たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

つばめさん一家

2013年06月28日 | 日記

毎朝、喫茶店のモーニングサービスで朝食昼食を代用しています。行きつけの喫茶店の玄関口、ほんの手を伸ばせば届きそうなところにツバメの巣があります。よほどこのマンションがお気に入りなのか毎年子育てにやってきます。
女店主は、巣は落とさず年中そのままにしてあり、補修して毎年再利用しているようです。
今年はもう2回目の子育てで、必ず5羽が育ちます。
従業員の女性によると、店の裏にも巣があり5羽が育っていたが蛇が入り、気がついておばさんが竿で引っ張り落としてくれたが、3羽が飲み込まれ2羽だけ巣の底にそっと隠れていて助かったとか。野生の生き物の自然の掟は厳しいね。

写真に撮るとフラッシュの光に反応して5羽が一斉に大口を開け、身を乗り出してきます。一瞬の差で大口を開けた写真は撮れません。泥煙にくすぶったような顔をしています。
ザンザ降りの大雨の中、2羽の親ツバメは休む間も無く餌を運んできます。こんな大雨なのに何が獲れるのかな、大口を開けた子ツバメに一瞬の早業で餌を与え、また飛び立って行き留まることがありません。小さな蜘蛛でも運んでくるのでしょうか。
初めてのお客さんは余りに近い巣なので、「こんなところでに珍しい」と話しかけられました。隣のコンビニの店主は無骨なご主人ですが、ツバメさんには優しく店の軒先端に板切れ1枚を打ちつけ、ツバメマンションを作ってくれていて、この巣でも毎年順調に育ちます。天敵のカラスが避けられる高級マンションです。
日本家屋の屋根構造が変わり、雀はトンと見かけなくなりました。

テレビ番組「ナニコレ珍百景」相変わらず面白い。昨晩も面白かった。アンコール再放送の広島のどこかの山奥の田舎、古い農家に一人住む高齢のお婆ちゃんの家、屋根裏にフクロウが営巣し、孵化すると親フクロウは子育てを放棄し行ってしまう。子フクロウは階段をノコノコお婆ちゃんの居間へ降りてきて、成鳥になるまでお世話になる。今までに54羽を育てて来たそうです。余りの可愛さと驚きの映像でした。