河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-534

2011年02月28日 | Weblog
グライダー

なぜそれでも一歩を踏み出さないのか。
あるいは、あの人はいつも良いアイディアを持っているが実行しない、とか。
それはなぜか。

中途半端に頭がいいからである。
そして中途半端な人は、ほとんど見事に素人評論家になる。

あるいは先を見越して下手な計算をする。
もっともらしく成功要因より、失敗要因を多く数え挙げる。
しかし、未知の物事を普通に考えれば、成功より失敗の確率が高い。
大体の事はそうなる。

計算づくでいけば、みんながサラリーマン人生になる。

そういう人が大声で騒いでいる、
「イノベーション」だの、
「社会的インパクト」だのは、
一体どこに置き忘れているのだろうか。

学ぶだけ、言うだけの人は「グライダー人間」だよ。
と、外山滋比古さんは著書
「 思考の整理学」
の冒頭で述べておられる。

そして皆さんは、「グライダー」ではなくて「飛行機」になった方がいい、と勧めてくれている。

飛行機人間とはエンジンを持っているから、自から行動を始める人の事である。
時代もそういう人を求めている。

そして行動の中に喜びを見出す人が本当の仕事をする人になる。
自分が好きな事、興味を持った事を一生懸命やる人が成功する。

それらを人々は”情熱”と呼ぶのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-533

2011年02月27日 | Weblog
再度

モトをとるための最短の方法は、モトのとれる事業計画書を再度作成して実行
する事である。
新たなアイディアから始まったモノ・コトを文字と数字に落とす。
そして今度はしっかりとコントロールするのである。

例えば、このごろ日本には閉塞感が漂うとマスコミは言うが、それはどこにあるのか。
実は、言ったり書いている本人の頭の中にある。
あるいはそれをチェックしている上司のモノサシにある。

あなたはそうやって外部からコントロールされてはならない。
コントロールするのは自分である。

では、たとえばドラッガーは
「問題ではなく、機会に目を向けよう」
と言った。
しかし、その言葉だけを覚えていても何にもならない。
一円たりとも収入は増えない。
喜びも、感動も、充実感も、達成感も、やってみなければ何も生まれない。

だから今、自らが自分の未来の機会に目を向けること。
そして行うこと。

それには自分が納得できるテーマと数字を再び掲げて、事業計画書を書き直すのがよい。
調べるべき物事があったら調べなさい。
試すべき事は試す。
それでだめなら何度でも書き直す。
そしてやり直す。

ただしそれは何時かではなく、今からやり直すのだ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-532

2011年02月23日 | Weblog
授業料

それでも新しいスタートには失敗がつきものである。

事業テーマも、方法も、具体的な商品やサービスが良くても売れない事がある。
必ずある。

ニューヨークでバッグデザイナーとして成功された、中野かずよさんは、その
講演の中で、こう語られた。

「私の作った商品は良かった。ただマーケットニーズに合っていなかった」

その後、彼女はニューヨーカーたちをとことん観察する。
冬の厚いコートに合わせてバッグのベルトを長くしたり、素材を変えてみたり、
あるいはバッグの中身を整理しやすいようにポケットをたくさんつけてみたりと、
工夫改良を沢山して彼女たちの心をつかみ、ブランドを築き上げる。

アメリカまで行って、徒手空拳でブランドを築くまでには多くの授業料を払った。

しかしそれらはすべて自分のやりたい事の延長だった。
苦しくても嫌ではなかった、と言われる。
曰く「私はバッグが作りたかったから」

独立事業者は、誰もが芽が出るまで授業料を払う事になる。
だから成功するまであきらめてはいけない。
モトはとらねばならぬ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-531

2011年02月19日 | Weblog
写真

三鷹市では、”みたか身の丈起業塾”という起業塾を開講している。

現在は、第三期生が受講中で、一期と二期を合わせると100名以上の卒業生
を送り出す事になる。

写真は、1月に行われたビジネスプランコンテストの記念写真。
コンテストの募集対象は全国で、109件の応募に対して18名が受賞された。

上位三名の事業への助成額は申請の満額300万円である。

彼らの新しいスタートに心から拍手を送りたい。
そして自らの手で、人生の成功をつかみ取ってほしいと思う。

写真からは受賞の喜びと仕事への情熱が感じとれる。
そして仕事の原動力とは、まさにそれなのである。

毎日同じような日々を過ごしている人には、忘れている大切な何か、を感じる事の
出来る写真ではないだろうか。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-530

2011年02月15日 | Weblog
自分

それでも自分の「作品」をつくらない人は多い。

何故なら、自分を無くしているからである。
自分が何をしていいかわからない。
何が私に最適か、で悩む。

あるいは、「そんなことは私のやる事ではない」、としてしまう。
他人の目が気になる。
これは完全な自己喪失である。

自分をとり戻すには何らかの創造的な活動が必要なのだ。
これなくして「自分」を確認しようと思っても無理である。

料理でも良い。
木工作品でもいい。
絵を描く事でもいい。

自分が何者かを知りたかったら、何かを真剣に創ってみる事である。
そして出来上がった作品を観て、ビールを飲んで御覧なさい。
本来の喜びとは何か、が心の底からわかるはずである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-529

2011年02月13日 | Weblog
着手

何から始めるか。
それは各人の自由だが、できるなら小さな、自分の手に負えるものから試しにやる事は、よい選択の
一つであろうと思われる。
ここでは、物事を成し遂げる練習を、具体的に自修自得の精神でやるのだ。

もし、選んだテーマが適切なものであれば、あなたは多大な経験と知識と知恵を手に入れる事になる
だろう。
何よりも、やってみること、成し遂げることの重要さを身をもって知る事が出来る。

百冊の本を読むより、小さな一つの事を成し遂げた方が得るものは多い。

百聞は一見に如かず。
百見は一行に如かず。

一つだけアドヴァイスすれば、小さな事だからと言って手を抜かないことだ。
一生懸命に、かつ工夫を凝らしながら取り組むのである。
必要ならばその時に本を開いてもよい。

この小さな、あなただけの「作品」をつくることから、すべてが始まるのである。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-528

2011年02月12日 | Weblog
さあ、始めよう

結論は、今から自分で始めた人が勝つ。
風を読み、努力を始めた人が勝つ。
で、古い産業は自然に淘汰されるのが一番幸せである。

既に新しい事を始めている人は、不況のマイナスは織り込み済みだから、力強く生き残るに
違いない。
そこには小なれども、社長の揺るぎない「意志」があるはずだ。

今日がスタートラインだと思えば、不況も怖くない。

「もうあれこれと頼らずに、自分で始めよう」
そう思って行動しはじめた人は、すでに輝かしい未来を手中にしている。

・ あれこれと言う人は多いが、実際にやる人は少ない。
・ やっている人でも、本当に努力している人はほんの一握りしかいない。
・ 思考を尽くしたうえでのトライは報われる。少なくとも成長する。

そうだ、本当にそうだ、と思う人は今から自分の思うところをやり始める事である。
もし幸せになりたかったら、そうすればよい。

そう思わないのなら、今まで通りで仕方がない。
それもあなたの選択の一つである。
ただ、せめてやる人の足を引っ張ったり、難癖をつけたりしないこと。

あとから嘆くのも、一人でやってほしい。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-527

2011年02月11日 | Weblog
失敗

ゲーテは、「生きている間は、活き活きと生きなさい」と言った。
”活き活き”とは、生あるものとして、精一杯、何事も闊達にやりなさい、という意味である。

ところが、闊達に活動するとどうして失敗がついて回る。
この関係をどう考えるか。

新しい事に挑戦すれば、失敗はいつも隣にある。
もはや過去形だが、小さな失敗をも恐れ出し、無難な道を歩み出したときに日本の社会は活力を
失った気がする。

そして多くの仕事場には数字だけが残され、感動もなくなった。

私の意見を言わせていただければ、人の命にかかわるような失敗はともかく、大体の人の人生は
小さな失敗の連続である。
そんなものなのだから、小さな事にはこだわらない方が得だと思う。

「そんな失敗など笑い飛ばしてしまえ。俺たちはもっと大きな目標に挑戦しよう」
という雰囲気が大切である。
何しろそういう「場」はきわめて明るい。

そうすると、あらためてそういう「場」をつくる、ということがこれからの大切な仕事の一つかも
知れない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-526

2011年02月02日 | Weblog
個性

実際に、心地よい個性を持ち合わせている人と話をしていると、心が明るくなる。軽くなる。

それは相手が飾らずに対応してくれ、しかも自分を鍛え上げてきた「本物」だからである。
私は二十数年、趣味の園芸を続けているが、本物の花を観ていると、同じような感情が湧き
あがって来る事がある。

ある人は本当に素晴らしい絵画を観ているときに、そうなるという。

つまり良き個性とは本物の事なのだ。
話は戻るが、本物は世の中を明るくする。
元気にする。
心を伸び伸びとさせる。

理屈などいちいち考える必要はない。
現実に、実際に、そうなのである。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする