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“宮本武蔵”を見た あるISO審査員の妄想

先週、久しぶりに “宮本武蔵”を時代劇テレビドラマで見た。これまで放映されたテレビドラマや映画、演劇はほとんどが吉川英治の同名の小説を下敷きにしているので、あらすじは大筋において変わりはないのが、他の時代劇ドラマと大きく異なる。ただどのように脚色しているか、殺陣は どうか、配役は・・・と言った点に注目が集まってしまう。 主催したテレビ局のweb上のPRページによると、“テレビ朝日開局55周年記念ドラマスペシャル”とあり、“木村拓哉が剣豪宮本武蔵の『真』の姿に挑む”ともあり、決まり文句の“豪華キャスト”のキャッチフレーズが並ぶが、見た全体の印象は“軽薄”なもので、明らかに失敗作としか思えない。殺陣もリアルを強調しようとして気合が入ってはいたようだが、それが返ってやくざの“喧嘩剣法”のような印象を与え、“軽薄”さを浮き彫りにしているような気がした。キムタクの動きは全般には良かったように見えるが、腰の動きが違うのではないかと思われる個所があり、武道を心得ていない人にキャスティングするのには無理があると思った。果たして武道の専門家はどう見たであろうか。 . . . 本文を読む
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