The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
8月に見た映画の紹介
今回も例によって8月に見た映画の紹介としたい。全24作品だった。いつものNHKプレミアムのBSシネマは9作品。8月は予定がなかったが、オリンピックや高校野球で家族がTVを独占すると昼間午後1時からのBSシネマが見れなくなることが多かったので、これまでより少なくなった。ネットで見た映画は次の15作品で、BSシネマで見れなかった分、ネット映画に頼った形になった。
ネットの無料映画では、先月は終戦の月のためか図らずも邦画の戦争モノが多く7作品となった。この中でも圧巻は“戦争と人間”である。全編で“9時間23分の長さ。物語は、1928年(昭和3年)の張作霖爆殺事件前夜から1939年(昭和14年)のノモンハン事件までを背景に、様々の層の人間の生き様から死に様までを描いている。当時の日活俳優総出演だが資金不足もあり、結果として原作全編を映画化できなかったようだ。映画化した当時は戦前の様子を知る人々も多く、社会の雰囲気もほぼ正確ではないかと思われ、歴史的事実も正確にトレースしていると思う。 . . . 本文を読む
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福田美術館と嵯峨嵐山文華館の共同美術展“京のファンタジスタ~若冲と同時代の画家たち”の鑑賞
先週は京都・嵐山で福田美術館と嵯峨嵐山文華館の2館共同で、“京のファンタジスタ ~若冲と同時代の画家たち”のテーマで美術展が開催されていたので、午後からの仕事のついでに午前中に赴いた。
文華館に入ると驚いたことに展示物のカメラ撮影OKとなっていた。そこで結構撮影をしたのだったが、結果を見ると多くが微妙にピンボケでガッカリだった。若冲の群鶏図や富嶽の大作が目立った。福田美術館では、音声ガイドの器具が無料貸し出しされていた。次々とスムーズに案内されると、印象も薄くなってしまうのだろうか。それとも疲れのせいもあるのか、印象に残っている作品は若冲の変な亀図と白隠慧鶴の金棒図以外にない。
両館通じて、江戸期の超一流絵師達の若冲、応挙、蕪村、大雅、蕭白等が自由闊達に描いた作品展示だったという印象だ。
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京都ミニ観光―貴船神社拝観と宝が池散策
先々週、先月の終わりに京都に行く用事があった。午前中早目に行ったのでそのまま帰るのは丸一日の折角の京都、もったいない。ふと思いついたのが、涼しいという貴船神社であった。地下鉄・国際会館から奥宮までタクシーで赴いた。観光客が少なく、詰めかけた車も少ないので、結構あっさり奥宮まで到達してホッとした。
人出は奥宮までにはあまり来ていなかった。鬱蒼たる森林の中のはずであったが、真夏の日差しは結構強かった。そのメイン・ストリートは、それほどの急斜面ではなく、足の痛みもなかった。ただ、奥宮を除いて中宮、本宮はメイン・ストリートから西側の急斜面に少し登ったところに社殿がある。しかし、それもわずかな距離なので、苦にならなかった。さすがに本宮は昼時ということもあるのか、人出が多かった。七夕の飾り付けが未だあった。
本宮からさらに下って、鞍馬方面からのハイキングコースがぶつかる所の蕎麦屋・伝兵衛で昼食とした。折角なので、川床にての食事とした。さすがに、川上からの冷風が涼しかった。
帰路はバスで国際会館ターミナルに出、国際会館の概観を見て、宝が池公園を散策して地下鉄・北山から帰神した。 . . . 本文を読む
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7月に見た映画の紹介
7月は終わった。そこで今回は、例によって7月に見た映画のリストを示したい。だが、7月はコロナ禍で延期になった審査で、追いまくられた。従って映画を見る時間が限られ、見た映画が少なくなってBSシネマは6本だった。ネットの無料映画も6本、これにテレビで放映された映画1本を見て、それでもいつもより少ない13本の映画鑑賞だった。仕事があったので、まぁ仕方あるまい。
BSシネマで見た“カサブランカ”は、やっぱり何度見ても良い。主人公イルザ・ラントは亡命中のノルウェー人、何となくスウェーデン出身のバーグマンに重なる。ラストでのボギー演じるリックの男気も良い。
ネットの無料映画で見た“実録・連合赤軍ーあさま山荘への道程”は、浅間山荘事件に至る70年代初頭の過激派の悲劇的事件の経緯を描いた、再現映画。昨年は三島由紀夫と東大全共闘の映画を見て、今年は偶然にもこれ。だが単なるエピソードの羅列のこの映画を見ただけでは、そのような悲劇の真因は明らかではないように感じた。 . . . 本文を読む
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久しぶりの京都文化博物館・近世京都のすがたと戦時下の前衛画家展
今月上旬、午後の研修会に久しぶりに来京したので、午前の時間を無駄にしないように京都文化博物館の展示観覧に赴くことにした。展示は次の2つ。
〇花ひらく町衆文化 ―近世京都のすがた(岩佐又兵衛筆“誓願寺門前図屏風”修復に関連して)
〇さまよえる絵筆―東京・京都 戦時下の前衛画家たち
岩佐又兵衛は驚きの荒木村重の遺子。村重自身は生き延びて、その後秀吉の御伽衆となったとあるので、親子ともども同じような職に就いたのだろうか。否、お互い生前に名乗り合って顔を合わせたことがあるのだろうか。この絵のエピソード解説は興味深いものが有った。展示は岩佐又兵衛の作品を中心に、関連した芸術作品展示と思っていたが、とにかく京都の町衆の生活が分かるような絵や物品の展示で気分が混乱した。
“さまよえる絵筆”展の絵画は、異様にグロテスクであったり、単なる模様の類や仏画に走ったもの等で、エネルギーや明るさや自由を感じないものばかりで、ただひたすら個人的内面に力なく沈潜して行くようなものばかりだったように感じた。 . . . 本文を読む
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竹原観光
今回は“緊急事態宣言明け”に、株主総会のあったマツダ本社の広島を訪れたついでに行った竹原観光を報告したい。
その株主総会が早く終わり、予定より1時間早くJR列車に乗り、海田市駅で呉線に乗り換えるべく電車待ちとした。電車待ちの間、昼食に広島駅構内で買った、あなごめし弁当を食べる。呉線に入ると、しばしば瀬戸内海が美しい。広駅でまた乗り継ぎ、竹原駅に降り立ったのは13時過ぎ。無人駅だった。
竹原町並み保存地区に入る。突当たりが、ニッカ創業者・竹鶴政孝の実家の竹鶴酒造。“今は、見学はやっておられない。”とのことで、ここはスルー。最初に飛び込んだのが豪商屋敷の松阪邸。次に訪れたのは、竹原に来た観光客は必ず行くという、西方寺鐘楼。低い山の中腹だが、海抜11mで竹原を一望可能。武士が要害を構えるなら好都合のロケーションだが、この街には武家の臭いはなかった。
山を下ってさらにメイン・ストリートを奥へ進むと、竹鶴政孝・リタ夫妻の銅像があり、その隣が白い洋館の竹原市歴史民俗資料館。“おかかえ地蔵”から、頼山陽の祖父の御宅・頼惟清旧宅に至る。メイン・ストリートの終点、胡堂に至って、ここから戻り行程。最後に道の駅“たけはら”で土産を物色。ここでレモンケーキ、ぶどうゼリー、さしみこんにゃく、竹鶴のお酒も買えた。三原で夕食にタコづくしを食べて帰路に就いた。 . . . 本文を読む
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6月に見た映画の紹介
自粛生活の中で始めた映画鑑賞の6月の実績を報告する。いつものように、NHK-BSプレミアムのBSシネマで見たものが中心だ。BSシネマは11本、ネットの無料映画は9本、計20本を見た。
BSシネマはアルフレッド・ヒッチコック監督作品が今回は特に多い。“断崖 Supctin”、“北北西に進路を取れ North by Northwest”、“見知らぬ乗客 Strangers on a Train”、“間違えられた男 The Wrong Man”、“ダイアルMを廻せ! Dial M for Murder”と5作品だった。さすがに、いずれも面白かった。
ネットの無料映画では“激動の1750日”を見て、ヤクザ映画の刺激を受けた。これは山口組、一和会の抗争事件を扱ったもの。中井貴一が武闘派の主役だ。当時は何が原因か知らず、というよりマスコミは詳しく報道しなかったように覚えている。この映画でその原因、背景、経緯等を知ることができた。この後、松方弘樹の“武闘派の道1,2”を見たが、こちらはある町のシマをめぐる抗争を扱った小品だった。 . . . 本文を読む
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この度初めての御影・香雪美術館訪問・観覧
前回同様医者通いの話が続いて恐縮だが、先週も耳鼻科に鼻水の薬を貰いに出かけた。その耳鼻科医院は阪急御影の近くにあり、その東隣には弓弦羽神社、そのまた東隣に香雪美術館という小さな美術館がある。
この美術館が阪急御影にあるのは神戸に就職した時から知ってはいたが、その後も近くにあり過ぎて、中々赴く気にはならなかった。春には桜がきれいに咲いていて、いつかは訪れてみたいと思っていたので今回耳鼻科医院に行くついでに行ってみようと思い立った。
“佛・祈りのかたち”の特集展示。図画、絵巻、神像、鈷杵、鈷鈴、鰐口等、計28点。残念ながら超一級の作品展示はなかったが、先ずは愛染明王の像なのだが、暗く不鮮明の図からスタート。2階には伝・狩野探幽“三十三観音図”33幅の展示。木像である神像は10点。平安時代のものとある。京都・松尾大社で見た神像とよく似ている。
観覧者は私一人であった。丁寧に見て回ったつもりだが、1時間強で全て見終えることができ、ほぼ予定通り。 . . . 本文を読む
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健診帰途の大阪上本町~難波ミニ観光
先週は年2回通院している大阪での健診・MRI検査に赴いたが、特に異常は見つからず無事終わった。いつもは、そのまま最寄りの駅から電車で帰るのだが、今回は大阪上本町から歩いて西進し、大阪市内中部のミニ観光とした。ちょうど近鉄難波線に沿って、その約200m南側を西にナンバまで歩いた。
生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)、通称“いくたま・はん”と隣接する生玉公園を通った。明治期には“浪速富士山”があり、戦時中は“生玉公園地下防空壕”があったとの掲示板を見つけた。“いくたま・はん”も公園も残念ながら、整備が丁寧に行われていないように感じて、非常に残念に思った。“いくたま・はん”と言い、生玉公園といい、少々荒れた印象が残る。上町台地の大阪のHeart Landがこのままで良いのだろうか。これは大阪市民の心が荒廃していることの象徴であろうか。
黒門市場は実は中に入るのは初めて。今まで外から見て、南北の1本道と思い込んでいた。今回は“キの字”の南側の短い東西の道路を東から進入したことになる。外国人観光客が少なくなったとのことで、外人との人込みは好ましくないので、今回行ってみたくなったのだ。だが木曜日だったせいもあるのか、シャッター街とは言わないが、その傾向が辛い。
土産に和菓子の饅頭とわらび餅を買って帰った。丁寧な作りで、美味かった。 . . . 本文を読む
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先月5月に自粛生活の中で見た映画紹介
今回は月初めにつき、自粛生活で始めた恒例の先月見た28本の映画の紹介としたい。
先月のBSシネマのヒッチコック映画は、“知り過ぎていた男”、“サイコ”、“めまい”、“引き裂かれたカーテン”、“ハリーの災難”の5本。“サイコ”は2度目だが、まともに見たのは初めて。ラストを知っていたので面白み低減。“ハリーの災難”はヨシモト喜劇的ギャグ?“引き裂かれたカーテン”はスパイものだが、少々緊迫力不足の印象。
“バニーレークは行方不明”はヒッチコック監督作品ではないが、よく似たタッチの作品だ。
“我が谷は緑なりき”(1941年)は、邦画“喜びも悲しみも幾歳月”(1957年)の灯台守を思い出した。木下監督が参考にしたかも知れない。これはイギリスの炭鉱夫達と家族、町の話。
この際、かつて安値で買っておいておいたDVDのマリリン・モンローの“7年目の浮気”も見た。マリリン・モンローは写真で見るよりも映像で見る方が、清潔な可愛さがあるのが印象なのが不思議だ。
テレビ放映の“エネミーライン”、“スピード2”には明らかにカットされているシーンがあると分かる。このような時間潰しのためだけのテレビ放映は、各放送局はもう止めるべき時ではなかろうか。 . . . 本文を読む
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