愛丸のサッカー観戦記

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バレンシア-チェルシー

2007-10-04 21:23:17 | チャンピオンズリーグ
観戦日 10/4(木)       
 
愛丸’s チェック        
好調バレンシアと絶不調のチェルシーの一戦。
CLの第1戦ではバレンシアはアウエーで難敵シャルケを下し、チェルシーはホームでローゼンボリに痛恨のドロー。
自国のリーグでも勝ててないチェルシーは不安がいっぱい。
それでも、ドログバ、R・カルバーリョが帰ってきたのは好材料。
このプラスの部分をいかに活かすことができるか。
昨シーズンはベスト8でこの対決が。
そのときのメスタージャでは1-2でチェルシーが勝ってるが・・・。
バレンシアの注目点はドブレピボーテ。
アルベルダはわかるが、マルチェナがパートナー。
このQ・フローレス采配を見て、守備を中心に考えてるのがわかった。
攻めにいくなら、M・フェルナンデスを使ってきそう。
守備が売りのふたりを並べたのにはちょっとがっかりだった。
今がチェルシーを叩くにはベストの時期だったのに。
とにかく前の4人で攻めてって感じ。
この試合、ホアキンにはそれなりの切れが感じられたが、D・シルバはうまいことP・フェレイラに押さえ込まれた。
D・シルバが起点になってのいい攻撃があまり見られなかった。
シュートにいく場面も少なかったし、ここはチェルシーにしてやられた。
ビジャ、モリエンテスはまずまず。
モリエンテスがうまくDFの間でトラップして、自分がシュートにいければよかったのが、ビジャが飛び出してきてシュート。
ゴールネットを揺らしたがオフサイド。
こういうのが決まらないと、試合には勝てない。
ジッキチがバレンシアデビューを飾ったが、なかなかの出来。
もっとチームに馴染んできたら、ラシンでやってた以上の活躍ができそう。
ロングボールでパワープレーを多様するバレンシアを見たのは初めてかも。
新鮮さはあったが、これで点が入らないことには話しになんない。
右で効いてたホアキンの交代がどうにも解せない。
疲れってのがあったんだろうが、代えたのがアリスメンディって。
代えるならアングロの方がよかった。
どうも、こういう負け試合のときのQ・フローレスの采配ははてなマークがつくことが多い。
この敗戦でバレンシアはとにかくローゼンボリには2つ勝って、スタンフォードブリッジでは最悪ドロー、で、メスタージャのシャルケ戦に勝てれば上にはいけるだろう。
こんな感じでうまくいってくれればいいが・・・。
チェルシーはこの勝利でなんとなく変わってきそう。
プレミアの他のチームからは、なんで目を覚まさせたんだって怒られるかもしれないが。
よかったのはドログバとDF陣。
J・コールも1得点1アシストだったが、全体的な動きではいまいちだった。
マルダもローゼンボリ戦ほどの活躍は見られなかった。
SBの攻撃参加もあまり見られず、よくあの守備的な内容で勝てた。
ドログバって男はほんとにすごい。
ジッキチ対策でアレックスを投入し、3バックにしたグラント采配ははまった感が。
こういう勝つための術はわきまえてそう。
このアレックスの投入が、どうしても守りきって勝つって強い気持ちがピッチに伝わった。
チェルシーは気持ちが欠けてたように思う。
テリーの魂も復活気味だし、この勝利であのチェルシーが帰ってくるかも。
エッシェンのけが、R・カルバーリョのこぶは気になるが、気持ちでこれから戦ってもらいたい。
プレミアがパッとしないから、ミランみたいにCLに賭けてきたら、怖い存在になる。

スコア 1-2

<得点者> 
バレンシア   ビジャ
チェルシー   J・コール、ドログバ
~愛丸's MVP~
ドログバ(ひとりで試合を決めれる選手。強いし、早いし、うまい。アジャラだったらずるして押さえてたかもしれないが、今のバレンシアDF相手には楽勝だったか)