはいえ、なんとか勝ち点1でも持って帰りたいPSV。
PSVはよくこの地で試合をしてた感が強いが、それは全部ミランが相手で、インテルとは初対戦。
好調インテルが試合の主導権を握って、PSVが守る展開になるはず。
インテルはフィーゴのボールキープが効いた。
とにかくここにボールを預けてれば、しっかりキープできる。
トップ下で右に左によくボールを引き出してた。
ダクールがけがで出場できず、カンビアッソの飛び出しがなかなかなく、ソラーリもそんなにいい出来ではない。
スタンコビッチは相変らず元気がないし、こうなると、フィーゴに全てがかかってくる。
それを期待通りの動きでチャンスを演出するあたり、さすがフィーゴ。
この男が残留してくれてほんとに助かってる。
それと、絶好調男ズラタン。
PSVはちょっとズラタンへの対応に気を使いすぎ。
神経質になりすぎてた。
普通の対応が出来てれば、あのPKは与えなかったはず。
前を向いたズラタンにファールってならわかるが、エリアぎりぎりの位置で、なおかつ後ろ向きのズラタンにあそこまでいかなくても。
守備には人もいたわけで、クロンカンプには悔やまれるDFになった。
2点目のズラタンのヘッドはあれはほんとに狙ったのか?
どうにもファーからの折り返しのような気がするが。
それでも、調子の良さからか、いい軌道でゴールに吸い込まれた。
ゴメスの対応があってたのか、間違ってのかはどっちかよくわからない。
フィーゴ、ズラタン、サネッティに振り回されてPSVだった。
そのPSV、主力がいなくなったのが非常に響いてる。
精神的支柱のコクーがいなくなったのが、痛い。
失点後のチームとしての対応がよろしくなかった。
まだ行くぞ!って喝をいれてくれるようなキャプテンがほしいところ。
ラゾヴィッチ、ペレスと高い能力はあるが、スピードに欠けてる。
ファルファンがこのスピードを補えればいいのだが、なんかちぐはぐ。
インテルのDF陣はスピード勝負されると、意外ともろい。
この部分をしっかりつければよかったのだが・・・。
インテルと比べると、どうしても小粒感はいなめないので、もっとチームとしてのクオリティを高めないと。
フィリップススタディオンでもこういう状態なら、勝ち点1も厳しい。
キブがイエロー2枚で退場になって数的優位にたち、クーフェルマンスを投入してやることも明確になったのに、それができない。
もっと放り込んでよかった。
クーマンがそんなにいい監督には思えないんだけどな~。
インテルはサスペンションでDF陣があっぷあっぷの中、キブが次節サスペンション。
この試合はカンビアッソが途中からCBに廻ったが、次もこうなるのか。
カンビアッソの攻撃参加がなくなるおは、ちょっと苦しいかも。
どうするマンチーニ。

スコア 2-0

<得点者> 
インテル   イブラヒモビッチ
~愛丸's MVP~
カンビアッソ(アンカーでしっかりやったかと思うと、次はCB。ボールカットの技術やカバーリング、そつなくこなしてた)

サラゴサーセビージャ

2007-10-03 03:12:37 | リーガエスパニョーラ
観戦日 10/2(火)       
 
愛丸’s チェック        
調子の上がらない両チームの戦い。
昨シーズンのあの勢いはどこに。
セビージャはシーズン開幕前からの過密日程、それにプエルタの死という過酷な現実があった。
それに、CL出場ってのもある。
一回、あの勢いを取り戻すと、好調を持続できると思うが。
両チーム、ここで勝って勢いを取り戻したいところ。
サラゴサは前半、全く見れたもんじゃなかった。
R・オリベイラとD・ミリートのツートップ。
その下は左アイマール、右にガビ。
ドブレピボーテはサパテルとリュクサン。
前節のバルサ戦の教訓をいかして、中盤ロンボは止めにして、しっかりドブレピボーテにしてきた。
これで、守備面では多少安定感が出た。
アジャラがいないから、パボンじゃ危なっかしい場面もあったが、まずまず対応はできてた。
アジャラが戻ってきたら、もっと安定してくるはず。
守備はいいとして、攻撃は全くダメ。
R・オリベイラとD・ミリートは全くコンビとして成り立ってないし、アイマールも孤立することが多い。
ガビはいてもいなくても一緒。
SBの攻撃参加もないし、これでは点は取れない。
ファンフランはだいぶ衰えが目立ってきた。
もっと活きのいい若手がほしいところ。
こんなダラダラサラゴサだったが、後半、ひとりの男が流れを変えた。
ダレッサンドロ。
V・フェルナンデスは何を考えてるのか。
どう考えても、ガビよりダレッサンドロ。
昨シーズンあれだけ良かったサラゴササッカーをどうして変える必要があったのか。
後半8分に、このダレッサンドロの直接FKで先制。
ここからのサラゴサのサッカーは見ててワクワクした。
やっぱり、アイマール、ダレッサンドロのダブル司令塔がしっくりくる。
ツートップでいくも良し、ワントップでその下を3人で4-2-3-1でも良し、これからのサラゴサには期待大。
この勝利がきっかけになるはず。
早くけが人が復帰して、リーガとUEFA杯、両方狙ってもらいたい。
セビージャはチャンスがなかったわけだはなかった。
J・ナバスは好調をキープ。
D・アウベスも開幕当初よりも状態は上向き。
でも、まだまだあの切れにはほど遠い。
セビージャの生命線である右サイドは、D・アウベスの調子が上がってくるのを待つしかない。
左はアドリアーノが全く切れがない。
ここでやっぱりプエルタの存在が大きなものに。
両サイドからのあの攻撃はもう見れなくなるのか。
セビージャがきっかけを掴むためにはサイドからの崩しが戻ってこないと。
ここで疑問だったのが、今セビージャで一番調子が良く、この試合でもひとり輝いてたJ・ナバスをどうして途中交代させたのか。
最後まで使ってたら、サラゴサも嫌だったはず。
ヘナトを入れるのはわかるが、ポウルセンでは守備が固まるだけ。
S・ケイタを攻撃に回したかったのかもしれないが、これがほとんど機能しなかった。
CLに向けて休ませたかったはずのカヌーテも投入したが、いいとこまではいったが、ゴールは割れなかった。
C・サンチェスも当たってたが、それでも、決めれるシーンはあった。
今のセビージャには運もない。
これでリーガ3連敗。
ここからどう立て直す、J・ラモス。
その手腕に期待しよう。

スコア 2-0

<得点者> 
サラゴサ   ダレッサンドロ、S・ガルシア
~愛丸's MVP~
C・サンチェス(何度ビッグセーブを見せたことか。対応がいまいちだったパボンを怒鳴ることなく、行動で示してくれた)