2017年11月30日 葉山

2017年11月30日 | 風の旅人日乗
個人経営の事業者
カバーする業務はセーリング



これはまあ
未知の荒海を渡るような
結構厳しい生きざま



ジブンで選んだ以上
笑顔で進み続けることが
イキとイナセを貫く唯一の道だな

昨日は
輸入代理業者さんと
費用についての難しい交渉をしたり
乙仲業者さんと資料の確認をしあったり

セーリング専門誌の
原稿のための写真選びをしたり

電話で商品の仕切り値を交渉したり

来年のセーリングイベント企画を策定したり

頭の中の抽斗を
あっちを開いたり
こっちを開いたり

厳しい生き様を選んだことで
厳しいけど楽しい毎日を送れている

ありがたいことだと思います

しかしやはり

昨日一番嬉しかったことは
次回2021年のアメリカズカップに
挑戦したいっていう人と
手ごたえのある話を
電話でできたことかな

もう一年以上も前から
やりとりを続いているが
まだまだ可能性は低い

でも嬉しくて
夕方
浜を激走



遅い夕方
鎌倉にプール


本日は
未決案件三つを
やっつける


いま夕方
やっつけるのに失敗

案件三つのうち
一つが残った

夜なべだな

暗くなる前に
浜ラン



日が短くなったなぁ



2017年11月29日 葉山 スペースカウボーイ

2017年11月29日 | 風の旅人日乗
スペースカウボーイ



かつて観て感動した
この映画をモチーフにして
セーリングのHow to記事を
来年の2月に発売される
Kazi誌に書いてみたくて
もがいている

つまり
歳は取っているものの
技術は一流
人間的経験ももちろんたっぷり



そんな
かつての一流セイラーが
すでに身に付けている技術を
最新鋭機を操る技術にバージョンアップして
復活を果たす

というストーリーの
How to記事

いままで
そんなセーリング記事
読んだことがない

だからジブンが書いてみたい


二番煎じを恥ずかしいと思わない人が
結構見受けられますが
ジブンは嫌だ

『書く』という
コストパフォーマンスがとても低い仕事

やる以上は
読む人に喜んでもらえる
面白い内容を
必死で考えることを
楽しませてもらわなけりゃ
損だ


2017年11月28日 葉山 東京 お台場

2017年11月28日 | 風の旅人日乗
始発の次のバスの中

トイレ関係問題で始発を逃す



今日は午前中お台場



来年のセーリングイベントの
最も根っこの部分の準備

昼ごはんは
別のセーリングプランの打ち合わせ
こちらはかなり教育に直結

今行なわれている
ボルボオーシャンレースには
生まれたてのキラ星のような
若いセーリングタレントが
たくさんたくさん乗っている

オリンピックメダリスト
アメリカズカップ優勝者たち

日本がそんな国になれるよう
ジブンにできることを
一つずつ

本日はそのために使う一日

でもなぜ
お台場朝9時半のアポなのに
6時前のバスで葉山を出るのか

ジブンに
喝!
なのだ

下半身強化のために
新橋から銀座
築地 勝鬨橋 豊洲市場を経由して
お台場まで10㎞弱を歩く

品川駅からレインボーブリッジを
歩いて渡る7㎞弱のルートを考えていたら
レインボーブリッジの歩道は
朝10時にならないとオープンしないことが判明

トイレ関係問題で
葉山出発が遅れたので
小走りで行かなきゃ間に合わないぞ

頑張れよ







お台場での打ち合わせ2件終了

豊洲に向かう



そのあと門仲

夕食は越中島の
学生時代以来大好きな蕎麦屋にして

そのあと
隅田川の夜景を見ながら
酔い覚ましがてら
スマホで何件か仕事して



勝鬨に行って
髪を切ってもらう

そのあとも
新橋まで歩いて

本日の東京副都心エリア歩きの
輪を完成させよう



葉山へは
終バス一本前くらいになるかなあ

2017年11月27日 葉山 鎌倉

2017年11月27日 | 風の旅人日乗
朝ラン
とても頑張る



終日
とても仕事はかどる

Emirates Team New Zealandが
2021年の第36回アメリカズカップに使う艇を発表して
約1週間


©︎Emirates Team New Zealand

いろんな人が批判をしている


©︎Emirates Team New Zealand

この姿が
これに似ているんだそうだ



確かにな

これはモノハルじゃなくて


©︎Emirates Team New Zealand

トランスフォーマーだ


©︎TakaraTomy

という記事を載せたサイトもある

なるほど確かに

少しだけ笑える


さて

ジブンが好きな本の一冊に
脚本家の倉本聰が書いたエッセイ集
『左岸より』という本がある

作家やクリエーターたちが
苦しみ抜いて創作した作品を

自分は一切の創造作業をすることはしないで
対岸から批判するだけの人たちに向けた

挑戦状のようなエッセイ集だ

ジブンは
できれば創造する側に居続けたいし

創造することの苦しみと喜びを
分かる人生を最後まで送りたいと願う

遅い夕方
鎌倉までプールに行く

明日は始発バスで
東京だ

2017年11月26日 葉山 鎌倉

2017年11月26日 | 風の旅人日乗


仕事をひと休みして

コーヒーを飲みながら
手近にあった
小学生用の本をパラパラとめくる

なになに?
『すがたをかえる米と麦』

食育の本か

いまどきの小学生は
食べ物についてあまり知らないからな

こっちは知ってることだらけだぞ

なになに?

せんべいとあられは材料が違うんだよ

え?
違うの?

せんべいになるのはうるち米

あられはもち米

知らなかった!

グルテンはタンパク質

へー!

お好み焼きを最初に作ったのは誰?

千利休

へー!

なぜ もんじゃ焼きという?

江戸時代後期に
薄く溶いた小麦粉を
鉄板に文字を書きながら垂らして焼く
文字焼きというお菓子が流行

それがなまってもんじゃ焼き

へー!

知らないことだらけ

小学生が読む本にさえ
知らないことがこんなにあるんだから
ジブンはきっと
知らないことに囲まれて
生きているんだなぁ

夜明け前の
薄い暗がりの中で
もの思いに一瞬ふける

鎌倉にお墓まいりとプール



強い南西風が吹きわたる
きれいな空







2017年11月25日 葉山 鎌倉

2017年11月25日 | 風の旅人日乗
このイベントの報告書をまとめる作業をしつつ



この艇の試乗レポートを書きつつ


©︎Kazi / K. Miyazaki

この艇のことをアレコレ考えつつ


©︎Emirates Team New Zealand

来月入ってくるこの艇の
輸入とそれに続く一連の作業の準備を進める




寝る前とかトイレの中で
ここのところ
小川糸の
『食堂かたつむり』と『ツバキ文具店』
を読む

どちらのお仕事も

経済的にどう成り立っているのだろう?

という世知辛い疑問が

辛い世俗の中で生き抜こうと
ジタバタもがいている者には
どうしても湧き出るものの

好きな仕事をしてこそ分かる幸せ感は
おぼろに分かる

小説は
単純に楽しめよジブン



2017年11月24日 葉山 倉本聰 アメリカズカップ

2017年11月24日 | 風の旅人日乗
昨日

雨が降り続いてくれたおかげもあるんだけれど
ジブンとしてはとても偉いことに
一日中机にへばりついて
夕方まで一心不乱に仕事した

この艇の試乗レポート書きも
順調に進み始めた


©︎K.Miyazaki / Kazi


夕方5時を過ぎて限界を超え

酒は夕方5時を過ぎてから
というジブンルールもクリアしたこともあり

二階に上がって
冷蔵庫からビールを取り出し

また仕事部屋に戻って

頭を休めるための本を探して
本棚を見上げる

隅っこのほうに
倉本聰のエッセイがあるのが目に入り

はしごに上って手に取って

多分20年以上ぶりくらいに開いた

目次を見ていると

夏に死す
追想・石原裕次郎

という章がある

読みはじめてすぐに
アメリカズカップ
という活字が出てきて
驚く

そうだった!

突然
この本で読んでいたことを
思い出した

裕次郎さんと倉本聰は
主役の裕次郎さんが
アメリカズカップに絡む役を演ずる
映画を作る構想を
ハワイで練っていたんだった

1983年のトランスパック
ジブンたちは成績が良かったこともあって
ハワイで療養中だった裕次郎さんに
褒めてもらった

1985年のトランスパックでも
アメリカ以外のエントリーとして一位になって
裕次郎さんに褒めてもらった

裕次郎さんが亡くなったのは
それから2年後の夏だった

思えば
初めて裕次郎さんに褒めてもらった
1983年は
アメリカズカップでアメリカが
132年ぶりに負けて

アメリカズカップが新たに動き始めた
エポックメーキングな年だったんだなぁ



2017年11月23日 葉山 雨の朝

2017年11月23日 | 風の旅人日乗
目覚めると
静かに雨の音

時計を見ると
午前3時半

ちょうど望んだ起床時間

一般論とは言えないものの
少なくとも自分自身の場合

ジブンの周りの世の中で起きていることは
すべてジブンの頭が創り出したもの

ジブンの周りの幸せも不幸せも
ジブンの頭と
その命令に従った行動が創り出したもの

そんなことに改めて気が付きつつ
暖かい寝床から出る

コーヒーを丁寧に入れて
さあて
まず本日は
先日セーリングしたX4の


©︎Kazi / K.Miyazaki

セーリングインプレッション原稿の
構想を固めることから始めよう


©︎Kazi / K.Miyazaki

さっき寝床の中で考えた
「ブランドとは」
が全体の背骨になるのかな


©︎Kazi / K.Miyazaki

2017年11月22日 葉山 逗子

2017年11月22日 | 風の旅人日乗
チームニュージーランドが
2021年に行われる第36回アメリカズカップの
制式艇を発表した昨日は
たまたま月に一度のモスの練習日

ジブンには風が強すぎて
昨日の練習はあきらめたが

世界最高齢モス乗りの古谷さんと
森戸の浜に座り込んで

沖を走る志田さんの様子を
ときどきチラチラと見ながら

寒風の中
その
発表されたばかりの
フォイリングモノハルに見入る


©︎Emirates Team New Zealand

面白いなあ これ!
最高だね

を連発する古谷さん


©︎Emirates Team New Zealand

日本で造るとしたら
どこだろう?

材料は東レだな

造れるのは
国産ジェット旅客機や
ボーイング787の翼を作っているあそこか

秘密裏に
カーボン製潜水艦を研究しているあそこか


©︎Emirates Team New Zealand

あとは うーん 
乗り手をどう育てるかだぞ

森戸の浜で二人
えらく盛り上がる

古谷さんはいつものように棒っ切れで
砂にフォイルの図面を描く

犬の散歩のおばさんが
不思議そうに覗き込む


志田さんの練習が終わったあと
艇を片付けて
3人でバスで逗子に出て

冷たい北風で冷えた身体を
国産ウイスキーで温めながら

古谷さんのモスのフォイリング講義と

チームニュージーランドが発表した
AC75フォイリングモノハル談義が続いた


©︎Emirates Team New Zealand

2017年11月20日 葉山 寒いす

2017年11月20日 | 風の旅人日乗


夜が明けるも
あまりの寒さに
朝の浜ランさぼる

明日は
厳しいセーリング練習だというのに
ダメじゃんね
ジブンくん

午前中
食糧買い出し

買い出し中に
アメリカズカップ関係の電話

進むべき方向に
話が進み始めればいいのだが


昼ごはん食べ過ぎ
苦しくて横になる

どうしてそこまで食べるんだ

食べ過ぎ落ち着き
夕方まで
メールなどのデスクワーク
昨日のレースの
分析なども

夕方
鎌倉までプール

なんとなく
ピシッと締まらなかった一日


葉室麟の
『弧篷のひと』
読み終える

茶人 小堀遠州が
主人公

イメージよりも
猛々しい部分もある
茶道の世界を知る

豊臣秀吉に切腹を命じられた
千利休の
切腹の際の死に様が恐ろしい


茶道とはまったく異なる
セーリングの世界で
謎だと思っていたことが
この本からヒントをもらって
理解できた

相手がそう出るのなら
こちらも戦わねばならない

降りかかる火の粉は
払わねばならぬ




2017年11月19日 ヴェラシスカップ

2017年11月19日 | 風の旅人日乗
朝3時



東京湾の現況の風を見ると
34ノット吹いている

朝5時

観音崎で28ノットまで落ちた



剣崎では20ノットまで落ちた

どの風予想サイトも
これからもこの北風は落ち続けると
予想している

台風の影響で本日に延期された
第21回ヴェラシスカップ

昨年も一昨年も
ド強風で中止になったヴェラシスカップ

三年ぶりの開催ができるか

祈るような気持ちで
風予想の画面を見続ける

三陸沖を北東方向に進む
強い低気圧から伸びる寒冷前線が
関東からどれだけ東に離れていくかが
鍵を握っている



昨日夜の艇長会議で伝えた通りに
スタート時間の変更ある場合は
朝8時半までに発表できるよう
早めに家を出る

やったぁ
すごくいいコンディションで
レースができた



感謝します


2017年11月16日 サバニふーテスト 葉山 三浦半島

2017年11月16日 | 風の旅人日乗
今年6月の座間味〜那覇レースで
ふー(セール)を破いた


Photo by Katsuhiko Miyazaki

なので
来シーズンに向けて
新型の
かつ
レースルールに則った
ふーを作らにゃならん

メンバーの一人
大森が試しに作ったスケールモデルを
いつもは子どもたちを乗せているヨットで
テストした


©︎一般社団法人うみすばる


新型で考えているアイディアは
まだこのふーには反映させていないが
同じ面積でも
スクエアヘッドのセールは
三角形のセールよりも
性能がいいことを
こんな小舟でも実感する


©︎一般社団法人うみすばる


座間味での
俺たち〈うみすばる〉(海群星)の勇姿を
Kazi誌のカメラマンの宮崎克彦 氏が
プライベートで撮影してくれた


Photo by Katsuhiko Miyazaki

かっこいいなぁ
俺たち


本日は
夜半から朝ごはんまで
Kazi誌のアメリカズカップ原稿



©︎Ed Baird

上の写真に関した原稿

浜ラン

朝ごはんの後
昨日に続いて
三浦半島あちこち外回り

午後また
デスクワークと電話とメール

未来はきっと明るいぜ

夕方の浜ランのあとの
夕焼け



地球とは違う
別の星に来たかのような錯覚

俯瞰で世の中を見るようにしたい



悩むことだらけじゃ