たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

ストリートビュー

2013年03月02日 | パソコン

はじめてのゴルフ場へ行くルート検索で、google の地図検索を起動し、自宅住所を起点に投入しところ、あらまぁ、いつの間にか我があばら家がストーリートビューに写されアップされるではありませんか。いつかはやられるなと思っていましたがやはり写真に撮られていました。番地を検索に投入するとズバリ自宅です。

ストーリートビューは車の屋根に積んだポールに付けた360度が写る特殊なカメラで流し撮りしながら撮るようです。
2年前の小中学校同窓会で級友の住所を片っ端から投入して検索したら、何人もの家が写っていました。
大阪府のある都市に住む級友の女性が住む家が写真で公開されていました。
よせばいいのにその女性に宴会の夜、愛の巣を見たぞと話して、コピーしてきたので差し上げると言って、翌朝まず廊下やロビーにあった旅館の誰でもフリーで使えるパソコンで画面を出し彼女に見せました。
あいにく表札まではっきり写っていて、家の前に自転車まで写っていたので、盗まれるので自転車は中へとからかいました。
洗濯物のパンツが写っていてプライバシーを侵害された方が60万円の損害賠償をgoogleに求めたと、新聞に出ていました。

表札だけ修正するよう問題報告を画面からgoogleに訴えて、ぼかすよう教えたのですが、それから彼女のご機嫌は見る見る斜めになり、ツンツンに・・・・・端も気を揉む有様に気分を壊してしまった。

それって、ネットをやる自分など、あははと笑うところですが、ネットやパソコンに縁のない人が見ると、個人のプライバシー侵害とばかりに当方を責めるのには少し違和感を覚えました。
個人情報はこのようにして合法的に侵害されていくのがネットです。そこが理解できないのでしょうね、googleも罪なサービスをやるものです。旦那は別のホテルに泊まり別の用事でどこかへ行くという彼女を近くまで送ったのですが、お礼の電話もありませんでした。

わが家のストーリートビューは自分の車もバッチリ写っているし、ナンバーはぼかしてあります。表札は見えません。へんてこりんな家やストリートがバッチリです。近所の番地を投入すると全部真正面から家がアップされました。犯罪に利用される恐れもあり、だから住所を今は簡単に人に教えてはいけないのですね。

昨年町内の自治会長さんがリードして、災害時の町内名簿つくりを総会で提案され、住民の氏名・生年月日・電話番号など登録させられました。総会では一部反対意見も出たようです。
この自治会長さんは元校長とかの職歴と聞きましたが、時代が違うのですね。誰かがどう悪用するか、分ったものでなく、こういう名簿は町内では作らないのが現代だと私は思います。

ある識者も書いていますが、町内の人間関係はゆるやかに、向こう三軒両隣くらいがおぼろにその家の家族構成や人となりを知っているくらいが丁度いいのです。
市役所へどう扱っているのかメールで聞きましたら、住民の賛同の基なら名簿つくりもいいが、了解のない場合は慎むよう指導している。その年の自治会長会議の場で指導している由でした。

電話番号案内も非公開に NTT106番 へ申し込んでおくべきでしょう。田舎はそうもいかないと聞きますが、私はもう20年近く非公開です。番号案内の 104番 へ問い合わせても無駄です。町内の役員さんが悪意で何かやられれば防ぐことは不可能です。