活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

分かるということ 2 「色受想行識」

2016年01月14日 | 法理

私たち衆生(此の物)を、たとえば分けて言えば、肉体と精神ということです。

この機能の働きに因って、私たち衆生(此の物)の中に受け込む作用があります。

その働きを受けるものが「色受想行識」です。

 

1. 「色」とは、目に見えるもの肉体です。他の「受想行識」は精神作用、即ち心の働きです。

 

2. 「受」とは、向こうから受け込んで来るすべての物の感覚です。

先程の花の例のように見た瞬間に一つのものに成れなかった為に、その後に起こった感覚です。

 

3. 「想」とは、想像して是非善悪を判断する作用です。

 

4. 「行」とは、これは活動です。次々に起こしていく意識の作用です。

 

5. 「識」とは分別する作用です。

 


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