河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-563

2011年06月20日 | Weblog
豊かさへのアクション-2

起業独立とは、豊かさへのアクションである。

けれど、わたしがここでコテンパンに言っているサラリーマンの中にも、ちゃんと独立
した考えを持つ、立派な人が少しのパーセントだけはいる。

「会社はね、ほんの一握りの人でもってるんだよ」

と、社会に出る前にユニリーバのマネージャーをされていたKさんに聞かされて、何だか
わけがわからなかったけど、自分が会社に入ったらその意味がよーくわかった(笑)。
やや不自由な点はあるが、”会社内独立”も実際にあるのだ、と知った。

さて、すこやさんから、ドラッガーは生産性を上げる仕事がが企業家のこと、とコメントして
いただいたが、では生産性を向上させ、どこまで自分の収入を上げるのか。

それは他人ではなく本人が決めるのだ、と私は考える。

まあ、社会に出て勉強中の間は仕方がない。
しかしいずれ収入とは本人が決めるものだ。

加えて今の社会はもっと自由を提供している。
これを使わない手はない。

職業選択の自由、修める学歴ランクの自由、独立の自由、結婚する・しないの自由、今日何を
やるかの自由、次の休みに何をするか・どこに行くかの自由。
もう既に自由だらけである。

最も自由な時代とは今、と多くの人が感じているに違いない。
それに提供されているモノを使わないとはもったいない。

自分の人生を広く、大きく、伸びやかに生きる事の出来る時代は今である。
この時代をもっともっと、貪欲に活用したらいい、とあらためて提案したい。

その活用方法を、今度こそは真剣に考えて実行するのだ。
成功への第一歩は、自分の手の届くそこにある。
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実行へのヒント-562

2011年06月19日 | Weblog
豊かさへのアクション-1

会社員の所得が下がって、日本には経済に対する諦めムードと低所得化を肯定する人がいるが、
私はそうは考えない。

国家の力とは経済力と軍事力で測れるように、個人の力は経済力と仕事力、プラス仕事場や家庭
での人間力と言えるかもしれない。

その人間力、人間性は大切だが、一方で経済力を甘く見てはいけない。
経済力はあるレベルまでの人間の生きる目標、働く目標になるものである。

これから独立して仕事をする人は、経済力を十分に備え、その上で社会的な貢献をする人ではないか、
と思われる。

それは独立自営業者の全体ではなく、ごく一部であろうという指摘は当たっているにしろ、そういう人の
意見や存在を無視した社会は、結局不健全なものになっっていく、という感想を持たざるを得ない。

「独立とは、豊かさへのアクションである」

とあらためて主張したい。

ご賢察の通り、”豊かさ”とは経済力を含み、かつそれを超えたものを意味する。
何でも買える強い大きな経済力、という意味ではなく、むしろ、もう今以上は何もいらないという心理
状態の事であろう。
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実行へのヒント-561

2011年06月17日 | Weblog
ヒントを

発想を必要とするときには、どんどんと情報を頭に放り込んでいく事である。
特に自分が実体験したことや、直接感じた情報を文脈を気にせず放りこんでいく。

すると頭の中はいっぱいになるが、不思議にも次の日にはスカスカになっている。
そして更に放り込みを続けるのだ。

この期間にはアウトプットがないので、忍耐力のない人はそこそこでお終いになる。
目標に達することに情熱を注げば、いつまでもそれは継続できるものであるが。

これと並行して、読む・聞く・話すを行う。
イメージを書き出す事も助けになる。
泡のように浮かびでるアイディアは小さく試してみる。
これらを度重ねる。

それらの絶対量と混合割合がある一定のレベルに達すると、不意に良いものが出てくるのだ。

経験では初期のアイディアだけでは無理。
寝かせて発酵させる「量と時間」が必要である。

出てきた良いものは、さらに現実とすり合わせ、その成果をいくつか持つことで個性のある
事業と展開につなげてゆくことができる。

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実行へのヒント-560

2011年06月16日 | Weblog
以上の事実をまとめると、こうなる。

・まずは自分のお気に入りの事業テーマを見つけてみる。
・そして今日はテーマに沿って、出来る限りの事をする。
・それは「点」として存在するビジネスとその結果である。
・しかし、時間軸を味方につけて「点」の数を多くすれば、複数の「点」と「点」を
 相互に関連付け、より拡大された事業モデルを描きたくなる。
・努力をして継続をすれば、その答えはいつか出る。
・それはあなただけの、新たなビジネスチャンスを意味する。
・同時に孤独感を伴う。

この試みは、不確実な事にチャレンジする意味はあるのか、という問いとその答えでも
ある。

答えは”大いにある”だ。

大人は不確かなものに取り組んではならぬ、という雰囲気がいつの時代にもあるが、
そういう人は今まで安全で大きい、と思う道ばかりを歩かされてきただけかもしれない。

自分から道を選びとった事がないのは、将来の致命傷になりかねない。
今の物差し以外は受けつけない態度ならば、所詮すべてが”想定内”の事にしか対応でき
なくなってしまう。

つまり安全だが発展はない。

同時に、純粋な楽しみや感動がない。
”この時代の閉塞感”という正体、根っこはここにある。
当人そのものにある、と認識できないのは悲しい。

しかし、ビジネスや人生の妙味は”本道”と言われる所から少しはずれた小路にある、
と気付いた人は楽しんでいる。
本物を直に感じているから、五感が働いている。
体が生き生きとする。
細胞がプチプチしている。

限りがあるからこそこの人生を楽む、という意欲。
これは、ちょっとだけ脇にステップアウトする勇気の”ある、なし”で決まるようだ。
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実行へのヒント-559

2011年06月15日 | Weblog
時間軸を味方につける事、新たなる「解釈」が可能性を広げる事を述べた。

今回は幾つもの「点」が、ある日つながって新しい事業モデルになる、という
話しである。

さて、もそも私が印刷業に就職したのは、工学とデザインが絡み合う分野だっ
たからだ。だから、独立をしてもこの関係の中で事業テーマを探し続けた。

万華鏡はデザイン的に美しいもの。
しかしこれだけでは単なる「点」の事業でしかない。
作って売るか、仕入れて売るかの仕事である。
数量もたかが知れている。

それでも続けたのは、実に美しい画像が見られる事と(本当にいつもほれぼれと
してしまう(笑))、小さなマーケットだからこそ、プレイヤーとして参加しながら、
マーケットの動きを観察者として見る事が出来るからだ。

経営との関連で、マーケットの動きを学ぶ社会実験、と言う訳である。
何しろ大きすぎるマーケットは、こちらが揺さぶられ、じっくり観察が出来ない。

一方では、”SOHOベンチャーカレッジ”や丸の内での”社会起業家育成ワークショ
ップ”で教えたり、メンター役をしていた。

また別の方面では、企業が「紙」ベースで行っていた情報収集を、デジタル写真で
集め処理する、などという実験的な事業にも参加していた。

こうして私の仕事は、いつの間にか多角化してしまったのである。
現在、今の私の仕事には4つ、

1.万華鏡に関わるビジネス
2.アナログ・デジタルコンテンツに関わるビジネス
3.SOHOプラザ-A運営などの不動産ビジネス
4.その他の細かい雑多なビジネス

がある。

私の関心は、1.と2.のビジネスを関係づけて、もう少し大きな枠でくくることは出来
ないか、という事にあった。

ずっと考えつつ、ノートに記し、それを観ながらまた新しいアイディアを出す、という
日々が続く。
真っ白な空間を、手で確かめながら歩いている感じである。
その空間を曲がったところに、何があるのかは全く分からない。
いつ終わりが来るかもわからない、苦しい時の流れがある。

そしてある日、ポロリと答えらしきものが出た。

らしき、というのはそのものズバリという確証が持てないからである。
新しいものは言葉では表現、評価できない(そもそも単語がない)。
成功するかどうか、はやってみなければわからない。
一種の孤独感もある。

けれど確かな事は、それを考え見つけたのは唯一人、という事実である。
一人だけが発見したり思いついた事だから、当然孤独感を伴う。

これこそが真新しい事に遭遇した時の感触だ、と後からわかる。
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実行へのヒント-558

2011年06月14日 | Weblog
ビジネスフォーマット拡張 (印刷と万華鏡から)

結論を先に言えば、じっくり考えることは無駄ではないという話しだ。

さて、2003年当時を振り返ってみよう。
この頃の私は、単にこの2つのビジネスフォーマットを、面白がってそれぞれに
実行していた。印刷と万華鏡づくりの2つの事である。

2011年の現在はこの2つがくっつき、さらに大きなフォーマットに形を変えようと
している。

全体像はこれからの実績でお見せする事として、ここでは
・ 物事の発想

について少し触れたい。

まず述べるのが、印刷業の”デジタル化”である。
もう皆さんはご存じであろうが、話の順序としてお聞き願いたい。

私がサラリーマンを辞める時代は、印刷業界がアナログからデジタルに代わりゆく
時代だった。
退社した数年後には、DTP(デスクトップパブリッシング)が声高々と叫ばれ、版下の
作成工程は一台のパソコンに代わった。
同時に校正刷りはプリント出力に。
印刷業は紙やプラスティックだけではなく、CD-ROM制作、Web制作に手を伸ばした。

電車に乗るときに使うSUICAなどのICカードも、私が社会人になるころから”次世代
の旗手”として既に話題に昇っていたモノである。

しかし、この技術の変遷を単純に追いかけて行っても、私は印刷業のままである。
だから次の事を述べたい。

変化のきっかけは万華鏡の「解釈」の仕方だった。

何せ万華鏡は手づくりの工芸品である。
2001年から208年までの8年間、万華鏡を作っている最中に私はこう思ったものだ。

1.これは手づくりの、世界に一つしかない工芸品である。
2.子供たちの科学教育に使える。そのキットもすでに安く販売されている。
3.これは私独自のメディアになるかもしれない。

当時から私は様々な人と会って話をする機会があったが、万華鏡を扱う中でも何人もの
作家の方や業者と話をした。

それらの中で確認できたのは、
-1.オンリーワンの手作り工芸品。
-2.子供の科学教育に使える。

という二つの事については既にみんなが考えている、という事実だった。
だからそれらはいずれ行われる事である(専門ではないが、既にやっている人もいる)。

しかし、3.のメディア、と捉える人は一人もいなかった。
ただ、私はそれに気づいたものの、うかつにもしばらく忘れてしまっていたのである。
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実行へのヒント-557

2011年06月13日 | Weblog
三鷹SOHO倶楽部-その2

この組織の特徴は三つある。

一つは、共同受注を目指さない組織である事。

これは結成時に、他地区の団体がどのような組織形態で運営に臨んでいるか、を参考にして決めた。
検討期間は一週間である。

集めた他地区の情報の中に、ある地方都市では仕事の取り合いにいなる、というものが含まれていた。
マーケットが充足されると競争原理が働く。
当然だが、そのためにお互いが足を引っ張り合っては倶楽部の意味をなさない。
よって、共同受注はこれを行わないこととした。


次は、最優先は自社の事業を伸ばす、本業優位の決定である。

これによって、倶楽部の活動は常に二位以下にある。
組織のために何かを成さねばならないという時に、本業が優先されてよいという自由を担保した。


第三は、会員が不要と考えればこの組織は解散する、という条項を盛り込んである事だ。

組織存続のための組織にならない事。
いつでも解散できる自由は、長きにわたって活動を続けるエネルギーに替わっている。

以上の特徴を持つゆえに、事実上規約に縛られる事のない会員は元気である。
さらに、これらの独立自尊の精神と活動の自由をもつ三鷹SOHO倶楽部の存在は、非公式ながらSOHO CITY
みたかの実現に、いくばくかの貢献を成し得ている、と考える。
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実行へのヒント-556

2011年06月10日 | Weblog
三鷹SOHO倶楽部

1998年にパイロットオフィスをつくったSOHOの残党が集まったのが三鷹SOHO倶楽部で、
1999年の第1回SOHOフェスタからずっと企画運営を担っている。
結成当初のメンバーは、公認会計士、ソフトハウス、デザイナー、印刷企画などの事業者
が中心になっていた。

その後、三鷹産業プラザが出来たところで、毎週水曜日のランチョンミーティングがスタート。
このランチタイムにSOHOたちが予約なしで自由に集まり、四方山話から国際関係まで幅広い
話題のワイガヤが繰り広げられている。

さて、こんな三鷹SOHO倶楽部の活動は、時系列に大きく四期に分けする事が出来る。
…………………………………………………………………………………………
第一期
・ SOHOはみんなでガンバロウの時代。
初めて顔を合わすことも珍しい事ではなかったので、SOHO CITYにみんなが集うだけで
面白かった時期。盛り上がりはあったが中身はまだまだ乏しかった(1998年~2000年ころ)。
…………………………………………………………………………………………
第二期
・ 中だるみの時代
出会ったからと言って、何か大きなことが起こるわけではない。去るものが去り、倶楽部
メンバーも落ち着かない時期(2001年~2004年ころ)。
…………………………………………………………………………………………
第三期
・ SOHOや三鷹産業プラザの認知が進んで、地道に活動をしていた事に手ごたえを感じる
ようになった時期(2005年~2008年ころ)。
売上を伸ばすSOHOがだいぶ出てきた。
…………………………………………………………………………………………
第四期
・ 2009年以降現在までは、リーマンショックに続く東北大震災の影響で、経済活動が停滞。
今までとは逆に売上急降下のSOHOも出現。
実力をつけた者とそうでない者の差が一段と拡大した。
…………………………………………………………………………………………

12年ほどを振り返ると、事業目標を明確にして頑張った人と、単に目先の利益を追った人との
違いがくっきり明暗を分けた。

短期的な事業成績の凹凸はともかく、”自分と仲間はこうなりたい”と考え、それに向かって
努力した人も強かった。
当初の目標をはずしても力がついてきている。

参考になるかどうか、はともかく我々のケースでは、経営哲学を最初から持って事業を行って
いたのではなく、あとから経営哲学らしきものがつくられていった事である。
これは世の中の貴重な教えとは逆の事実なので、そうか、と思う人はよーく覚えておいてほしい。
(帰納法的な事が、実社会ではたくさんある)

つまり経営の教科書に書いてあるような”見事な経営者”は一人もいなかった。
言うなれば今でも”努力する凡人とその集団”なのだ。

その中から非凡の域まで達する人が出るかどうか。
それは、もうここ数年で答えが出るだろう。

SOHO CITY みたかには、今、静かなざわめきがある。
一部のSOHO・マイクロカンパニーが、さらに縦横無尽に活躍を広げていく、と考えられる。
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実行へのヒント-555

2011年06月05日 | Weblog


長期的視野を持たざるをえず

12年を経たSOHO CITY みたかを振り返り、また次の10年を新たな気持ちで迎えたいと思う。
その過去の経緯は、下記URLのインタビューに答えているので参考にしていただきたい。

http://mitakabizstyle.com/mitakastyle/column/10?page=1

ここでは、そこで話せなかった事を書いておきたい。
なるべく事業をされている方の参考になる形で。

さて、その一番目は、1997年当時に何がどうなるかわからなかったため、長期的な視野を
持たざるを得なかった事である。

もし、私に非凡なる才能があるとすれば、当初からこの新しいコミュニティーの未来を予言
できたと思う。
次々に手を打ってこられたと思う。
しかし残念ながらそこまでの才はなく、一市井の凡人としてあたらなければならない事が
3つあった。
出来てしまった。

・SOHO CITY みたか
・三鷹SOHO倶楽部
・自分の人生と事業

の未来をどうつくるか、の3つである。

目の前の小事にこだわれば、毎日があわただしい。
不確定要素の束が降りかかってくるのだから。
かといって、手を放したら明日にはどうなるかわからない。

そこで私は長期的視野を持って事に当たらざるを得ない、というところに追い詰められた。
そして、ようやく10年ほど経って長期的に考える癖がついたのである。
あるいはそんな境遇になって、社長の勉強をしなくてはならなくなり、それでやった。

スーパーマン登場でズバズバと難題を解決していったら傑作話しだが、その事実はない。

12年前の私はまだまだ駆け出しの小僧で、落ち着く場があったわけではない。
そこで古今東西の経営者の本を乱読し、あるいはテープなどを購入して勉強をした。
それらを実際に応用し試しながら、何度試行錯誤したかわからない。

「今からもう一度やれ。金なら好きなだけやる」
と、言われてもやる気はない。
それぐらい大変だった。

誰に言われたわけでもないが、その逆境がよかったのかもしれない。
もし才能があり、資金や時間が十分にあったなら、私のような性格のものは放蕩を尽くしたに
違いない。

時間軸を味方につけなければ、何事も進められない。長期的に構えなければ何もできない、
という状況にあった事が今日につながっている。

アドバイスとしては、時間軸を味方につけること。
一発勝負をしない事、である。
時代はマラソン勝負を求めている。
私はこれからも社会勉強を続けながら、やりたい事を広げていこうと思う。
組織を大きくするのでなく、成果を大きくするのがこの時代のカタチらしい。

そして逆境は貴重だな、と思う。
失敗も、欠点もあってよかった。

そういうのを全部ひっくるめて”自分らしいな”と、思えるようになった。
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実行へのヒント-554

2011年06月03日 | Weblog
顔つきと背中

色々書いたが、その結果は顔つきと背中に出る。
出てしまう。

だから仕事で付き合う人は、顔つきで決めればいい。
本物かどうかは、背中を見ればわかる。

世の中は、なかなか正直なものだ。
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