河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

けれどここには夢がある-2

2005年09月02日 | Weblog
私が代表を務める三鷹SOHO倶楽部は1998年10月1日に設立された。

話題になったSOHOパイロットオフィス開設の2ヶ月前である。
集まったのはオフィス立ち上げの企画で知り合ったSOHOメンバー達。

以来、中だるみの時期を乗り越え今は活況を呈している。
SOHOフェスタ、SOHO実学道場、三鷹ブレインズ、三鷹SOHOガイド、SOHOレンタルオフィスのSOHOプラザAなどは、私たちの企画と運営管理の下にある。

もちろん私の人生設計の中に、役所とかかわるとか、地域活動をする、などという計画はまったくなかった。今から思えばびっくりである。

当時、三鷹市まちづくり公社の職員でパイロットオフィス立ち上げの中心人物、宇山さんは「日本のシリコンバレーを作りたい」などと言っていたし、私はまだ印刷屋から抜けきれず、CD-ROM作成の仕事に絡んだりしていた。

12月にパイロットオフィスが出来上がると、まずNHKをはじめとしてマスコミに大きく取り上げられ、取材攻勢にあった。私と並木さんは最初のNHKに出演したところでマスコミ露出は肌に合わないと離脱。オフィス入居者でレンズ屋の永田さん、永井メディカルシステムズの永井さんなどが、どんどんマスコミに取り上げられた。

それ以来、三鷹SOHO倶楽部はどちらかというと黒子に徹してきた。
皆それぞれ自分の仕事で忙しかったし、私も新しいビジネスのテーマを探すのに必死だった。

当時の倶楽部メンバーは潤沢な利益を手にしている、とはお世辞にも言えなかったが、それぞれ何か明るいエネルギーを持っていたことは確かだ。
その楽天的、向日性の明るさは今も引き継がれている。

その後、ここから何か新しいことが始まる、という期待は私達にとってはあっさりしぼんでしまうが、その代わりお互いにじっくり語り合う、という時間を持つことができた。

そんなこともあって、昨年あたりから有志メンバーが集まり、バージョンアップした事業計画を発表、批評しあう活動なども生まれ、いよいよ三鷹のSOHOが本格的に動き出してきている感がある。

その胎動を至近距離で聴くことができるのは、一種の特権と言えるだろうか。


(写真は多摩中央信用金庫の横地さんを囲み談笑する倶楽部メンバー)
コメント
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