たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

沖縄慰霊の日

2013年06月26日 | 日記

日曜日は沖縄68年目の慰霊の日でしたが、式典はテレビで見損ないました。
”追悼式では、日本の一番西にある小学校、沖縄県立与那国九部良(くぶら)小1年の安里有生(あざと・ゆうき)くん(6)が、自作の詩を一生懸命読み上げた。最近ひらがなを習い終えたばかり。県平和祈念資料館が募った「平和の詩」に寄せられた1690点の中から選ばれた。”
翌日の新聞で安里くんの詩を紹介していて感動して読みました。
更に翌々日の昨日の天声人語でも絶賛していました。

”「へいわってすてきだね」 という題がまっすぐに響いてくる。
へいわってなにかな。
ぼくは、かんがえたよ。
おともだちとなかよし。
かぞくが、げんき。
えがおであそぶ。
ねこがわらう。
------------
やぎがのんびり歩いている。
よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。

戦争が終わって68年、安里くんは、島の道ばたにあるものが「平和」なのだと気づく。
平和という言葉についた手垢を、小さな詩人に洗い流してもらったような気がした。”(6月25日天声人語)
さっそく検索して学校訪問した。今年の小学校新入生の写真もあった。8人だった。晴れた日は台湾が見える、島はわずか120キロの距離にあるらしい。
日本最西端の碑が近くにある、自然豊かな島で有生くんは勉強しているのだった。”有生くんの朗読する詩に、目頭を熱くした人は全国に数多くいただろう”、と天声人語子はいう。
猫が笑い、与那国馬がヒヒーンと鳴く、自然と人々が豊かに暮らす島で大きく育ってほしいと願っています。

昨日は会社の退職者の会から名簿が配達され、近況の聞き取りに後輩が来宅してくれた。前から気になっていたが、名簿で見ると高専卒の後輩の一人が、退職後西表島に住んでいる。西表島は八重山郡竹富町という行政区だった。Google地図のストリートビューには住んでいる家の写真まで出てきた。今度電話してみよう。与那国島はそのまた西にありました。