河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-270

2008年09月30日 | Weblog
知らず知らずのうちに-4

いつの間にか時に流され…、というのは詩的心情からは良いかもしれないが、経営者としては失格である。やはり「意」を発揮せずには何事もなせない。

ああ、だめだった。
と思ったら再スターを切ろう。

再スタート、再チャレンジに年齢は関係ない。
今だと思ったらすぐはじめる。

そして自らの事業の

・目的
・意義
・具体的目標

を紙に書いて「やるぞ!」と決心することだ。
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実行へのヒント-269

2008年09月28日 | Weblog
知らず知らずのうちに-3

知らず知らずのうちに、「言葉だけの人」になっていないかどうか注意した方がいい。

ただ、これは種類がまったく違うものが混在している場合がある。
ちょっと説明しよう。

なるほどもっとも、の常識とか理想を大声で言う人がいる。
そもそも理想は誰にでもあり、結構思っていることは同じである(ご本人は別として)。
しかし残念ながら理想である故に永遠に実現しない。

試しに、
「それじゃあ、自分でやってみたら」
と言うと、足がピタッと止まる。

別のタイプでは枠組み思考だけの人などの場合である。
外見は立派だが、内容が空洞化しているケースである。

「こういうことを、ここのところでやりましょう」
という枠組み提案は立派なのを出してくるが、中に入れるコンテンツが空なのである。

「誰が、何をやるのか。そこをはっきりしてほしい」
と言うと黙ってしまう。
で、つまりは実践できない。

言いたいのは現実に沿った考え方ができる人は案外少ないという事だ。
(だから、ここで膝を叩いた人にはチャンスである!)

現実に沿った考え方、提案ができるとうのは

・理想も理屈もわかっており
・現場を歩いて感覚を知っている
という要素が必要だ。

空虚な頭で考えるだけの人には現場感覚がない。
現場感覚だけの人では、全体の地図が描けない。

だから現実的な企画立案の要素とは案外少ないものである(想像力で中心近くを射抜くかどうか、が大切)。

これはつまり
・ 新しい事業企画というのは案外卑近なところに転がっていて
  (現場感覚がわかり)
・ 必要要素は少ない

のだから、やる気になればできる、と発展的に理解していただきたい。
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実行へのヒント-268

2008年09月26日 | Weblog
知らず知らずのうちに-2

長野に伊那食品という会社がある。
トヨタの経営最高幹部たちが訪れる優良企業だ。

商品は車関係の部品ではなく寒天。
業界自体は左下がりだが、この会社は躍進を続けている。
48年間増収増益。

社員は400名ほどで、社員の幸せを第一に考える会社である。
だからリストラはない。

高付加価値の商品に順次シフトするから利益が出る。
その種まきも営々と続ける。

経営は堅実がモットー。
外部からは「年輪経営」と言われたりするらしい。
木が年輪を刻むようにしか成長しない。
だが数十年たつとライバルがいないほどになってしまった。

知らず知らずでもないだろうが、ともかく堅実成長で国内シェア80%。
世界シェア15%。

学童が道路を渡れるよう、歩道橋も寄付する。
会社の敷地内でお弁当を広げる家族もいる。
木や花を大切にする。

欧米経営の手法が悪いとは言わないが、他人を犠牲にしても何が何でも利益を取ろう、というところは彼ららしい。
日本でそれは嫌われたが、すっかりこの手法に染まって”勝てば官軍”がまかり通っている。

が、それも長くは続かない(リーマンブラザース)。
世の中は巡り巡って、の世界である。
MBAでもなんでも結構だ。
が、世間様に愛想を尽かされたらお終い。

官の世界は社会保険庁をトップに腐敗が根を張っている。
大企業も普通のおじさんが経営していることがわかった。
老舗の店も内部告発で閉店する。
世間様に愛想をつかされた組織は多い。

だからといってCSRがどうのこうの、との議論はやかましすぎる。
「お天道さまの下、胸張って歩こうや」
という社長の一言にこそ重みがある。

世間は新しい風を求めている。
その風の吹く新しい道を切り開くのは新しい実行者である。
マスコミでも評論家でもない。

我々は心して新たな一歩を踏み出そう。
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実行へのヒント-267

2008年09月21日 | Weblog
知らず知らずのうちに-1

ハーバードビジネススクールでMBAの終了証をとる。
ビジネスモデルを構築し、事業計画書にまとめて、VCから3億円の資金を得て、上場目指して頑張る。
富と名声の獲得が原動力。
これが従来の起業のカタチの一つ。

起業への新たな視点は、
・ 年収で都会のサラリーマンを抜けばよいのだから
・ つまり年収は夫婦合わせて800万あれば御の字だ。
・ 1000万を超えばなお良い。
・ それには株式を公開する会社まで必要かどうか。
・ ならば自分独自のマイクロカンパニーを作って頑張ろう。
・ 60歳以降はすべて天の恵みだと思ってありがたくいただく。
・ 知らないうちに金持ちになってしまった。

というようなものである。

「あらまあ、そんなことを言っても高給サラリーマンの方が堅実だわ」
という方もまだまだいらっしゃる。
私は別にそれを否定しているのではないので、どうぞご自由に(笑)。

しかし実際に働いている旦那からすれば、
「仕事がきつくってたまんないよ。残業ばっかりだ」
という嘆きが出ている。
その理由の一つは会社は株主ものだ、という資本家が増えてきたからで(資本家の強権発動)、もうひとつは経費を抑えるために人員を絞るからである(これも高利益、高配当のため。雇われ社長は首を切られる)。

このところのトレンドは、出口(EXIT)が上場とか売却ではなく、自分独自の会社設立と上手な運営である。

アメリカが金融国家として破綻しているのを見て、
・ ああ、先端のビジネスモデルなんて危ういものだ
・ MBA卒なんてあてにならない(有名大学なんてあてにならない)
・ 私は地に根を張って頑張ろう

というのが古くて新しい視点である。

もうひとつ欲を言うなら、この上に”逞しさ”を乗せたい。

金への欲ではなく、生命への欲。
充実人生への欲、である。

惚れた仕事に打ち込む。
他人になんと言われようと成し遂げるまでがんばる。
気づくと大金持ち。

21世紀はそんなチャンスが誰にでもある世紀である。
ふと気がつくと、近くにそんな人がいる時代でもある。
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実行へのヒント-266

2008年09月18日 | Weblog
楽しい方が報われる-9 (了)

金融工学だのレバレッジがどうの、というのは
「なんだか変だなぁ」
と思っていたけれど、今度の米国発の金融組織の破綻と信用収縮で、それが目の前で証明されてしまった。
今までの金融ビジネスモデルはあっけなく崩壊した。

次の悪玉が怪しいモデルを考え付くまで銀行は昔に戻る。
市民、国民からお金を集めて発展しそうな会社へ貸し付け、その利ザヤで食っていく銀行だ。

温故知新。
我々もここで頭を冷やし、少し昔に戻った方が幸せかもしれない。

途方もない収益を目指して起業する「起業バカ」はやめよう。
年間数百万円で暮らせるところを、数千万稼がないと高度な人間ではないと思い込んでいる「通称エリート」とは距離を置こう、など。

それでも技術の進歩などには良い面もあり、例えばインターネットは地球が有限であることを実感させるのに大いに役立った。
そのお陰で、この業界で世界を制覇できると考えた人もいたが、一方で有限をむさぼり争って奪っても結果は知れている、という意識が地球人に広がっているのは確かだ。
ではこれからどうするか。

やはり仕事は楽しい方が報われる。
まずお客さんが楽しみ、我も楽しみ、社会が健全に保てる仕事である。
無い、と感じたなら生み出せばよい。

幸せや感動がある人生とそれへの努力と備え。
加えて機械や電子システムではない”人間の仕事”。
社会が正常に保てる範囲の常識。
これらもう一度見直す良い時期ではないか。

「今」をそのターニングポイントとするのも悪くはない。
そして次に生かしてみよう。
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実行へのヒント-265

2008年09月18日 | Weblog
楽しい方が報われる-8

私はアイディアノートを活用している。

思いついたことをメモにしたら、そのノートに貼っておくのである。
直接書いてもいい。

とにかく、頭に浮かんだことを残す。

その試行錯誤が蓄積になって、いずれよいものが実現される。

楽しい仕事というのはアイディアがたくさん出るものである。
ある時には壁にぶち当たった感じがするが、それでも考え続けているとアイディアがもっと出てくる。

それらをうまく配合するとまともな企画になるだが、アイディアが出るのは考えるのが楽しくて、これが実現したら面白いだろうな~、と思うからである。

「でも仕事は楽しいばかりじゃないでしょう」
という人がいる。
「仰る通り」

だけど世の中には喜びを見いだせる仕事と、単なる忍耐の仕事があるでしょ。
どちらを選ぶかはあなたの決断次第である。
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実行へのヒント-264

2008年09月16日 | Weblog
楽しい方が報われる-7

20世紀は個人で創業しても拡大という方向に走らざるをえなかった。
モノ=生活品がないからである。
そのために、まずはモノを作る必要がある。
まずはそれを作る機械が必要だ。
それらを置く土地と建物も。
次に生産に携わる人々。
それらを賄う資金。

大きいことが市場を制した時代である。

ところが20世紀後半からモノが余りだした。
日本はレストランで言えばメインディッシュを食べ終わった種類の人々になったのである。

次に欲しいのは、デザートとドリンク。
あとは楽しい会話である。

産業に例えて言えば工業からソフト産業の時代になった。
だから個人起業が増えてきた。

機械はPC。
土地も従業員もいらない。
社長とPCとお客様だけあればいい。

会社を大きくするのではなく、顧客をたくさん獲得する。

これが21世紀時代の新ビジネス形態で、まだ会社の大きさだけを競っているのなら本当に遅れている。
どんなエクセレントな個人事業が出るか、が21世紀の勝負である。

このとき、個人事業は先端を走っていなければならない。
先端でなければその他大勢に埋もれてしまう。

それには差別化、競争優位のポジションが必要だ。
だからそれには斬新なアイディアが必要で、それは個人の頭の中から出てくる。

このとき優秀な個人というのは、お勉強で高得点を取った人ではない。
もちろん頭の良さはいつの時代も必要だが、それよりその人の得意分野を充分に伸ばすことで才能の花が開いた人のことを言う。

その花開いた才能を具体的な物やサービスに置き換えればGOODビジネスになる。
だから本人は楽しくて遊びだか仕事だか分らないような状態で生活している(ように見える)。

「そこまでの才能はない」
「花開く前に年をとってしまった」
という人は、花開いた人の周辺で何らかのビジネスをすればよい。

ともかく自分が楽しい、と思う事を事業テーマに選ぶ事だ。
それがあなたの才能を開花させる。
それは比較できないユニークなものに育つだろう。
だから儲かってしまうのである。

古い頭は捨てなさい。
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SOHOフェスタの使い方

2008年09月15日 | Weblog
今年もSOHOフェスタ in MITAKA が11月14日(金)、15日(土)と開催される。

SOHO事業者にとって自分の仕事をアーピルする機会がない、という声から相互の交流の目的を加えて今年が11回目の開催になる(スゴイ!)。

(SOHOフェスタ出展申し込みURL)
http://www.mitaka.ne.jp/tmo/sohofesta/

いつも出展するのがメディカル永井社長の永井さんでトップセールスで年間2000万稼いでいる。
営業成績の悪い社長ほど出展しないのが対称的。

「営業とは顧客との接点を増やす市場活動である」と理解している人は2日で
・ たった5,000円
のお祭りに出展しないわけが無い。

要は営業というものを知っているか、そうでないかの違い。

出展したことをちゃっかりWebサイトでPRに使う人。
営業トークの材料にする人。
アンケートで自社の見込み顧客の名簿を集める人。

使い方は山ほどある。

10年間出展するのとしないのでは、収入は段違い。
売上げを上げたければ、まず自社の存在を知ってもらうことである。
SOHO自身がこういう機会を使い倒すことに長けていなければならない。

(SOHOフェスタ出展申し込みURL)
http://www.mitaka.ne.jp/tmo/sohofesta/
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実行へのヒント-263

2008年09月15日 | Weblog
楽しい方が報われる-6

「30年かけて2,400mではまだるっこしい」
という人は、その上に新事業を2段、3段と積み重ねた事業構造にすればよい。

30年で2,400m事業は、基礎的部分を構成し、何よりもまず精神的ゆとりを生みだす意味が大きい。

だからその上に積み重ねればすべてがプラス勘定になる。
やや大変だが、その分は余計にがんばって汗を流して働けばよい。

さて、そもそも「楽しい」という前提にはざまざまな要素が必要である。

・ 事業テーマが自分の信条や時代と合っていること(親和性、時代性)。
・ 経営に無理がなく計画性を持つこと(長期的視野で成長させる)。
・ きちんと利益が上がること(黒字化)。
・ チームワーク(組織のベクトルが合っていること)。
・ 家族や仲間との団欒の時間があること(息抜きや心の安らぎ)。
・ これらを束ねる賢さがあること。

それらがなければただのリスクで、それはいずれ徒労に終わるから報われない。

だから自らの手で事業計画を立て「私の仕事」を存分にやるのが一番いい。
人から「すごい」と言われなくても素直に楽しい。

要はそうした構造を自分の手で作って(考え出して)、目一杯努力をすることだ。

報われる人生というのは、
・人と比べて収入が多いか、少ないか
・会社の大きさや知名度、肩書がどちらが上か
などという比較で決められるものではない。

報われる人生、すなわち成功とは、あなたの才能を存分に花咲かせることである。
”成功したあの人のように”ではなく、あなたらしく生きることである。

自らの人生を、自分らしい方法で切り拓いていくところに鍵がある。
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実行へのヒント-262

2008年09月15日 | Weblog
楽しい方が報われる-5

わが事務所の階段の一段の高さを測ったら、22.5cmだった。
仮に一日一段上るとして、1年365日で82.1メートル。

登山に例えれば、10年で821メートルの山へ登る。
30年かけたら2,463メートルの高さに登ることとなる。

急がないので道端の花を楽しんで登ることができる。
じっくり取り組む堅実事業。
30年のうちには思わぬチャンスも来るだろう。

地味故に誰もほめてはくれないが、自分には楽しい登山がある。
しかも結果は悪くはない。

これも一つの道ではなかろうか。
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