岐阜県各務原市街地と合併した旧川島町を結ぶ
木曽川越えの各務原大橋が3月24日開通した
セレモニーが終わる頃を見計らって、行く予定がなかった新橋を、風もない穏やかな桜日和のお天気に恵まれたので、見に行ってきました。
市街地側の右岸に芝生公園と東屋が作られました。木の香りもかぐわしい新築です。トイレが併設され井戸汲みポンプの水飲み場もありました。
ここを基点に下流へ笠田公園~岐阜県世界淡水魚園近くまで、サイクリングコースも整備されたようです。犬山市から笠松町まで木曽川の広い遊水地を借地して、憩いの場がつづき恵まれています。
惜しむらくは駐車場が5台ほどでこれでは市民憩いの場には少なすぎます。
橋上からの景色、ロケーションは抜群です。
橋の構造はフィンバック橋という、珍しい構造で宮城県ほか10数例あるそうですが、長大橋としては各務原大橋がはじめてだそうです。横から見ると波のような形をしているのが特徴です。
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特徴は橋桁の高さを低くできること、周囲の道路や山並にマッチングすること、そのため橋上からの眺望が大変いい。歩いて往復してみて感じたのは、歩道も広く普通車1台が余裕で通行できる広さです。遊歩道橋といったところです。
心配したのは歩いて景色を眺める分にはいいのですが、ドライバーは横見運転厳禁の橋ですね。
岐阜市の長良川上流の斜長橋、「鵜飼い大橋」は景色が見えないよう、一面コンクリート壁で 視線を遮る様にできているのと対照的です。すぐ欄干に車がぶっつけるなぁと心配しました。 一見の価値有の橋で、一度是非歩いて往復散歩をおすすめします。 (つづく)