河瀬サロンSOHOスタイル    起業・経営者実学サロン

SOHOコーディネイタ河瀬謙一@三鷹からの発信。
キーワードは、身の丈でお金をかけない起業と経営。

実行へのヒント-78

2006年08月31日 | Weblog
事業を推進する過程で数字はもちろん大切だが、目標達成ばかりを求める姿勢には注意をしたほうが良い。

いつも引用する加藤諦三さんのWebサイトから再度引用してみよう。

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ハーヴァード大学の心理学のエレン・ランガー教授は
「過程を重視する姿勢は、私たちの判断力を鋭敏にするだけでなく、自分自身を好ましいものと感じさせてくれる。ひたすら結果だけを重視する姿勢は、人生から喜びを奪う」
と述べている。

私はこの逆が言えることが大切なのではないかと思っている。
つまり、人生から喜びを奪われた人が、結果だけを重視するようになってしまうということである。

(後略)
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なかなか味わい深い言葉である。

経営では目標数字を出す。
目標達成だけがすべてであろうか。
それは違う。
目標通りいくのは「まぐれ」か「作為」だと思ったほうが良い。

つまり目標通りいかないのが「普通」である。

その差をどう読み、どう手を打つのか。
これが社長の仕事だが、このときプロセスを読まないと上手な手は打てない。
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実行へのヒント-77

2006年08月29日 | Weblog
雑談・スローライフ考-(4)

「生きがいを得るには苦痛が伴う」、と小林 司さんが書いた本、「生きがい」とは何か―自己実現へのみち ~日本放送出版協会刊~に書かれている。

とにもかくにも、人間らしく生きがいを持って生きるにはどうしたらよいのだだろうか。「スローライフ」という投げかけには、そのような問いが含まれている。

一方で「シアワセ」とか「生きがい」などは所詮心のありようであって、だからこそ掴みようの無いところがある、とも言える。やっかいなものだ。
分厚い牛肉を食べると幸せになる、という公式があれば便利だがそれは無い。

ヒントとしては「夢」「目標」「読書」「語らい」「成果」「満足感」「自然」「宗教性」などいくつか頭に浮かんでくるが、的の中心を捉えているとは言いがたい。

しかし、明らかなことは「金」と「時間」と「もの」がありあふれる中にあったとしても人間は幸せを感じ得ないだろう。
ひと時は別として。

とすれば、強力なヒントは、やや窮屈で、気遣いしながら、せっせと動いているその日常の再発見にあるのではないか。
チルチルミチルの「青い鳥」の物語を思い出して欲しい。

夏休みの雑談なので、散漫な話しになってしまった。
ただひとつ、「幸せ」や「生きがい」というモノやコトは売られていない、という事実だけは最後に確認しておきたい。
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実行へのヒント-76

2006年08月28日 | Weblog
雑談・スローライフ考-(3)

成熟社会になり、成長神話を捨てた”縮小バランス社会”は未来像のひとつだ。
そこには人口減少の事もある。

今、若い世代は子供を産まなくなった。
夫婦2人で1.2人しか産まない。
次世代に人口は少なくなって、日本は活力を失う。
だからどうしても子供を産んでもらうようにしなければならない。

「それでは子供を産んだらお金をあげよう」
というのがどこぞの大臣の言葉である。
本気なのだろうか。

統計を見るとはっきりしているが、夫婦はきちんと子供を2人産んでいる。
(完結出生児数=2.2人)
結婚する人が減り、だから子供が減っているのだ。
結婚もスローになったというわけ。

すなわち、もし手を打つなら結婚促進策である。
仲人制度の復活とか。ほんとに(笑)。

笑い話はともかく、結婚しない理由も厚生白書などを読むと、色々なアンケート結果が出ているが、そんなことは表面的なことであって、とどのつまりは「惚れるような素敵な人」がいないからだろう。

私は勉強のやり過ぎでダメになったのだと思う。
男でも女でも、頭でっかち、理屈ばかり、権利主張ばかりの我がまま野郎に誰が惚れるものか(笑)。

いずれにせよ、だれかの思い付きの制度が出来上がったとしても、自由社会がそれに従うことはない。
気に食わない相手となんか暮らしたくない、近づく必要も無い、なんてのは世間の大常識ではないか。
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実行へのヒント-75

2006年08月26日 | Weblog
雑談・スローライフ考-(2)

雑談を続けましょう。

こんなことがありました。
先々週、都内某喫茶店。
友人と夕方にはならない早い午後、お茶タイム。

私は、
「先方が夏休みになって仕事がちょん切れちゃった」
という言い訳。

相手は、
「僕の方はなんだかんだあったけれど、予想以上に話が早く進んで効率良い一週間だった」

さらなる私の主張は、
「だけど朝、メダカにえさをやる時間がとれたから、何か気持ちがすっきりしてるんだ(笑)」


どちらも平日の午後にゆったりお茶、の優雅なスローライフ(?)だけど内容はまったく違う。
言いたいことは、時間軸だけじゃないスローライフの側面を見つけるのは面白い、ということだ。

そういえばスローフードというがありますね。
この分野ではイタリアのブラという町で、1986年ピエモンテ州の町、ブラでカルロ・ペトリーニ氏がファーストフードではない本物の食べ物に光を当てよう、ということで始めたスローフード協会(NPO)の活動が有名です。

構図は本物の食べ物とジャンクフードの対決、となるが商業主義的には今のところ後者に軍配が上がっている。でも何時まで続くかはわからない。

ちなみに「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」(東洋経済新報社 ¥1,470)、は加工食品のオソロシイ一面を暴く本らしい。

「この本を読むと食べ物に対する見方が変わる。家族のために一度読むといいよ」
と友人が勧めてくれました。

(写真は、みたかまちづくりディスカッション2006の準備打ち合わせ風景)
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実行へのヒント-74

2006年08月25日 | Weblog
雑談・スローライフ考-(1)

残暑お見舞い申し上げます。

東京の暑さは朝方はまだしのげるものの、昼、夕、夜と暑く湿度も高くクーラーのリモコンが手放せません。

さて、世間は夏休みということで既に流行語になっている「スローライフ」を肴にして雑談。
まず「スローライフ」と聞いていくつかの事が関連性なく勝手に頭をよぎります。
ざっとこんな感じ。

1. ゆとりはいい。これからは「収入」と「時間」と「シアワセ」のバランスをとるようになる。
2. 日本人にはそもそも「スローライフ」が似合う。
3. スローだけでなく、ファーストやクイックもある(あわせ技)。
4. スイッチのONとOFF。自由自在。
5. ファーストだけの日本、ファーストだけの会社、ファーストだけの人生は卒業。
6. 子供の頃学校帰りの道草は楽しかった。道草人生というのもある。妙に懐かしい感じがする。
7. スローになっても経済効率が上がる仕事がある。

などで、わかりやすくするために逆から攻めると「ファースト」の方にもこんなのがあります。

・ ファーストフード。
・ 高度成長経済。
・ 新幹線やコンコルド。
・ 子供への「早く、早く」というお母さんの声。
・ 緊急手当。
・ クイックレスポンス。
・ 収入やある種の力。
・ 効率。作業効率。効率的経営。
・ ノルマ。
・ 疲労困憊。過労死。

戦後の高度経済成長で日本人は「経済的豊かさ」を手に入れましたが、日本人のDNAの反撃にあって「スローライフ」が出てきた、と僕は思っています。

例えば若い男女間ではこのごろ「浴衣」が流行していますが、そもそも着物という形態はファーストに動けない。着物を着ていた頃の日本は情緒あふれるスローライフの国だったろうにと。ただ、ぺルリが来てから自衛策として効率を追いかけるようになった。

でもそればっかりじゃないだろう、と若者が気付いたかどうかともかく浴衣が流行する。和モノの流行も根付きだしたようです。
「僕、結構日本物がすきなんです」
という人はこのごろ多い。
アメリカかぶれにならない。

戦後は焼け野原から経済でリターンマッチを仕掛け、これは成功。ただし経済以外のものが忘れられた。未だに大量生産、大量消費という社会構造もある。もちろん悪くはないが、既に飽きられ始めたと思う。
「マクドナルドより新しく出来たおにぎりやさんに行こう」とか。

それから日本人はそもそも情緒を好むし、気配りがある人を評価します。無い人もいるけれど、それは一般社会では評価されない。
「あいつには情緒が無い。気配りゼロ」
などと言われるとアウトです(笑)。

ただ会社では仕事上、効率派が評価される。
それはそれで結構だけれど、退職して一般社会に帰れば評価基準はほとんど逆。

だから団塊の世代が地域に帰る、というのは実はご本人にとって大変なことだと思っています(ご家族にとっても)。

その他色々と言われるが、僕は国民の生活意識というのは、世間で言われている以上に大きく変わってしまった、と思う。

例えば大会社が嫌われ始めている。あれほど子供の頃からバカみたいに勉強して世間的評価も高い会社に入ったのに、です。特に若い人、優秀な人ほど自分の所属する会社を問題にしなくなっている。
少数だけれど、次々にスピンアウトする。
中高年の会社人間から観ると意味不明です(笑)。

かれらの評価基準は自分の感性が「納得」するレベルで、それは「会社」の言うCSR(Corporate Social Responsibility) =企業の社会的責任の基準より数段高いから、というのも理由のひとつ。
しかも、そもそも会社は”言っているだけじゃないか(カタチだけだよな)”と内部から観ている。
だから辞めるのです。

独立すればもちろん一時的に収入は減るが、長期構想とダブルインカムなら家族も持てる。親の退職金もマルマル残っているとか(笑)。
彼らは納得する仕事をして人生を全うしたい、と哲学的に目覚めているので「世間体」は2の次、3の次。

単に金が手に入ればいい、というのはまさに浅はかな人生だと見破っている。
「納得」した仕事で財を成すのが若い世代の目指すところです。

しかし「納得」には深い考察や多様な経験が不可欠で、それはファースト思考、効率優先では無理というもの。

こうして時代の変化も後押しをして「経済最優先人生」から「納得活動人生」へと国民意識の軸が移った。そこから現れる諸現象を世間は例えば「スローライフ」と呼んだりする。

だから、実は情緒あり、気配りあり、のまっとうな思考回路を持つ人間と、そうでない人との棲み分けなどはもう社会の中で始まっている。
新しい歯車は既に動き出した。

僕はそう観ています。
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実行へのヒント-73

2006年08月18日 | Weblog
マイペースを守る大切さについて。

夏休みだというのに、朝のテレビは普段と同じように「殺人」「事故」「靖国問題」「ポスト小泉」などを報じている。朝から実にやかましい。
同じようにあなたの周りでもイロイロと”やかましい事”を言う人がいるだろう。

だから私は言いたい。
イロイロ言われても仕事に関してだけはマイペースを崩してはならない。
自分の道をしっかり計画した社長であれば尚更である。

世間は”話題”を好む。
マイペースなどといっているより、「どんどん」とか「ズンズン」とか(笑)、とかく元気のいい話、量的な大きさの話を好む。
あなたもそうしなければ”いけない”ような心理環境をつくったりする。

ただ世間は一方で無責任であることを忘れてはならない。
刹那的なことも忘れてはならない。

人生の当事者は”あなた”である。
世間からみれば”あなた”であることより以前に、「話題になるかならないか」、が重要である。つまり”あなた”は不在でもかまわない。

あなたに大切なのは、自らが深く信じる道を進むことである。
話題になるかどうか、などというのは仕事上のコマーシャルを除いて大切なこととは到底思えない。

成功するには、自分にふさわしいテーマを決めて、楽しくマイペースで取り組むことである。特にこれからのビジネスはそうである。そして平凡の積み重ねを非凡にまで持ってゆけばよいのだ。それこそがあなたの道である。
その時あなたは真の「どんどん人間」になっているのかもしれない。

中国にこういう諺がある。
「深い河は静かに流れる」
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実行へのヒント-72

2006年08月15日 | Weblog
夜、ベッドに入り読書をすることは私の癖になっているが、「私もそうだ」という人も多いのではなかろうか。

愛読書の中には、仕事で絡まった気持ちを転換させる常備漢方薬、のような本もある。

本には不思議な力があるのだ。

加えて、例えば読み手の年代によってその読後感を変えてゆくことは多くの人が指摘するとおりである。そんなこともあり、本好きは手元から離せない。

さて、この夏は別の角度から読んでいる本がある。
・問題解決の実学(斉藤顕一著、ダイヤモンド社刊。2,000円)。

仕事の業績をあげるため、課題を整理しなすべきことを明らかにするのに役立つ本だ。
部分的に関西弁で書かれているところも面白い。
創業、というよりより一段高い目標にチャレンジするマイクロカンパニーにうってつけである。

一人仕事からチーム仕事へ。
そして会社での取り組み、と進化する社長には良い参考と刺激になるのではないか。

一読をお勧めします。
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実行へのヒント-71

2006年08月14日 | Weblog
8月は、溜まった仕事を整理するのに良い月である。
効率も良い。

まず、一般客や取引先が夏休みだから静か。
皆ダレているので、ここが踏ん張りどころ。
追いつき、追い越せる。

暑くてもクーラーをつけると涼しくなるので、これは文明の利器活用。
扇風機と組み合わせるともっと良い。

夕方からはさすがに根気も尽き果てるので、ビールがうまい。
とは言ってもやはり夏。
なんとなく体がだるい、という人は具沢山の豚汁を作って朝に食してみると良い。

ショウガも忘れずに。
これ、案外効くのです。

(写真は第9回SOHOフェスタのテマデザイン選考会本選-2006.8.9)
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実行へのヒント-70

2006年08月08日 | Weblog
先日、都内某社の社長と飲んでいたら、どういう理由か「クロネコヤマトの宅急便」のハナシになった。

「今、その本読んでるんだけど」
と私がポケットから取り出すと、その本はぷっくり膨れた。

「すごい厚さだね」
と某社長は笑いながら本をパラパラッとめくった。

「小倉さんのDVDもいいよ。安いし」
「へえ、そう」

そこでお相手に紹介したのが次のDVD。
ついでに本も。
参考になります。

・ 小倉昌男の経営哲学(日経ベンチャーDVD:1,995円)
・ やればわかる やればできる (講談社α文庫:648円税別)
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実行へのヒント-69

2006年08月04日 | Weblog
セミナーの効果について。

起業や経営に関する各種セミナーが花盛りである。
毎年恒例になったSOHOセミナーでも、今年は
・ 文章を書くことを学ぶ
・ 効果的な内容とは、その手法とは
・ Webやパンフレットに反映させる

という内容で連続5回の講座を行い、結果を出した人からお礼のメールが来た。

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第4・5回の講座で実際に作成しましたOOOOの
チラシですが、1000部ポスティングして4名の
方が、相談に来られました。

正直、来ても1~2名かなと予想していたので、反響
の大きさに驚きました。
潜在的な疑問を持っている方にうまくアピールできた
ようです。

広報物の基本的な事柄について学べ、大変参考になり
かつ、実務にも役立てることができました。

貴重な機会を設定していただき、ありがとうございました。

(文章の一部を掲載)

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事業で成功する人はやはり実行力のある人なんだと思う。
セミナーを企画するほうだって、こんな話しが聞けてとても嬉しい。
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