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たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

お役所用語

2013年03月03日 | その他

高額医療費の還付金詐欺が相変わらずつづいている。昨日1日には可児市の女性(73)が金融機関のATMコーナーで詐欺師にいわれるまま操作し、口座から計約100万円を振り込んだ。28日には恵那市であった還付金詐欺の手口と似ているという。

「後期高齢者医療給付支給決定通知書」が、今日広域連合からはがきで届いた。文面は”高額療養費の支給 について下記のとおり決定しました。”とあり発送の日付は昨日3月1日、支給金額は6,900円とある。

確定申告で提出時に税務署員とひと悶着したが、当方の勘違いもあり還付金は未だ受け取っても決定してもいなかったのだ。書類を引っ張り出してみたら1月18日発送の「支給申請について」という通知が来て、1月21日に市役所へ出向いて手続きした。その文面に支給額の概算が書いてあったのを、既に支給済みと勘違いし税務署員と問答したのが分った。

したがって確定申告申請時の2月26日にはまだ、見込み額も不明だったという理屈になり、確定申告内容は全く正しかったと言い得るようだ。

お役所では税務署は補填金といい、市役所は表題では医療給付といい、本文では高額療養費という、これでは年寄りは振り込め詐欺に引っかかる。名称を統一すべきではないか。

市役所では順番待ちしてようやく指定された窓口へ行くと、用件を聞き名前を確認して後、窓口の女性職員は席を立ち、上司らしき男性と一言二言、男性職員が応対した。
うるさいクレーマーのマーキングでもわが市はしているのか。一流市役所なのでやりそうなことだ。選挙投票券が発送されたか問い合わせたが返事もない。街路樹の管理についてブログにも書いたら、先週からまた残った1本をクレーンで吊り小刻みに伐採しかけた。
わが市のやることはいずれも市民感覚からはほど遠い。

過日裁判所の傍聴に行った。後でネットで勉強した。
その1、Q. 被疑者と被告人の違いは何ですか。
A. 被疑者とは,ある犯罪を犯したと疑われ,捜査機関によって捜査の対象とされている人のことです。被告人とは,検察官により公訴を提起された人のことです。

その2、犯人、重要参考人とは、重要参考人はまだ犯人とは決め付けられないのですが、警察が任意(強制的でない)に話を訊く「聞く:聞く)人のこと。

その3、被疑者と容疑者  
被疑者とは、刑事事件の犯人として疑われている人のことをいいます。
被疑者が検察に裁判所に訴えられると被告人と呼ばれます。
テレビなどでいう「容疑者」は被疑者、「被告」は被告人のことで、逮捕された人です。これから十分な時間をかけて取り調べるわけです。まだ裁判に呼ばれていません。
その4、被告人とは、刑事事件で裁判所で審理される人で、逮捕された人が公判で呼ばれる名称です。

その5、被告と被告人
被告」とは民事裁判で訴えられた側をいい、「被告人」とは刑事裁判で罪を犯したとして起訴されている人物のことをいう。

その6、尋問と質問
尋問は鑑定人や証人に対していい、質問は被告人に対していう、被告人には黙秘権があるから質問だって。傍聴記は修正しましょう。

あはは!傍聴記は被告人と書きましたが気づかれましたか。振り込め詐欺にひっかかりそうなほどにややこしい。