河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-720

2019年12月24日 | Weblog
絞り込む

自ら手掛ける事業テーマは、ひとつに絞り込むこと。
そうしないと時間が足りなくなる。
手に負えなくなる。
ひとつの事業、及びその周辺事業しか行わない姿勢で取り組むこと。

これを「やずや」の創業社長は次のように語っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
勉強会に出たとき、事業は何にするか早く決めなさいと言われた。

もうひとつ言われたのは、一つに絞れということ。
一つの穴を掘って、掘って、掘りまくれば必ず宝にぶち当たる。

一般の人は少し穴を掘り、ここがダメだと思うと次にあちらに穴を掘る。
それでもダメならと、小さな穴をあちこちに掘る。
な、深く穴を掘れば直径は自然と大きくなるもんだ。

だから早く事業を決めなさい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「便利屋」のように何でも受注するのはお金のためなら仕方のないことだ。
しかしそれは創業初期、なるべく早く卒業したほうがいい。

事業テーマは絞りこむこと。
それまでは失敗を多く積み重ねてよい。

これなら全力投球できるという「天職」今風に言えば「ライフワーク」とは、創業期の四苦八苦を経た後に手中に残るものであろう。
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実行へのヒント-719

2019年12月21日 | Weblog
沢山失敗しよう

新しいことにチャレンジするなら、失敗はどんどんしたほうがいい。
こう勧めなくても失敗するが、それは様々な機会発見の連続でもある。
ありがたい教訓と知恵獲得の繰り返しである。
だから賢くなる。

一方、失敗しない秘訣とは決して新しい事を行わないこと。
で、その種の人を横目で見て色々言えばより賢く見える。
自らは実行すると失敗するから決して新しい行動は起こさないほうが得なのである。。

それで良いのですか?
という時代が来たと思う。
何もしないでお得な時代は過去のものとなった。
良い時代が続いたおかげで日本はそういう人だらけになったから、元気がないのは当然である。

元気とはヤンチャの別名である。
ヤンチャ坊主は暴れるのが普通。
それが単なるヤンチャ坊主と違うのは、失敗の後に工夫を重ねる点だろう。

沢山失敗すれば何がよくて悪いのか、を体全体で知ることができる。
工夫も上手くやらないと前より悪い、ということも学ぶ。
これがいいと思っていたら、アチラのほうがいいということを学習したりする。
その繰り返しでだんだんマシになるのである。

赤ん坊を見れば、ちゃんと歩ける前には沢山転ぶ。
自転車乗りを覚えるときも、あちこち擦りむいた。
学校のテストも悪い点を取るから、次はこうしようと工夫するようになる。
いいトシなのだから、と今までと同じことを繰り返しているとすべての老化が早くなる。

失敗の連続には落胆して当然だが、逆に「こうしてみよう」「ああしてみよう」とアイディアが次から次へと出てくるのも同時に起こる。
これこそが成功への「秘訣」である。

失敗の後は、

・連続の失敗経験を生かせるか否か
・やり通すことを決してあきらめないこと
・良き仲間を持つこと

の3点が重要だといえる。

それにしても挑戦している人には何とも言えない魅力がある。
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実行へのヒント-718

2019年12月17日 | Weblog
やりくりの時代

約80年ぶりで世界の秩序が代わり、日本も変わり、変われない人や組織から没落するのは当たり前である。
この当たり前のことを言わない人やメディアは不思議な存在になり、もはや新聞は発行部数を減らし、テレビは視聴率を落としている。

理由は簡単で面白くないからである。
自ら変わる心づもりの人は、いち早く情報を掴み、あるいはそのような場所へ出向く。
出向けば体全体でその情報に包まれるから、一般情報が届く前に自ら先に一歩を踏み出している。

ところがその情報は未確認の部分も多いから、あれやこれやと考えをめぐらし手探りで未来を探ろうとする。
実はたったそれだけのことなのだ。

あとは縷々書いたように、いろいろと試すことから始まりその感覚から次のヒントを持ってさらに手探りをする。
そして試作品を取り出して意見を聞けば、人は案外丁寧にアドバイスしてくれるものだ。
それらを取り込みつつ、やりくりして新商品・新サービスが出来上がるのである。

どうしてこれができないのか私には不思議だが、どうもその経験がないかららしい。
自分で行う経験のことである。
80年周期説が示す弊害はココかな、と思う。

つまりこうだ。
現代人は子供のころから「良い型」にはめられ、社会人になるときに完成する。
そのように生きてきた。
社会人になるという事は、「ポスト」を得る事からはじまる。
そしてより良いポストを目指すよう努力し、周りもそれを奨励する。

ところがある時に環境ががらりと変わると、「ポスト」自体が意味を持たなくなる。
必要なのは「ポスト」をゲットする事ではなく、自分で「創り出す」事に変わるのである。
つまり積極的に「やりくり」という試行錯誤を繰り返して創り出す行為のことだ。
それが楽しいのなら本気で取り組んでみたらどうか、と言いたい。

何故ならそれこそが本当の意味で「新しい」からである。

本当のクリエイティブの意味が分かっただろうか。
さて、以下の動画は「ポスト」と「創る」ことについて述べられた貴重な動画である。
参考にされたら良いと思う。

・内山 節「経済のゆがみ、社会のゆがみを正していく時代」
https://www.youtube.com/watch?v=nbconwfWmLw
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実行へのヒント-717

2019年12月16日 | Weblog
80年でひと回りしている日本

日本人は、出来る人からどんどん試す必要がある。
その一つに、日本がおよそ80年でまったく変わっているからである。

一回目はみんなの好きな明治維新。
維新の志士たちは若くして国を変えた。

明治元年は1868年10月23日だから、それを起点として第二次世界大戦の終了(1945年)まで77年。
第二次大戦のあとは高度成長期を経てオイルショック、バブル時代と崩壊、リーマンショックが続いて2019年の年の瀬を迎えた。

ここまで74年。
国際秩序が大きく揺らいでいることは、ブレグジットの大騒ぎ、フランスの黄色いジャケット運動、香港の民主化デモなど他にもいくらでもある。
動乱の時代である。
経済界はGAFAが席巻しているという。

ただ、新しい動きはその中にもある。
その震源地シリコンバレーでは、シリコンバーを知っている内部の投資家はこの5年くらい、その投資の半分をシリコンバレー以外に投資しているらしい。

ここから成長マシンを目指す都市と会社グループと、持続可能なQOLを目指すチームの2つに分かれる。
前者はメトロポリタン東京に集合する(山手線内)。
郊外都市には、QOL中心の人たちが収入は7掛けだが、人間らしい暮らしをしたいと住む。

これが第二次世界大戦後80年後の東京と郊外都市で、ここに新しいアイディアをぶつけるのが日本の新しい働き方だと言いたい。

ここからどんなものが飛び出すのか?
この結果の集合体が未来の80年。
行う人はこの80年の主役だから本人は面白い。

それで「やってみたら?」と言っているわけである。
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実行へのヒント-716

2019年12月01日 | Weblog

どんどん試そう!

何かに「カスッた」感覚があれば、先ずはそこからどんどん試すことをお勧めしたい。
なぜなら自分が試す以外に正解だとわかる方法がないからだ。
どんな本にも書いてはいない。

これが新しいことにチャレンジするときの考えと態度で、ダメだったら失敗から得られた貴重な経験を次に生かすことだ。

何回試せばいいかは誰にもわからない。
それにお金はかけないのだった。
だから自分で試すことだ。
いい意味で尻軽になるということ。
で、どんどん動き試す。

動くと頭だけでなく、体全体でわかるように。
その感覚を生かしながら次の行動に移る、という具合。

この行動力を伴う躍動感こそ新しいビジネスの「味の素」である。
デスクワークとデータ収集だけではわからない。
そして持続力こそが「ここ」ではキーになる。

・忍耐をもって成功を期し、大らかで楽しい時代を目指す

これへのチャレンジが日本では少なく、全日本の総和でも未来が見えないというのが経済人の今風な課題だ、というわけである。
残念ながら今の日本企業人のビジョンの先に新しい未来はない。
思いつくのは「デジタル社会到来」の標語くらい。

一方私はSOHO CITYみたか構想とともにざっと20年を歩いて個人のほうから社会と会社を見てきた。
たどり着いた結論は次のようなものだ。
豊かさとはGDPに象徴される「経済力・成長能力」ではなく、日本人全体の「QOL(クオリティーオブライフ)」への様々なトライアルの総和である。
トライアルしているその状態が幸せ、なのである。

勿論個人生活にも経済力は必要である。

ただそれは本人のQOL向上のための「経済力」であって、経済力そのものが「主たる課題」ではない。
経済力はQOL追及の従者の位置に降りる。

ここに基点を置くと、新しい未来が見えてくる。
一言でいえば「チルチル・ミチルの青い鳥」の物語そのもの(結局、幸せの青い鳥は自分の家の中に)であり、同時にその観点が「豊かな江戸時代 2.0」であろう。
だから近い将来、国家を担う重要セクターに「個人」が初めてカウントされるようになるだろう。

SOHO CITYみたかはこれらの目標に向かい新たな歩みを始めていると考えたい。
そしてその第一歩とは、目の前のアイディアを試す今日から始まるのである。
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