8月30日 雷

2008年08月30日 | 風の旅人日乗
昨日今日と、三浦半島では、
夜半から日の出前までの時間帯の雷が、凄まじかった。
それもあって、
今日、東京湾で予定していたセール・チェックを中止にすることにした。

それにしても、
ここ最近の大気の不安定さはどうしたことだろう?
この季節の雷は、
通常、積乱雲が発達する午後から夕方にかけて発生するのが一般的なのに、
2日続けての、夜明け前の雷は、
どういうメカニズムで起きていることなのだろう?

今朝6時の天気図を見ると、まるで、日本列島の身体の中を走る背骨のように、
停滞前線が九州から北海道まで延びている。

落雷注意報を見てみると、これも、その停滞前線に沿って、
沖縄を除く日本列島全域に発令されていて、
日本列島は、ビッシリと稲妻マークで埋まっている。


それだから、今朝早くの三浦半島でも、落雷が凄かったんだろう。

朝5時少し前には、
まるで爆弾があちこちで炸裂しているかのように
(実際の爆弾の炸裂は、幸いなことに経験したことはないけど…)
葉山周辺で雷が落ちまくり、
とても寝ていられるものではなかった。
(家の者は誰も起きてこなかったけど…)

雷マップを見ても、
今朝4時半頃の三浦半島相模湾沿いは、落雷だらけだ。


それが、日が高くなった午前10時には、
突然雷雲も全くなくなり、
伊豆半島、三浦半島、伊豆諸島のどこにも雷は落ちていない。


2日続けての、未明から夜明けにかけての雷は
何か、気象のメカニズム的に特別意味のある現象だったんだろうか?

現在、東京湾の浦賀沖には、
セールチェックに良さそうな10~12ノットのNNEが吹いているらしい。
今年のこの時期の天気の読みは、とても難しい。

早朝、下田に向けてGTタグで伊東を出発すると言っていた、
イラストレーターのタダミさんと、Mさんは、無事下田に着いたかな?