河瀬サロンSOHOスタイル    起業・経営者実学サロン

SOHOコーディネイタ河瀬謙一@三鷹からの発信。
キーワードは、身の丈でお金をかけない起業と経営。

実行へのヒント-692

2018年04月23日 | Weblog
三行半

サラリーマンや勤め人はどうだろう。
心から好きなこと、面白いことを提案しても会社が「それは・・・」などと言い続ければ、優秀な人は会社を辞める。

これが今の若者の常識らしい。
”あこがれの就職先”と評判の会社に勤務している友人が、

「今の若者は僕らが叱ると会社を休み、そのうち辞めてしまう」
と嘆いていた。

彼曰く”怒られないで育った世代”だからだそうだ。
彼から見るとそう見える。

しかしどうも若者は別の見方をしていて、
「つまらない会社なら居る必要がない」
と判断しているらしい。

世間では騒ぐが入社してみたら”それほどでもない”とわかればナンテコトはないのである。
そこで若者から会社に三行半(みくだりはん)を突きつける。

なぜこんなことがわかるか、というと
「今は転職ばやりなんです」
と、私より若いお母さんたちが声をそろえて教えてくれたからである。

一生懸命勉強して国立大学に入学し有名会社に入ったがすぐに転職する。
親の言うことなど聞かない、とお母さんたちは笑っていた。
そういえば、テレビも転職サービスのCMをどんどん流している。

つまりこうだ。
魅力がなければ会社は不要、社員は逃げて、お客だって寄り付かない。
なぜならそういう時代だからである。
時代の流れに逆らうのは愚か者の仕業だ。

では”アイディア溢れる電鉄経営”は今どこにあるのか、だ。
無ければ作ったところに人は集まるはずだが、既に”従来の会社型”ではないのかもしれない。
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実行へのヒント-691

2018年04月22日 | Weblog
「アイディア溢れる電鉄経営」

阪急、小林一三の伝記にはそんなタイトルの章がある。
一三は阪急電鉄、宝塚歌劇団の生みの親として名を遺した。

当時のこと。
電鉄用地を買収した後、計画路線を何度も歩いたあげく得た結論は
・鉄道では儲けが出ないかもしれないが、宅地を開発して売れば必ず利益が出る、というものだった。

宝塚歌劇団は、その沿線の先に観光施設をつくって電鉄に人を呼ぶ考え。
その観光施設は失敗し、プールにフタをした後にそこでのイベントとして始めたのが宝塚歌劇団の始まり。
最初のアイディアは破れ、次の一手で勝っていった。

アイディアは単なる「思いつき」から「練りに練ったもの」まで範囲が広い。
・これでいける、と思っても初回では成功しなかった。
・そもそも初回から成功することを見通すのは無理な点が多い。
・だが勇猛果敢にチャレンジし、失敗で学んだことを糧にすれば次回への成功を手に入れることが出来る、というのは示唆に富んだ話だ。

失敗の後に続くアイディアは、貴重なものである。
「知恵」と言ってもよい。
「知恵」を出そうと思ったら、考えを尽くしての行動で失敗することが必要なのかもしれない。

行動しなければ「知恵」は生まれない。
だから何でも頭で考え、知識だらけの人を老子は「知識病」と呼んだ。

だが最後にこう言って助け舟を出している。
---------------------------------------------------------
自分が知識病を病んでいると知れば

とたんに この病は病じゃあなくなるからさ。
---------------------------------------------------------
最初から成功すれば世の中はバンバンザイだ。

しかし問屋はそうは卸さない。
失敗した後、クシュンとなるのは人間の証明だろう。
だがそこで終わるなかれ。

ここから失敗者特有のアイディアが進軍する。
独創が伸びてくる。
失敗からよりよい着想が得られれば仕事もグンと楽しくなる。
何よりも「生きている実感」が得られる。

アイディアとは現実と戦いながら、何度でも溢れるように出すものだ。
仕事とはそういうものだ。
失敗などは誰にでもある。
それに負けるな。
それを乗り越えて行け!

一三はそう言いたかったに違いない。
それこそ俺の人生だった、とも。
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実行へのヒント-690

2018年04月15日 | Weblog
好きな事を極めよう

戦後の日本人は、こんな二段階の社会で暮らしてきた。

・地域でつながりを持っていた時代(地縁社会)
・人生が会社や組織においてつながりを持っていた時代(職縁社会)

地域や社会が自分を守ってくれる社会である。
これは今でも一部残っている。

ただ残念なことに、組織内の結束は急激に落ち込んだ。
そこで「自分で頑張れ」、という原点に時代が戻っている。

自分が頑張って自立する。
またはそれに向かって努力する。
そうする人がチームを組む。
成果を出す。
という順番と循環である。

このときチームを組むのは同じ組織内とは限らない。
目標のベクトルがそろっていればいいので、どこから集まっても構わない。

自分が属する組織の「しきたり」に従順だったのは、それで市場競争に勝ち、生きていけたからだ。
今はそうしても勝てない時代がきたので、先ずは「個人」が頑張る時代。
三鷹でいえばSOHOとか社会参画とか。

そこで「好きな物事」を持っている人は強い。
何しろ飽きることがないのだから、トップレベルに近づくのは手間と時間だけの問題である。

そこで結果的に
・自分で稼ぐ
・チームで稼ぐ

の2つが同時進行する。

さらに好きなことを極めようとすれば
・同じテーマを持っている人
・何かを極めようと努力する人

の2種類の人種と交わることになる。
これもお互いの未来にとって大切な宝になる。
出力はお互いに「パワー全開」だから呼吸も合う。

そういう人生への努力が求められている。
どこの学校を出たか、成績はどうか、今の肩書は、などは小さな問題である。

好きなことを続ける喜びを取り戻そう。
好きなものを極める人生を歩んでいこう。
更に経済力をつけたいなら、市場とチューニングする賢さと忍耐力もこの際身に着けてしまおう。

勝負はそれへの意欲だ。
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実行へのヒント-689

2018年04月04日 | Weblog
核心技術・ブロックチェーンをマークせよ

ブロックチェーンは仮想通貨と並んで出てくるIT技術の事である。
この技術革新によって「IT革命」なるものは完結する。

そもそもこの技術以前のデジタル情報は書き換えられる、という難点を抱えていた。
ブロックチェーンは、それをほぼ不可能にした技術である。

応用として、

①仮想通貨
②マイクロペイメント
③商品履歴
④スマートコントラクト
⑤シェアリングエコノミー 
(La'zooz、スマートロック、シェアサイクル)
⑥DAO

などがあり、あるいは考えられている。

当社のようなSOHOコンテンツメーカーは、

②マイクロぺイメント
を視野に入れて研究している。

ベンチャー型は、資金集めに

・ICO( Initial coin offering )
を活用できる。

第一幕のITは情報革命だったが、
第二幕では「価値」を送ることができる。

これが「完結する」という意味である。

個人から出てくる事業が、大企業と競り合う可能性がある。
日本のメガバンク等も独自の仮想通貨を発行するというが、それらは「プライベートチェーン」と呼ばれるもので、管理者がいる古いタイプを踏襲するブロックチェーン技術である。

世界的には「パブリックチェーン」と呼ばれる統治者がいないシステムに移行するだろう。
それでも相手を信用出来てお金を送ることができる。
情報を改ざんできないとはこの事だ。


・仮想通貨だけではないこと。
・ブロックチェーンをおさえて置く事

はSOHO事業推進の必須事項となる。
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実行へのヒント-688

2018年03月31日 | Weblog
確立10分の1にチャレンジ

ではこれまで述べてきたことを、新しいビジネスに応用するとどうなるか。
百聞は一見に如かず。

というわけで、3人の仲間による新商品・サービスの「プロトタイプ」発表会を行います。

・「僕らの発表会」のお知らせ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・日程:2018年6月13日(水)
・時間:14:30~16:30(予定)
・場所:三鷹産業プラザ、7F 705号会議室
・発表内容(予定)
  SOHO のメッカ、SOHO CITY みたかプロモーション展示
  井の頭から生まれた物語と新キャラクター紹介
  ブロックチェーン技術を生かした新ビジネス紹介
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
開催が今近くなった時にもう一度詳細を告知します。

ポイントは・・・
SOHO社長とは、どういう着想から、どんな手法を使って新ビジネスを展開するのか。
まだブラックボックスを抱えながらの姿ですが、新ビジネスの初期の姿に触れられる
(普段は見せないフェーズ)チャンスです。

どうぞ会場にお越しいただき、忌憚のない意見をお聞かせください。

入場は無料。
飲食は実費をいただきます。
ビールワイン、おつまみをご用意してお待ちしています。

(確立10分の1とは、10年後に生き残る日本での会社起業生存率)


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実行へのヒント-687

2018年03月30日 | Weblog
挑戦時の失敗活用

我も彼も人間である。
挑戦するときは成功したいわけで「失敗」だけはしたくないと思う。
ところが行っているのは人間だから、必ず「失敗」はつきものである。

例えば、アマチュアは「失敗」したくないと思いすぎて硬くなる。
そのためにかえって失敗を招いたりする。

あるいは逆に「当たって砕けろ」と勢いよく出陣するが、初戦では見事に失敗する。
ビギナーズラックはあるが、常にということはない。
人間は失敗する生き物である、と考えたほうが身のためである。

プロフェッショナルになると「失敗」を2-3割、計画段階から取り込んでいる。
「失敗」すると知っているからである。
「失敗」はするが、その時の対応を考えているので修正が利く。
よって幾たびかのトライアルで成功にたどり着く。
これがプロフェッショナルである。

これは小さな違いだが、評論家でなく実行者にとっては大きいものだから特記すべき事項と思う。

大切なのは「失敗」しないことではなく「素早く正しい方向へ舵を切り直す」ことなのである。
この行為をこのブログでは「チューニング(調整)」という言葉で紹介したことがある。
チューニングでさえジグザグに進む。
ともあれ、実行以前に研究し、計画を立て、実行し、チューニングする、ということを知っていれば、心理的にも「あやうい」状態に陥ることを防げる。
挑戦課題の姿をすべて事前から知ることは無理である。

例えば、既存会社が関連事業に打って出たとする。
しかしその会社にとってそれは新事業に等しいから、必ず失敗がついて回る。
2-3回失敗したのちに、ノウハウをためて3回目で成功した、というのは世の中でも珍しくない。
失敗から学んだかがいかに重要であるか、という話である。

例えば仕事でチームを組む。
チームは人間からできている。
だから必ず失敗する。

失敗をバネに、素早くチューニングしたチームが次に勝つチームである。

失敗したときにチームの仲間に与えるの評価は、例えばこうだ。

・見習い:学んでいれば何点でもよい
・ビギナー:60点以上なら良い
・中堅:70点以上なら良い
・プロ:80点以上なら良い

挑戦がテーマなら、相手にも自らにも「完璧」を求めるのはおかしい。

では、「失敗」が許されない仕事ではどう考えるか。
実はそれは最終段階の「作業」の段階だから「失敗」は許されないのである。
あるいは、やりなれた「繰返し的」仕事。
「作業」とはそういう種類のものである。

私が強調したいのは、挑戦というのは作業とは別のもので、実行するのは人間だから初戦から60点以上獲得するのはなかなか難しい、という現実である。
だから素早いチューニングをお勧めする。
ジグザグでいいから前に進め。

チャレンジングな職場やチームは、この考えに沿って組織され実行されるべきである。
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実行へのヒント-686

2018年03月04日 | Weblog
英国がユーロを脱退し、その後もヨーロッパは激動している。

さてその中の英国。
2006年、12年も前だが当時の英国ブレア政権は、以下の産業がこれから有望だとし、”クリエイティブ産業”と名づけて奨励した。
…………………………………………………………………
(クリエイティブ産業:2006年)

・広告
・建築
・美術及び骨董品市場
・デザイナー・ファッション
・映画・ビデオ産業
・音楽産業
・舞台芸術
・出版
・ソフトウェア
・コンピュータゲーム&ビデオゲーム
・テレビ・ラジオ放送
・工芸
・デザイン
…………………………………………………………………

ざっと見てわかる通り、それらは製造業中心の後の文化産業である。
他の言葉でいえば「付加価値産業」であり、これがなくて生活が困るというものではない。

家は必要だが、住むだけの家ならもういらない。
仮設住宅を想像すればそれがわかる。
文化も、人づき合いもない「住むだけのモノ」に、もはや魅力はない。

我々の耕地は別のところにある。
その事例を示したのが”英国発・クリエイティブ産業”だと考えるとわかりやすい。

ここから何か読みとれないか。
それが我々の勝負どころ、である。





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実行へのヒント-685

2018年02月25日 | Weblog
富士山型の産業などは出ない

まず自分があって、その上に工夫と努力を重ねるから、ビジネスの成果は百花繚乱になる。
売れるものが”個人頭脳の生産物”であることも同じ結果を導く。

ITブーム、AIブーム、I to Oブーム、フィンテックブームはあるが、日本の自動車産業のように「有望で経済をけん引する産業」を探しても出てこない。
これからの産業界は、自然が示す生物界のように大中小バランスをとりつつ、うねりながら、動的に存在する。
例えば陸上ではゾウやランインなど大型の強者もいるが、小はバクテリアのような極小体が存在し、それぞれの役目を自然界で行うと同時に、一生懸命に生きている。

この方向に変化していく。
いまはその道程である。
個人のあなたが「主役」の時代とは今である。



製造業と大資本力が主流の時代が20世紀で、21世紀は別のセクターが伸びてくる。
それがSOHOやフリーランスで百花繚乱はその結果。

このとき上位を占める高収益の基本要素は
・クオリティー(質)

・クオンティティ―(量)ではない。

ただチーム程度の数は有望だ。
自分にない要素はチームで補い、掛け算に持ち込むのがいい。

ただし基本要素の”クオリティー”は落とさない事。
ボトルネックの位置まで全体の質が落ちる。

我々はSOHO CITYみたかで20年の事業実践を通じてこの答えに到達した。
単なる思いつきではない。

現役であれば、相応のハードワークと新鮮な情報収集はいつでも求められる。
さあ、がんばれ!
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実行へのヒント-684

2018年02月24日 | Weblog
他に合わせすぎないこと

ある高名な学者が
「今の若い人にひと言を」
と聞かれて

「誰かに、何かに、合わせようとしすぎない事」
と言われた。

今の人は、時代に、組織に、SNSに受けるように合わせすぎている、という意味と解釈した。

自分の人生の中の仕事だから自由にやって構わない。
でも、いつまで経っても

エトバス ノイエス。
サムシング ニュー。

が見つからないとすれば、それはあなたが何かに合わせようとし過ぎて、自分の特色を見失って
いるからかもしれない。

自分のことはともかく、

・みんなはどう考え動いているか、とか
・ターゲットはこのセグメントで、とか
・マーケティングの本にこう書いてあるので、とか

これらの考え方はもっともらしいが、自己不在のはじまりである。
会社員ならそれでもいい。
しかしあなたは個人事業者である。

まあ自己不在の意見は、第三者的なので説得力があるが。
しかしその時でも「評価される満足」はあるが「心の奥底から、内部からの充実感」は感じられないと思う。

まず自分があって
つぎに自分が行うのだから、選ぶ業種・業態はこうこうで
こういう技を駆使して商売を広げたい
というのが順当な考え方である。

その後は2つ。

1.プロフェッショナルになるまで工夫改良の努力を行うこと。
2.市場にうまくチューニング(調整)すること。

ここで漸く調整(合わせること)が顔を出すのですよ。
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実行へのヒント-683

2018年02月21日 | Weblog
SOHO百花繚乱時代へ突入

今年からの時代を展望予測すれば表題のような時代に入る。

勿論対象になるのは「もう少し高みに昇ろう」とする意欲あるSOHOである。
上位20%中の一部が自分の情熱と時間をつぎ込んで実行する。

実行への原則はお金をかけないこと。
不確実性の度合いがより増す”新しいチャレンジ”にお金をかけてはならない。
そこで自分の”好き”や”得意”などを活かし伸ばす業種・業態が有望になる。

いわば新手のサービス業であり、ノウハウ提供とか創造性で勝負するものが「ウリ」
になる。
世界中を見渡しても先進国は皆サービス業化しており、かつ成熟化している。
もう経済成長はしないから、その中での豊かさを求める生活になる。
一般消費経済が一国の経済をけん引すると仮定すれば、一般人が喜ぶものがいい。

大工場の長い生産ラインから生み出されるモノ・コトだけでない。
これからは個人頭脳の生産物が有望である。
つまり既に経済の一部は大企業優位の時代を終えた。

例えば今、あなたが買いたいものは何か。

「好きなもの」「趣味」「面白いモノ」であり、基本的ニーズ充足はもう十分だろう。

エトバス ノイエス。
サムシング ニュー。

これを考えるのが我々の仕事である。
それらは事業者の頭の中にあるので、まったく見えない。
「見える化」されたときに初めて評価される。

これらへのチャレンジに熱心な人や会社が生き残る時代であろう。
AIもI o Tもいいが、競争に巻き込まれるようなモノにはもう手を出さない方がいい。

新しいチャレンジの成功確率は10%くらいだが、好きだからやってみる。
趣味のように楽しんでつくる、売る。
そんな人たちの時代なのだ。

また新サービス開発は思ったより難しいので、なかなか成功しない。
成功しないとだんだん空気が暗くなる。
これはヨロシクない。
だから楽しくやる人が集まるといい。
楽しくワイワイ・ガヤガヤとやる人たちが新しい何かを生む、となる。

この時に重要なのは、メンバーがそれぞれ一流を目指す「クオリティー」人であるか
否かである。
単に楽しいことは、そこら中に転がっているがビジネスにはならない。

これらをわきまえた上で「何かをやろう」、と集まるのがいい。
プロトタイプを提示するのでもいい。
10発打てば、1発は当たる計算である。

金をかけずに楽しくやるのが新事業のコツ。
実に簡単な理屈だが、やってみなければ何も生まれない。
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