人の人生は、若い人はこれから先が有(在)ると思っています。
老いたる人は過去の夢をたどって人生としています。
これは全く間違いだと思います。
「人の一生」は今日の積もったものです。
「今の積もったものが一生」ではないでしょうか。
例えば、「一千万円」は「一円」の積もったものです。
「一円」を欠いても「一千万円」にはなりません。
今なくして一生はありません。
過去は既に過ぎ去り、未来は未だ来たらず、です。
ですから「人生は今日(今)に在り」と、いわなければならないと思います。