遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

ミニーのもとへ・・

2012年09月18日 | Weblog
 ・・・。

 夜10時、ミッキー訃報の情報が流れ始めましたので、お悔やみのコメントが次々と届いています。
ありがとうございます。

 昨日の朝、7時40分頃、まだ温かいミッキーを確認しました。
体を揺すると今にも起きそうな安らかな顔でした。
死んでしまったらなにもできなくなるじゃないか! 俺をひとり置いていくなよ!と横たわったきれいな身体をたたき続けましたが、だんだん冷たく固くなっていくだけでした。

 餌を全部吐いていた・・との同僚の電話を受け、ミッキーを見舞ったのが17日のお昼過ぎでした。
立ったり、手を伸ばして伏せの状態をとったりと動きに問題はないようでした。
キーパー通路下、檻越しに手を出すと、うなったりしてくれましたが、頭を腕にかくしお腹が痛いよう・・と初めて見る弱みでした。
  
 かけがえのないパートナーを失ってしまいました。

 限られた空間に生きざるを得ない動物園の動物の精神的なタフさ、決して人間に媚びない野生動物の気高さ、そして生き生き遊ぶときの豊かな表情、知性の高さ・・ミッキーはいろんなことを教えてくれました。

 どんな形でもいいからもっと長生きして欲しかった・・。
でも、休園日に逝ったのはミッキーの意思だったのかもしれません。

 ミニーとは逢えたかい・・と主の居ない寝室に声をかけ、いまはただミッキーの冥福を祈るだけです。
お疲れ様でした、冷たい故郷の海をどこまでもミニーと泳いでおくれ・・・さようなら、ミッキー さようなら・・。