河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-606

2013年01月09日 | Weblog
身の丈起業と堅実成長に向けて-10

さんざん試行錯誤もしました、やっと食べられるようになりました。
確かにご苦労様だが、それでは並のSOHOワーカーレベルだ。
牛丼の「並」なのに、ここで一息ついてしまう人が多いのには驚く。
SOHOの品格を下げてはいけない。
断じてNOである。

SOHO社長になりたかったら、次のことを生涯を通じて追求するようにならざるを得ない。

すなわち、
・自社の事業構造をより優秀なものへと変革させてゆくこと

それには事業計画とにらめっこをしながら、そろばんを弾き、さらなる試行錯誤
を続けることが要求される。

苦しいといえば苦しいが、こんなに楽しいこともない。

新しいことへのチャレンジと事業計画の変革及び充実は社長の仕事である。
大いにやったらよいのだ。

この楽しさを知らないで独立した、などと大きな口を叩いてはいけないと思う。
事業計画書の作成は自社の未来を創る作業である。
10年後の姿に向けて、今やらねばならないことがわかる不思議な書類である。

では、最初に述べた起業へのギャップはどのようにして埋まったのか。
あるいは実験室で何が行われたのか。

それはもう明らかになっている。

SOHO社長を目指す者は、志を抱き、試行錯誤を重ねた後に経験とノウハウを自分の
ものとし、自社の未来を描いた事業計画書を片手に縦横無尽に活躍するのである。

ギャップを埋めたのは、勇気と果敢なる行動力。
目標を遂げようとする、社長の強烈な意思である。

全身全霊を目標に傾けた時に人は輝きを放つのであって、中途半端ではただの人
なのである。

ここに日本的な人生論とSOHO社長論が習合する。

すなわち、日本人にとっての仕事とは「自己表現」なのである。
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実行へのヒント-605

2013年01月08日 | Weblog
身の丈起業と堅実成長に向けて-9

人には複数の好きな事が有り、事業性を勘案したとしてもいくつかが候補として残る。
まあ、その中の一つを選び精一杯やるのだ。

そうすればわかります。

その仕事は自分に合っているのか、否か。
いけそうか、そうでもないか。
自分は何に向いているのか、向いていないのか。
儲かりそうか、そうではなさそうか。
何が足りなかったのか。
何がいけそうか。

この時のキーワードは精一杯で、そうしないとわからない。
中途半端ではわからないんです。

このとき自分の行動、思考、神経、学びは迫力あふれるものになっているはず。
人間は90%の出力のときと100%のときとでは、10%の違いでなく、ケタ違いの出力差になる。

自分の思い込みと実態が合っていれば、ぐんと伸びるだろうし、そうでなければ何回も地に
まみれたあとで”何か”と出会う。

そこまで頑張るのが正解。
と、次の幕に向けて扉は開かれる。

そこまで来た人の事業計画書は、ものすごく前向きになります。
単に数字を入れている次元ではない。

これ、本当にやった人がいればわかるはずです。
私が言っているのは、一生懸命働いて、考えて、また全力でやってってひたすら続ける(笑)。

もっといい方法があります、なんて商売が流行っているらしいけれど、それどれぐらい正しいん
ですかね。
試行錯誤のない成功なんて所詮インチキだ、と見抜く目がなくてはならない。
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実行へのヒント-604

2013年01月02日 | Weblog
身の丈起業と堅実成長に向けて-8

自分をつかみ、自己の棚卸を行い試行錯誤の結果、人は成功をつかむ。

この時の成功とは、巨万の富を手にすることでもよいが、多くの人は
・気持ちよく暮らせる年収を得ること
・それを継続させること
・プラス、資産形成を行うこと

であり、目標額を東京レベルでいえば一部上場サラリーマンの生涯収入、3億円だ。
それ以上稼げれば尚良し、と考えるのはどうか。

もちろん大きいこと、デラックスなことは否定はしないが、成功がそれだけだと
考えるのは視野が狭すぎるし、評価軸が単相で貧しい。
皆さんにはもっと広い世界で活躍してほしい。

また、例外として天才型、まぐれ当たり型は、すっとやってすっと成功する。
が、多くの人には当てはまら無いので、ここでは除外する。

普通の人は試行錯誤をして自立する。
普通人の起業は120%これ。

まあ、その昔、職人は親方について学び、のれん分けをしてもらい独立した。
学んだのは、試行錯誤を最小限に抑えるためである。
(ただし、転業は想定してない。身の丈での起業とは考え方がちょっと違う)


■ここでのポイントは2つある。

1. 失敗の連続でもあきらめないで挑戦し続けること。
 (同じ境遇の起業仲間、導いてくれるメンターは精神の安定に必要である)

2. 失敗しても、手持ち資金が残るように金をかけない起業を選ぶこと。


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○ 解説

1. 失敗したら、人間はめげる。

何度も失敗すると、相当めげるのが普通であり自然である。
大切なのは、それは自分だけではなくほとんどの人が経験しているという認識だ。

不思議なもので、人間は時間が経つとまた起き上がる。
コケれば起き上がるのが人間であって、ダルマの特許ではない。

本物の経験談は、勇気づけのために大切だ、誠にありがたい、と身に染みるのも
この頃である。

それと大切なのは起き上がるたびに、本人が力を、知恵をつけていくことだ。
これが実験室での水面下の成果。


2. みたか身の丈起業塾の原則の第一は、起業にお金をかけないことである。

失敗しても、お金をかけない起業であれば再挑戦まで最短距離で行ける。
すぐ軌道修正がかけられる。
最低限必要なのは、試行錯誤期間の生活費だけである。
これなら資金の取り崩しか、ダブルワークでカバーできる。

もし、計画的に生きること、すなわち事業計画書を書き、これに修正をかけていくことを
選ぶなら、成功への道のりはさらに短くなる。
従って、人はいつの日か事業計画書を書くようになる。

事業計画書については散々書いてきたのでここでは述べない。
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実行へのヒント-603

2013年01月01日 | Weblog
身の丈起業と堅実成長に向けて-7

まず大切になるのは、自分を把握することと事業性を備えることの2つである。
と言うか、それ以外では事業にならない。
(ボランティア活動は別)

自分は何が好きで得意か。
その周辺の分野で独自性を発揮し利益を得るのが身の丈起業・経営である。

ビッグビジネスはある一定以上の市場仮説に合わせるのがスタート。
身の丈では自分の主観がまず先に来る。
ここを間違えると、経済成長時代、工業化時代の起業論になり、これからの時代
に合わない。
キレも悪く、独自性も薄くなる。

ビッグビジネスでは経営陣も複数人必要だ。
しかし成長過程での不和が大きなリスク要因になるのはあまり語られない。
まずは自分の好き、得意の周辺で、事業性のあるものを追求するのが身の丈
での考えであり、ソフト化時代の起業である。

さて、「好き」をモノにするには、「何をしているときにうれしいと感じるのか」、と自問
してみるのが早い。
(「自分は何が好きなんだろう」と質問するより早い)

好きなスポーツならその種目の周辺。
趣味の園芸ならその周辺。
お金が儲かるのもうれしいことに入るだろう。
社会的に認知されるのも喜びになる。
何かを作り出していることに喜びを感じる人も少なくない。

事業性があるということは、他人の役に立つという意味である。
その結果、好きなことはたくさんあるが、事業性を備えるとなると絞られる。
ここがすべてのスタートだ。

ここのスタートを間違えた人の共通点は、事業が続かないことに現れる。
会うたびに違うことを言っている人も、同じである。
自己不在とはそういうことで、事業者としては危険である。
事業を始めた動機にクエスチョンマークがつくからよくわかる。

何はともあれ、好きなことで事業性がある事。
別の表現でいえば、「頭にピーンときたこと」を研究し、独創性を発揮した事業
で結果さえついて来れば成功である。

起業の実験室ではここからスタートし、試行錯誤を経て成果へつなげる。
遊びではないから、結果は出さなければならない。
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