河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-168

2008年02月25日 | Weblog
小さな成功

立派な業績は称えられてしかるべきである。
大きな成功もまた同じ。

しかし凡人はそう大きな事を続けさまに出来るはずがない。
事業者としても体力がないし息切れしてしまう。
挙句の果てに諦めてしまいかねない。

だからむしろ小さな成功、目の前の成功を狙ってゆくべきじゃないか。

「今日はこれを成し遂げた」
という心の満足感こそは何物にも代えがたいのではなかろうか。

「成し遂げた」という気持ちは自分自身を強くする。
何よりもまず次の目標を描きたくなる。

「今度はあれをやってみよう」
「こうしたらどうだろう。いや、こっちの方がいいかな」

心がよいほうへ循環し始めると気持ちも軽やかだ。

ゲーテは「大作には気をつけよ」と言った。
「それには私もたびたび悩まされた」とも。

大きいものは小さく切れる。
小さなものなら凡人にも成し遂げられる。

「小さな成功こそ大切なのではないか」
このごろ私はそう確信するようになった。

何より、誰より、私がうれしい。
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実行へのヒント-167

2008年02月22日 | Weblog
武田薬品の経常利益率は40%+

現場にある者は目の前のことに集中している。
しなければ失敗してしまう。
が、目の前ばかりを見続けていては、高い志もつい忘れがちになる。

「武田薬品の経常利益率は40%プラス」
こう言って武田が世界に出てゆく姿勢をわかりやすく説明してくれたのは、SOHO CITY みたか推進協議会の会長、前田隆正さんである。

が、ここで私が言いたいのは数字のことではない。

いつも何かを思い出させてくれる人のことである。
目の前のことにとらわれている自分に”カツ”を入れてくれる人の存在である。

経営者にはそんな存在が不可欠である。
もし社長業をやるならば。

そして一番大切なのはあなたの周りに居るかどうか、だ。

(追伸)
筆者の勘違いで経常利益率20%と書いてしまっていたことをお詫び申し上げます。
しかし、そのお陰で新しいことがわかりました。

武田薬品の営業利益率は30数%。
経常利益が40%プラスとは逆転でおかしなことです。
この点を本社に聞いたところ、50%の株を持つ海外の企業が稼いで10%程度の営業外利益が入ってくるからだそうです。

いやはや、すごい会社です。
海外進出は既成の事実なんですね。
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実行へのヒント-166

2008年02月12日 | Weblog
「もうちょっとで副大統領にゲロをひっかけそうになったので仕事をやめ独立することにした」

という書き出しから始まる、
・ フリーエージェント社会の到来
  2002年刊
  ダイヤモンド社
は面白い本だ。

日本のSOHO事業者も先端で仕事をしているから、自分の類型が一般社会に無く不安を覚えることがあるかも知れない。
一歩先を行っているアメリカSOHOの実例=まあ、フリーエージェントだが、その仕事のやり方や考え方が沢山載っているので不安解消にはもってこいだ。

思わず、
「僕もそうなんだ!」
と叫びたい箇所をいくつも発見することになるだろう。

一読をお勧めする。
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実行へのヒント-165

2008年02月04日 | Weblog
仕事は「収縮」と「拡大」を繰り返すサインカーブになる

SOHOで独立したはいいが、仕事の範囲が広がっったり煩雑な雑務が増えてわけがわからなくなる、というのは本当である。

なんだかわけのわからない状態になることはよくあることだ、と自らがその有様を受け入れることがまず大切である。
しかし、どうにかせねばならないから人間は自然に工夫をする。

もし「どううしてこんなことになちゃったんだろう」と考えると、心のゆとりを失い工夫の余地ができない。まず現状を受け入れること。

そして工夫の後にはこんなことがある。

目の前の仕事が広がりすぎているときは、まず比較的小さな仕事に集中して短時間に仕上げてしまうこと。これで勢いがつく。「やった!」という小さな自身が自分をさらに後押ししてくれる。

逆に微細なことにこだわりすぎるときは、自分の行うべき仕事の鳥瞰図を作って眺めてみる。全体と自分の現在地を確かめてみる。

人間というのはどうも注意散漫になったり、集中したり、それらを繰り返す生き物のようである。

散漫になったら一点突破。

こんなコツを覚えておくだけで前に進めるようになる。
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実行へのヒント-164

2008年02月01日 | Weblog
三鷹と各地のSOHO集積と何が違うか

三鷹SOHO倶楽部でこんな話題について意見を出し合ったことがある。

色々出たが、一番違うのは集積SOHOの”年齢層の幅が広い”、ということだった。
70歳、80歳を超えたSOHOも居れば、この間会社を飛び出してきた若いSOHOも居る。
しかも全員が現役である。
単なる相談者やコーディネイタに経験の深い人が居るのではない。

だから全員切れ味が鋭い。

鳥瞰的に観ると、ひとつの会社のような村のような一種の社会を形成している。
しかも雲上人と呼ばれるような人に「ちょっとすいませんけど…」と気軽に聞ける環境である。

これはすごいことだと思う。
一種の空気のように知恵の蔵が存在するのだから、ありがたい話しである。

ただ、これは他の地域でも実現可能なことだ。
そうでないところは、すぐ真似したほうがいいと思う。

するとどんなことが実際に起こるのだろう。

経験から言えば、あれこれ迷うことが少なくなる。
「こうすればいい(早い)」と大所高所から判断をしてくれる。

この人に話してみたら、と紹介してくれる。

その手がだめならこの手がある、とか(笑)。

あるいは、これからは社会人になってからの勉強が大切になってくる、と教えてくれる。

儲け方のほかに”人としてのあり方”も教わる。
感覚から言うと”吸収する”というほうが近いが、とにかく得るところが多い。

得たものはいずれ若い世代に受け継がれてゆくのだから、人の集積がさらなる集積を呼ぶ、という10年前の目標にも一歩近づいたことになる。

ただ、こことて現実の社会だから、SOHOのユートピアではなく当然ながら課題や問題も山積している。それぞれの意見の違いはもとよりある。
しかしそれらを差し引きしても個々の努力と活動実績が練りあわされて、静かな熱気はさらに上昇傾向を示すのではないか。

これはまさしく協働のベストプラクティス(好事例)だと思うが、そこから導き出される現実的な結論の一つは、

・ 協働とは、お互いに得るものがある(利益がある)ときに継続性を獲得する、
ということだ。

(写真は1月2日女房の実家に寄った時、近所の文殊寺でのスナップ)
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