「人類の究極の課題」を解明しようとして、おシャカ様は「出家」されたのではないでしょうか。
おシャカ様は、当初は人間的な生活の全てを尽くして、訓練修行されたのです。
然し「無条件で満足出来る道」が、得られず失望されたのです。
その結果おシャカ様は、更に「自分自身が自らの真相」を、省みられたのです。
今で言えば「問題意識」を、持たれたのです。
そうして「今日迄の問題」は、認識自体が認識上に有(在)って認識の自在なる活動(働き)の為に惑わされて、そこから一歩も出る事が無かった事に、気付かれたのです。