愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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リバプール-マルセイユ

2007-10-12 21:48:32 | チャンピオンズリーグ
観戦日 10/12(金)       
 
愛丸’s チェック        
先週のミッドウイークのCL。
アンフィールドのサポーターが試合終了を待たずに帰路へついたという情報を仕入れたため、どうのような試合だったのか見てみたかった。
あのアンフィールドのサポーターですよ。
チームがどんな状況でも心から応援する人たちなのに。
マルセイユの出来があまりにも良すぎて、どうしようもなかったのか。
それともミスが多く、魂の抜けたプレーに終始したのか。
リーグでの好調さを考えると、どちらも考えづらいんだが・・・。
この試合、リバプールから気持ちが全く伝わってこなかった。
もろもろの理由でターンオーバー。
大事なCLで、このメンバーで挑むってことは、ラファは今シーズン、プレミアに重点を置いてそう。
トップはプレミアでは好調なF・トーレスとめっきり出番の減ってるクラウチの2トップ。
中盤は左にレト、右にベナユン、センターはジェラードとシソコ。
DFラインはアルベロアを休ませF・アウレリオ。
マルセイユにけが人が多いからといっても、このメンバー構成にははてなマーク。
わたくし、アルゼンチンリーグもそれなりには見ておりましたが、左に入ったレトって選手は全くの初耳。
ラヌースにいたみたいだが、ラヌースでリバプールみたいなビッグクラブに移籍できるような輝いた選手は記憶にない。
そんな選手だったから、この試合でも全くのノーインパクト。
しょぼしょぼF・アウレリオとの左のコンビはプレミアでも下位のチームクラス。
F・アウレリオはもうスタメンで使われることがないかもってぐらい酷い内容だった。
この男、左足のFKだけ。
流れの中のプレーはCL、プレミアのレベルに到底達してない。
酷かったのはこの男だけではない。
シソコもかなり酷かった。
パスミスは多いし、トラップもろくそこできない。
攻撃でも守備でも足を引っ張るだけ。
失点シーンでもこの男がうまくパスを出せず、もたついたとこを掻っ攫われてからのもの。
この敗戦の第一責任者。
ジェラードは非常にやりにくそうっだった。
F・トーレスもいまいち。
CLってことで気負いが見られる。
クラウチとのコンビも最悪。
っていうか、クラウチがどうしようもない。
出れないことに腹を立ててるのかどうかわからないが、自分のセールスポイントを全く活かしきれてない。
下がってきての組み立てへの参加なんか誰も望んでないはず。
ジベ、ロドリゲスあたりにドンとこられるとすぐ倒れる。
ユーベが狙ってるみたいだから、出て行った方がいいかも。
でも、セリエだったらもっとやばいことになるけどね。
こんなしょぼしょぼな選手たちの気の入ってないプレーを見せられると、そりゃサポーターは帰りたくなる。
マルセイユはナスリがいない穴をジアニとヴァルビエナがしっかり埋めてる。
これにトップのニアングとかなりの運動量を誇る3トップ。
リバプールじゃなくてもこの攻撃陣には手を焼くはず。
これでナスリが戻ってくると、もっとこの攻撃陣は活きてきそう。
そうすると、マルセイユは怖い存在になる。
守備面でも安定感ばつぐん。
GKのマンダンダはそこまで守備機会はなかったが、持ってるものはそうとうなもんらしいから、キャラッソのけがもそんなに痛手になってない。
あまり調子に乗せたくないチームだったんだろうが、リバプールが乗せてしまったかも。
ポルトはさぞ焦ってることだろう。

スコア 0-1

<得点者> 
マルセイユ   ヴァルビエナ
~愛丸's MVP~
ジアニ(ヴァルビエナとのポジションチェンジを何度も繰り返し、左右、中央とどこからでもいいパス、シュートができてた)