河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-693

2018年04月28日 | Weblog
成功するには

身の丈事業で成功したかったら、次の数項目を参考にされたい。

【分野】
自分が行う仕事として相応しい分野をいくつか書き出し、それぞれ成功目標に向かって努力を開始すること。
ダメなものは見切り、早速新しい分野にスイッチすること。
いくつか実行してみて、その感覚と実績からより適切なものに絞り込んでいく。
ひとつの分野でもマルチでも、常にニッチトップを目指す。
自分の事業にプライドを持つ。
結果的にオンリーワンになる。

【収入】
事業計画書を書く。
特に数字の部分は重要。
数字は、一番下の目標収入から書き、売上まで遡上するように書く。
一定収入があがるまでは、ジグザグに努力しながら頑張る。
実際に行う。

【事業構想】
単一アイディアから始め、いくつかの派生分野を持つのが普通である。
堅実収入の受注ビジネスから始める人が多い。
一定の仕事量で、収入の限界が見えてくる。
(これを突破するのは、時間単価が5,000円以上のもの。ふつうはそれより低い)。
限界が見えた時が「革新」へのタイミングである。

事業構造を練り直す。
何度も何度も考え、かつ試してみる。
このとき複数の事柄を扱うので、部分と全体を組み立て直すことを繰り返す。
思考することは甚だしく苦しくなるが、あきらめてはならない(分岐点)。
浮かぶアイディアは何事も書き出しておくのが後で有効に働く。
いくつかの仕事は相互関係をつくり(事業構想をじっくり練り直すことで)新たな姿に生まれ変える。
自分が行って心が弾む分野をつくること。
限定市場でよいから、1ミリでも先へ、新しいものに挑戦すること。
結果的にオンリーワンになる。

【経営】
経営の最も大切な要素は市場活動である。
市場活動とはプロモーションのこと。
プロモーションとは

・広告・PR
・販売促進
・パブリシティ
・人的営業
に加え、普段からの

・人づき合い
・仲間づくり
・顧客への対応
等を含む外部への社長自身の行動全体のことである。
この市場活動をいかに行うかが生死を決する。
計画を立て、実績と照らし合わせながら工夫改良する。
市場に受け、自分が行うに値するものを深く掘り下げ実行する。

【心構え】
勇猛心を忘れるなかれ
理屈と効率より情熱
一勝一敗は兵家の常
この手で新たな分野を作り出す、という気概と行動。

                                          以上
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-692

2018年04月23日 | Weblog
三行半

サラリーマンや勤め人はどうだろう。
心から好きなこと、面白いことを提案しても会社が「それは・・・」などと言い続ければ、優秀な人は会社を辞める。

これが今の若者の常識らしい。
”あこがれの就職先”と評判の会社に勤務している友人が、

「今の若者は僕らが叱ると会社を休み、そのうち辞めてしまう」
と嘆いていた。

彼曰く”怒られないで育った世代”だからだそうだ。
彼から見るとそう見える。

しかしどうも若者は別の見方をしていて、
「つまらない会社なら居る必要がない」
と判断しているらしい。

世間では騒ぐが入社してみたら”それほどでもない”とわかればナンテコトはないのである。
そこで若者から会社に三行半(みくだりはん)を突きつける。

なぜこんなことがわかるか、というと
「今は転職ばやりなんです」
と、私より若いお母さんたちが声をそろえて教えてくれたからである。

一生懸命勉強して国立大学に入学し有名会社に入ったがすぐに転職する。
親の言うことなど聞かない、とお母さんたちは笑っていた。
そういえば、テレビも転職サービスのCMをどんどん流している。

つまりこうだ。
魅力がなければ会社は不要、社員は逃げて、お客だって寄り付かない。
なぜならそういう時代だからである。
時代の流れに逆らうのは愚か者の仕業だ。

では”アイディア溢れる電鉄経営”は今どこにあるのか、だ。
無ければ作ったところに人は集まるはずだが、既に”従来の会社型”ではないのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-691

2018年04月22日 | Weblog
「アイディア溢れる電鉄経営」

阪急、小林一三の伝記にはそんなタイトルの章がある。
一三は阪急電鉄、宝塚歌劇団の生みの親として名を遺した。

当時のこと。
電鉄用地を買収した後、計画路線を何度も歩いたあげく得た結論は
・鉄道では儲けが出ないかもしれないが、宅地を開発して売れば必ず利益が出る、というものだった。

宝塚歌劇団は、その沿線の先に観光施設をつくって電鉄に人を呼ぶ考え。
その観光施設は失敗し、プールにフタをした後にそこでのイベントとして始めたのが宝塚歌劇団の始まり。
最初のアイディアは破れ、次の一手で勝っていった。

アイディアは単なる「思いつき」から「練りに練ったもの」まで範囲が広い。
・これでいける、と思っても初回では成功しなかった。
・そもそも初回から成功することを見通すのは無理な点が多い。
・だが勇猛果敢にチャレンジし、失敗で学んだことを糧にすれば次回への成功を手に入れることが出来る、というのは示唆に富んだ話だ。

失敗の後に続くアイディアは、貴重なものである。
「知恵」と言ってもよい。
「知恵」を出そうと思ったら、考えを尽くしての行動で失敗することが必要なのかもしれない。

行動しなければ「知恵」は生まれない。
だから何でも頭で考え、知識だらけの人を老子は「知識病」と呼んだ。

だが最後にこう言って助け舟を出している。
---------------------------------------------------------
自分が知識病を病んでいると知れば

とたんに この病は病じゃあなくなるからさ。
---------------------------------------------------------
最初から成功すれば世の中はバンバンザイだ。

しかし問屋はそうは卸さない。
失敗した後、クシュンとなるのは人間の証明だろう。
だがそこで終わるなかれ。

ここから失敗者特有のアイディアが進軍する。
独創が伸びてくる。
失敗からよりよい着想が得られれば仕事もグンと楽しくなる。
何よりも「生きている実感」が得られる。

アイディアとは現実と戦いながら、何度でも溢れるように出すものだ。
仕事とはそういうものだ。
失敗などは誰にでもある。
それに負けるな。
それを乗り越えて行け!

一三はそう言いたかったに違いない。
それこそ俺の人生だった、とも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-690

2018年04月15日 | Weblog
好きな事を極めよう

戦後の日本人は、こんな二段階の社会で暮らしてきた。

・地域でつながりを持っていた時代(地縁社会)
・人生が会社や組織においてつながりを持っていた時代(職縁社会)

地域や社会が自分を守ってくれる社会である。
これは今でも一部残っている。

ただ残念なことに、組織内の結束は急激に落ち込んだ。
そこで「自分で頑張れ」、という原点に時代が戻っている。

自分が頑張って自立する。
またはそれに向かって努力する。
そうする人がチームを組む。
成果を出す。
という順番と循環である。

このときチームを組むのは同じ組織内とは限らない。
目標のベクトルがそろっていればいいので、どこから集まっても構わない。

自分が属する組織の「しきたり」に従順だったのは、それで市場競争に勝ち、生きていけたからだ。
今はそうしても勝てない時代がきたので、先ずは「個人」が頑張る時代。
三鷹でいえばSOHOとか社会参画とか。

そこで「好きな物事」を持っている人は強い。
何しろ飽きることがないのだから、トップレベルに近づくのは手間と時間だけの問題である。

そこで結果的に
・自分で稼ぐ
・チームで稼ぐ

の2つが同時進行する。

さらに好きなことを極めようとすれば
・同じテーマを持っている人
・何かを極めようと努力する人

の2種類の人種と交わることになる。
これもお互いの未来にとって大切な宝になる。
出力はお互いに「パワー全開」だから呼吸も合う。

そういう人生への努力が求められている。
どこの学校を出たか、成績はどうか、今の肩書は、などは小さな問題である。

好きなことを続ける喜びを取り戻そう。
好きなものを極める人生を歩んでいこう。
更に経済力をつけたいなら、市場とチューニングする賢さと忍耐力もこの際身に着けてしまおう。

勝負はそれへの意欲だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-689

2018年04月04日 | Weblog
核心技術・ブロックチェーンをマークせよ

ブロックチェーンは仮想通貨と並んで出てくるIT技術の事である。
この技術革新によって「IT革命」なるものは完結する。

そもそもこの技術以前のデジタル情報は書き換えられる、という難点を抱えていた。
ブロックチェーンは、それをほぼ不可能にした技術である。

応用として、

①仮想通貨
②マイクロペイメント
③商品履歴
④スマートコントラクト
⑤シェアリングエコノミー 
(La'zooz、スマートロック、シェアサイクル)
⑥DAO

などがあり、あるいは考えられている。

当社のようなSOHOコンテンツメーカーは、

②マイクロぺイメント
を視野に入れて研究している。

ベンチャー型は、資金集めに

・ICO( Initial coin offering )
を活用できる。

第一幕のITは情報革命だったが、
第二幕では「価値」を送ることができる。

これが「完結する」という意味である。

個人から出てくる事業が、大企業と競り合う可能性がある。
日本のメガバンク等も独自の仮想通貨を発行するというが、それらは「プライベートチェーン」と呼ばれるもので、管理者がいる古いタイプを踏襲するブロックチェーン技術である。

世界的には「パブリックチェーン」と呼ばれる統治者がいないシステムに移行するだろう。
それでも相手を信用出来てお金を送ることができる。
情報を改ざんできないとはこの事だ。


・仮想通貨だけではないこと。
・ブロックチェーンをおさえて置く事

はSOHO事業推進の必須事項となる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする