河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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身の丈創業へのヒント-1

2005年09月20日 | Weblog
独立に関する本は、これまたゴマンとある。
ただ、どの本も私にはしっくり来ない。

そこで14年ほどの独立経験と6年余りのSOHOコーディネイタの経験を活かし、少しはしっくりする話で、かつこれから独立する人の参考になるであろう実のある話を書いてみたい。

さて、あるサラリーマンが独立を考えた場合、頭をよぎるのは
「食っていけるか」
という現実問題であって、それが叶うか、いや無理ではないか、と煩悶するのが普通である。

あたりまえだが、食えないなどという事態は、家族のためにも絶対に避けたいという気持ちが働くし、一方自分の「夢」は叶えたしで、その狭間で苦しむわけだ。

それに加え、社会経験を積んだというけれど、何せ独立して仕事をしたことがないから、経験ゼロ。
どんなに有名な会社で、どんなにすばらしい肩書きが付いていようと、それはサラリーマンだからである。
本人はその価値と限界をウスウス知っている。

だから、ずっこけないで手の届く夢を描いて、まずは「食えるという現実」をものにしませんか、というのが「身の丈創業」の意図するところである。

後は本人のがんばり次第だが、単純に会社を大きくするのが俺の夢だ、という時代でもない。むしろ「会社はそれほど大きくしなくても」という選択肢をとる人が多い。

既に時代は重厚長大型でなくソフトビジネス、サービスビジネスに有利であるから、スケールメリットにそれほどこだわらなくてよい。

そこそこでよい。

会社の大きさより大事なのは、個人収入である。
あとは自由になる時間、というのもある。

たとえば、仕事仲間が集まって始めた会社で、関わっただけの収入がメンバーに入り、それぞれが「充分」と思える暮らしができれば幸せである。

しかもそれは可能である、という立場からこのヒントシリーズを書き始めたい。
コメント
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