河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-341

2009年07月29日 | Weblog
SOHO集積をするための方法論は、SOHOベンチャーカレッジ(通称前田塾)
の塾長、前田隆正さんが既に明らかにされている。

1. 自治体による公設SOHOオフィスの開設(信用)。
2. 民間コーディネイターの発掘と登用。
3. 会社経営経験者による応援団の形成。
4. 徹底し継続的なソフト支援。

などで、これは人間がいる所ならどこの地域でもできる。
金も大してかからない(既存施設の活用)。
工場などの大規模な誘致で無いから、少人数から可能で現実的である。
だがその話を聞かない。

今からでも始めれば活性化の一助にはなるだろう、と思うが残念な話しである。
それは、やる、となれば担当者が大変になるからだろうか。

しかしそれでは地方は活性化しない。
国際競争力なし、経済成長なし、という時代に何で食べていくのだろうか、
といらぬ心配もしたくもなる。
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実行へのヒント-340

2009年07月29日 | Weblog
SOHO CITY みたかの集積

1998年、SOHOパイロットオフィスの開設からSOHOの集積が始まり、
今年で11年目に突入した。
今は公認施設が8か所あり、130社が入居していてその他市内に1,000~
2,000社が集積していると考えられている。

SOHO社長は自分の足で立ち、世間様に鍛え上げられ、顔つきが良くなった。
ちょっとしたサラリーマンでは太刀打ちできない力が付いてきたと思う。

さて、11年の集積は継続こそ力なりだが、その駆動力には3つあると思う。

1. SOHO CITY みたかの立ち上げが大変だったから、関係者には、
  この試みを成功させよう、という共通目標がある事。

2. SOHO集積とそれを応援する協議会の存在。経営経験者など、
  民間社長が実務に沿って応援してくれている事。

3. 三鷹市、まちづくり三鷹、推進協議会、コーディネイター、
  三鷹SOHO倶楽部などから臨機応変に出るアイディアを改良して
  さっさと実行してしまう組織と実践力。

これからの10年は今まで培ってきたものを、活用する10年になる。
益々良い顔のSOHO社長が増えるだろう。
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実行へのヒント-339

2009年07月28日 | Weblog
商売に生きがいを感じるのは、日本の良き伝統である。

商売を商売道まで高められるのは日本が一番。
他国ではマネジメントの権力がニョキッと顔を出してきて、これから先は
口を挟むな、などと言ってくる。

それはボスの証しだが、ボスが優秀で無い時には困り果ててしまう。
日本は関係者が口を出したり手を出したりするので、こちらを大切にした方が
得だ。

例えば三鷹市はSOHO CITY みたか構想を掲げているが、SOHOが単独で存在する
場合もあるし、プロジェクトごとのジョイントベンチャー方式など、少し前に
流行った”バーチャルカンパニー”のようにふるまう事例も増えてくるだろう。

ここでのキーポイントは組織をまず作って、そこに権威主義を持ち込むような
手法をとらない事だ。
価値観は常に顧客の満足を最優先する。
組織はそのために何度でも再度編成される。

それがわかって実行できるプロ集団は強い。
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実行へのヒント-338

2009年07月27日 | Weblog
先端に出る理由は、旬のモノは売れるからだ。

人は常に新しい面白いものを求めている。

旬は季節のもので、一年間の中では一番目新しい。
そこで平成の今でも何故か人はそれを追い求める現実がある。

それは人間の本質的な欲求の一つだから、と思われる。

しかしビジネスマンには次の先端に出る工夫が必要で、それを
準備しておかなければならない(計画性)。

この工夫への準備こそこれからのビジネスマンのやる事で、
ご高説はともかく現場とお客様はこれで動く。

動き、旬を提案し、その中の何割かが売れていく。
売れるモノを伸ばし、売れないモノは次の糧にする。
同時に季節が変わるのを横目で見ながら、新しい旬を用意しておく。

今まではダメでも、季節が変われば新しいニーズがある。
だから商売のネタは切れない。

お客様や市場環境の変化との格闘は大変でかつ面白い。
そこで本腰を入れないと勝負にならない、と気付く。
こうして商売に生き甲斐を感じるようになる。
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実行へのヒント-337

2009年07月26日 | Weblog
つまり行動する人が先端人であり、口だけの人はずっと遅れてついてくる。
頭脳だけ、アイディアだけというのも時代遅れだ。

行動する人は多くの失敗を経験するが、同時に将来の成功要素を肌で感じ
ながら生きている。
ここですぐ成功しないのは、それらの要素が組み立てられていない部品
だからである。
しかしこの感覚こそが一番大切で、それには快感という副産物もくっついて
くる。

所詮何かがなされた時、あとからは何とでもいえるのだ。
それをさも自分の専売特許のように言うのも滑稽だし、鵜呑みにして、
同じような方法で成功しようと思う人も甘すぎる。

自ら動け。

そこで見るモノ、出会うモノ、感じるモノはあなただけのものだ。
その実体験をもとに次の手を打っていけばいいのである。
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実行へのヒント-336

2009年07月26日 | Weblog
水曜日にSOHO社長が集まり情報交換をするランチョンミーティング。
その仲間の内藤さんが手づくり味噌を売っている。
力強い味で美味しい。
噂を聞きつけ、地域の新聞”アサヒタウンズ”が取材に来た。

内藤さんは電子工学の博士であり、会社をリタイアしてからJICAの
仕事で発展途上国の医療設備をケアする仕事をしていた。

しかし予算が削られ仕事量も減ったので手づくりの味噌を売り始めた。

最初は”手づくりジャム”を試作していたが、商品開発に限界を感じ
味噌へ戻った。
戻ったというのは、以前から自家製の味噌をつくっていたから。

「ジャムより味噌の方がいい」
と勧めたのは、ジャムの試食に何回も付き合っていたランチョン仲間。

そこで内藤さんはSOHOスタイルでCBを始めたというわけ。
(ちなみにCBはコミュニティービジネスの略)

味噌は評判を呼び、製造の未来目標は2倍に引き上げられた。
3倍にならないのは住まいの関係で、広さに限界があるのは東京の特徴。

ともあれ、仕事が軌道に乗り、収入が増え、生きがいを手に入れて、
地域の評判にもなり、ご本人はより魅力的になった。

「カメを動かせるまで味噌作りを続ける」
とは、内藤さんの弁。

仕事をして金を稼ぐのは尊い事だ。
しかし仕事の効用は金だけではないだろう。

口だけの人が多い中、内藤さんは自ら行動している。
つまり未来を一歩先取りしている。
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実行へのヒント-334

2009年07月19日 | Weblog
リ・スタート

自分たちが学生だった頃、大きな夢を描いて好きな事を仕事にしよう、
と思ったはずである。

人生経験を多少とも積んだなら、今はその絶好のチャンスである。

そして自分と他人とは違う、という簡単な事実をいつも心に留めておくこと。
やたらと流行を追いかけるのも苦労が多くて成果は少ない。

既に成功しているモデルや商品を真似るのはやめて(二匹目のドジョウ
はそこにはもういない)、自分なりの新しさを追求すればいい。

今の自分で充分である。
そのまま楽しく努力をしていけばいい。
自然体である方が楽しく成功できる。

そして自分の世界を売り出すのがいい。
それはオリジナリティーと創造力と差別化力の塊である。

では、自分とは何か。
考えを突き詰めると「それはわからない」となってしまう。
(脳みその限界)

だから今の自分なんか正確に分からなくてもかまわない。
重要なのは自分の夢の方である。
もう一度ここに戻ったら早い。

社会経験が豊富になった今こそ、学生時代の夢と現実をつなげるチャ
ンスである。

現実的な目で「私はこうなりたい」、と紙に書き出す事が出来れば、
それは素晴らしい目標と希望の杖になる。

今なら状況と自分の力を冷静に判断できる。
人生経験を積む、というのはそういう素晴らしいチカラを持った、
という事である。

では、ゆっくりと新しい一歩を踏み出そう。
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実行へのヒント-333

2009年07月13日 | Weblog
タクシー

私はもう10年以上も前に車を運転するのをやめてしまったが、
そのせいでたまにタクシーに乗る。

タクシーの運転手さんは口をそろえて
「売り上げ、だめですよ」

と言うが、もうちょっと聞いてみると
「まあ、暮らせないと言うほどではないんです」
「地味にやってりゃ何とかなりますよ」

と仰る。

見ると、私よりよっぽど素敵で立派な洋服を着ていらっしゃる。

色々話していると様々な事が勉強になるから、今度タクシーに
乗ってみたらいいと思うが。
彼らは収入が下がった分、支出を抑えているのだ。
今着ている服は以前に買ったもの。

高齢者の運転手さんになるともっと徹底している。

住む家はある。
食事は粗食でいい(健康のためにも)。
洋服は買いためた立派なものがある。
酒は焼酎を飲めばいい。

「なーに、家なんて小さくても死にはしませんよ」

ってな具合で、堂に入っているから大したもんだ。
入る金のなかでやりくりできれば不況は怖くない。
庶民は賢く、したたかに生きている。

論より証拠。
選挙の結果を見れば、それははっきりとわかる。
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実行へのヒント-332

2009年07月10日 | Weblog
起業や不況時の不安など

起業してしまった人は、独立して仕事を始める不安をもう忘れているかも
しれない。

あるいは
「やっちゃえば大丈夫だよ」
と笑いながら言う。
お気楽な意見に聞こえるかもしれないが、実は本当だ。

だが、起業した事がない人にとっては、それこそ不安で頭が一杯になるに
違いない。

けれど残念ながら不安は事業を始めないと消えない。
売り上げが伸び出さない限り、どうしようもないモノと言える。

事業を始めて、業績が安定して、はじめて心は落ち着く。
だから、始めるのが不安解消法の第一である。

第二は経営を続けている上で売り上げが落ちてきたときの不安。
これは工夫が一番の薬。

構造上の工夫は3-5年前から新商品を考えておく事。
これができなかった人でも、

・売上増のためのPR、営業
・商品、サービスのレンジを広くしてみる

などで時を稼ぎながら構造上の改良に着手するのがよい。

・不安で集中力が落ち、結果売り上げが下がるという事も多い。

仕事だから、売り上げは上がったり下がったりするものだし、第一
未来への不安はどうしようもないものである。

開き直りも、一種の不安解消策である。

だから不安は不安としてそのままにして、体と行動を新しい方向へ
持っていく、というのが正解。
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実行へのヒント-331

2009年07月02日 | Weblog
論理的はいいことか

身内の者の大学卒業式で先生がお話された内容は、
・ 論理的に考えろ
・ 社会のリーダーになれ

の2つで、これは良いことではあるがすべてに良いわけではない。

特に論理的になれば、自然と実行力の方が下がってしまうケースが
残念ながら多い、と経験上言わざるを得ない。

人を説得するために論理的に諭すなどは良いケースだが、いい訳を
論理的に行いだすと手に負えない人間になる。

なぜなら何もしない人間の事だからだ。

こういう事をしているのはこうだからだ。
何故ならば・・・
と続くが、結局何もなしえていない。

先生のお話を聞いて大学教育には弊害もあるな、と思った。
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