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映画“ライフ・イズ・ビューティフル”を見て―ヨーロッパ・ヒューマニズムの行方を思う

テレビの見れる家族共用パソコンに入っている映像を整理しようとして、見つけた映画に“ライフ・イズ・ビューティフル”というのがあった。有線放送からダウン・ロードしたもののように思うが、どのような映画かは知らなかった。とにかく多忙な年度末を終えて余裕のあるところで、見ておこうとした映画だった。 陽気なユダヤ系イタリア人がナチス支配下を明るく生き抜くヒューマン・ストーリーだが、旧ロシア共産党のトロツキーの言葉に着想を得たイタリア人ロベルト・ベニーニが、脚本・監督・主演の三役をこなした作品だという。この左派の映画を第264代ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が好きな映画として公言できる時代になったことに隔世の感がある。 こうしたヨーロッパ・ヒューマニズムが今後真に世界のグローバル・スタンダードになるの確実だろうが、中東との相克をどのように解消できるだろうか。そこで日本人はどのような役割を果たせるのだろうか。 . . . 本文を読む
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