河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

身の丈創業へのヒント-2

2005年09月23日 | Weblog
サラリーマンの年代もいろいろある。
20歳代の若手。
55歳を過ぎた、いわゆるシニア。
その間の中年層。

当たり前だが、独立しやすいのは若手の独身か、子供を育て終わったシニア層である。中年は家族を抱え、子供を抱え、必要経費が多くリスクが多い。

しかし独立心の強い人はそれでも会社を作る。
理屈でゆけばそうしてはいけないのに、であるが私にはわかるような気がする。

さて、いずれにせよ独立すれば自分の稼ぎは自分でどうにかせねばならない。

そこでまず第一に大切なのは、一人で食えるだけの腕を身につけることである。だから、会社にいるときから2足のわらじを履いてみることだ。予行演習のうちに、稼ぐコツを身につけることである。

経済的に不安なら、女房に頭を下げて3年くらい稼いでもらったらよい。安定収入が少しでもあれば精神的にも楽だ。
その間に腕を磨く。

注意点の第二は騙されないこと、である。サラリーマン時代の部長職や支店長経験者は気をつけたほうがよい。退職金をごっそりやられる。

第三に大切なのは理解者と協力者である。理解者は心の支えになる。協力者はすぐ出来る場合もないわけではないが、時間をかけてでも見つける。仲間、と言ってもよい。

よくありがちなケースでだめなのは、さしたる話し合いもなく、もとの会社仲間で会社設立をするケースだ。社長と専務が同格であるとか、そんな会社ごっこをしているほど甘くない。すぐに意見が割れてポシャる。

とどのつまり、まずはひとり立ちでき、かつ独立心が強く、腕が立って、騙されなければ、食ってゆくことくらいはできる。
そのコツと実績を早くつかんでほしい。

実績は小さくとも、PRに使える。

コツを早くつかむには、まずどんどん動くこと。
そして小さな失敗を繰り返すことである。
そのうちに感じがつかめる。

だからたとえば手持ち資金は一辺に放出してはならない。
最初は小さく仕掛ける。
少しがまんして、大博打は最初から打たないことだ。
コメント
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