「委」は頓なり、「頓」は壊(え)なり。
「壊」は ”ヤブレル” または ”クズレル”と読みます。
その物それに成り切って、成り切るというものも無くならなければなりません。
その物に成ってその物を「證せなければ」いくらのべつ幕なしに喋っても駄目なのです。
「委」の字の真意義は説けば、手付かずです。
「そのまま」というのも及ばずです。
除くものがない、壊すものがない、本来の極浄に成ることです。
その間に認識の入る隙間はありません。
認めれば妄想です。
その物に成ることです。