禅病
2015年11月05日 | 禅
仏教で「空、無、本当のこと」という言葉は、特に禅で、【禅病】になるところです。
一番治りにくい禅病というのは「空、無」です。
「空になろう、無になろうとして坐る」、そういう仏教の概念の中で坐る事は、一番悪いことです。
「坐禅は坐禅なり」というお示しから言えば、「思ってはいけない、考えてはいけない」という、そういう考えを持ち、そういう考えを土台にして坐る事は大変な間違いだということです。
それとは反対に「何を思ってもいいのか、何を考えてもいいのか」という考えを土台にして坐れば、どこまでいっても「自分の考えの中で坐っている」ということになります。
ですから、これらは全部間違いということです。
考えながら坐っていることは、本当につまらないことです。
どんなに考えても【自分の考えの中でのこと】だからです。
ですから、「自分の思惑の中で坐らないようにする」ということです。
「坐禅は坐禅なり」ということです。
一番治りにくい禅病というのは「空、無」です。
「空になろう、無になろうとして坐る」、そういう仏教の概念の中で坐る事は、一番悪いことです。
「坐禅は坐禅なり」というお示しから言えば、「思ってはいけない、考えてはいけない」という、そういう考えを持ち、そういう考えを土台にして坐る事は大変な間違いだということです。
それとは反対に「何を思ってもいいのか、何を考えてもいいのか」という考えを土台にして坐れば、どこまでいっても「自分の考えの中で坐っている」ということになります。
ですから、これらは全部間違いということです。
考えながら坐っていることは、本当につまらないことです。
どんなに考えても【自分の考えの中でのこと】だからです。
ですから、「自分の思惑の中で坐らないようにする」ということです。
「坐禅は坐禅なり」ということです。