たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

アホノミクス

2013年06月25日 | その他

参院選の前哨戦とかの東京都議選ではアベノミクスが全面的に支持され、自民、公明が圧勝しました。民主は零落し、維新も苦戦。
参院選挙が近いが、私の選挙区岐阜県は定員が1人減り、選挙前に結果は決まったような按配です。自民新人はやはり3代目で新味は全く無い候補者です。
アベノミクスは年金生活者には何の恩恵もなく、ガソリンは今日のセルフスタンド前の看板は147円と出ていました。
ますます貧乏人格差は拡大一方です。安倍総理も努力するものだけが報われると、弱者切捨てです。

北海道の酪農地帯の自民支持率は25%だそうです。牛の餌代が値上がりして廃業寸前とか、アベノミクスは一部の株投資家や証券会社、自動車産業くらしか恩恵に預かっていないでしょう。

共産党議員が若者を使い捨てにする、ブラック企業の例にユニクロを挙げ、労働法制の規制緩和で非正規雇用が広がり、“代わりはいくらでもいる”といって正社員を目指す過酷な競争に駆り立てる仕組みがあると指摘。
私のよく行くゴルフ場経営者も「代わりはいくらでもいる」と公言して、倒産前の従業員をほとんど退職に追い込みました。

非正規社員、パートや派遣社員は私も平成7年頼まれて1年間、二つの会社、名古屋へ通いました。当時の派遣社員の適用業種は限定的で、厳しく制限されていましたが、その後財界の要望を受けた自民党が解放に次ぐ解放で、いまや何でもあり野放しになりました。
私は馬鹿らしくて1年で辞めましたが、精神的に耐えられませんでした。20代の死亡者の死因はうつ病による自殺が一番で、発生率は世界一だそうです。こんな国に住むことが本当に幸せで、豊かな国なのでしょうか。
若者が希望を持てる国に、住みやすい国を願っています。野田佳彦前首相が民主党崩壊も辞せずと、消費税増税を決め、自民、公明の政策合意で成立させたのは、間違いだったのでしょうか?

今日の週刊ポストの広告は勇ましい。曰く
国債暴落、アホノミクス、サゲノミクス、ダメノミクス、アベマゲンドンがやってくる
欧州銀行最高幹部の警告「数ヶ月の間に日本経済クラッシュの可能性」
ついにメガバンクも日本国債を放りだし始めた!
倒産、失業者の嵐。給料が上がらぬまま、物価は急上昇
超円安で「パンも買えない」「電気がつかない」「出稼ぎで中国へ」 恐怖のシナリオ

ウーンと唸ってしまった。そうならない保証はないでしょう。