10月25日(月)のつぶやき

2010年10月26日 | 風の旅人日乗
04:53 from web
東京大学が、高校生を中心にした若者たちのために企画している一般向けセミナー「第3回ヨットのテクノロジー」@東京夢の島マリーナ11月7日(日)、参加者募集中。詳細は、 http://www.otpe.k.u-tokyo.ac.jp/yacht2010/index.html
06:10 from web
古代船で伊勢神宮参拝のプロジェクト代表23歳、「先人は風を頼って葦船で海を渡った。航海を通じて自然と対話・共生してきた人々の知恵を学びたい」。いいねhttp://mainichi.jp/select/wadai/news/20101025k0000m040131000c.html
by KazuNishimura on Twitter

秋深し

2010年10月20日 | 風の旅人日乗
夜中に起き出して、次回、2013年開催の第34回アメリカスカップについて語るラッセル・クーツの長いインタビュー記事を読む。

次回大会で採用されたウイングセール付きのカタマランのこと、次回開催地決定条件や発表時期のこと、レースコースの長さのこと…。

アメリカスカップに挑戦しようとしているセーラーやスポンサーたちだけでなく、セーリング以外の様々な分野のプロフェッショナルたちの意見を聞きながら、セーリングというスポーツをどうしたら一般の人々に興味を持ってもらえるスポーツにしていくか、未来のセーラーのためにアメリカスカップはどうしたら貢献できるか、をとても深く考察している。

ワタクシ個人的には、ラッセルの考え方にまったく同意する。

アメリカスカップ⇔カタマラン⇔太平洋の伝統航海文化

2010年10月16日 | 風の旅人日乗
イギリスのチームオリジンが、第34回アメリカスカップに挑戦しないことを決定したことは、少なからずの驚きで関係者に受け入れられた。

一方、チームニュージーランドが、次回アメリカスカップに向けて、具体的な活動を始めた。
ディーン・バーカーと一部クルーが、南スペインのアルメリアで開催されている40フィート・カタマランExtreme40のレースに参加し、カタマランでのセーリング練習を始めた。


[James Boyd photo]

カタマランでのアメリカスカップに、イギリスが嫌悪感を示すのはよく理解できる。
彼らの伝統船文化の中に、カタマランはない。
カタマランは太平洋オリジナルの船だから。


[Herb Kane "The Canoe of Tehani's Family"
Collection of Mr. and Mrs. Alfred Kwiecinski.
This picture is available as a stock image. Phone: +1-808-935-3082]

ポリネシアのダブルハル・カヌー、沖縄のサバニの組舟(2隻を繋いでデッキを渡し、物や家畜を運ぶ)、筑後川上流の屋形船(2隻の細い川舟を繋いでその上にデッキを渡して宴会場にし、鵜飼を見物する)、etc.
日本人を含む太平洋民族にとって、カタマランは古くから親しみのある船だ。

だから、ヨーロッパからの移民が主ではあるがマオリの伝統ダブルハルカヌーを身近に見慣れているチームニュージーランドが、違和感なくカタマランのアメリカスカップに移行できるのも、よく分かる。

なのに、カタマランに親しんできた祖先を持つ日本からは、なぜ無理なのかな。

来月号のKAZI誌にAmerica's Cupに関するページをいただき、日本人セーラーの間でアメリカスカップ挑戦への気運を盛り上げるきっかけ作りを始めたいのだけど、締め切りも近づいているというのに、どんなページにしたらいいのか、アイディアがまとまらない。
ご意見コメントお待ちしています。

2013年開催 第34回アメリカズカップ議定書を解読する (連載・第4回)

2010年10月13日 | 風の旅人日乗


号外です。

第34回挑戦する可能性のあるヨットクラブへの、説明会・打ち合わせ会への招待状が届いています。

10日ほど前の事前告知に続いて、第34回アメリカスカップ挑戦の可能性のあるヨットクラブやプロフェッショナルチームに、昨日10月12日、下記のような会議への招待状が、アメリカスカップレースマネージメントのCEO,イアン・マーレーから送られてきています。

来週金曜日、2010年10月22日にフランス・パリで開催されるこの会議では、
34th America’s Cupの開催地最終決定も含めた、レースフォーマットの詳細や、AC72とAC45のクラスルールの変更点などが話し合われます。

また、この会議の内容は、極秘裏に挑戦準備を進める必要のあるチームの事情を考慮することもあって、メディアには公表されないとのこと。

Invitation to Prospective Competitors for the
34th America’s Cup


Iain Murray, Regatta Director and CEO of America’s Cup Race Management,
invites you to please join a preliminary Briefing for Prospective Competitors
for the 34th America’s Cup in Paris on Friday, 22 October.
Where:
Crowne Plaza Paris Republique
10, place de la Republique
75541 Paris Cedex 11

When:
Friday 22nd October; 10 am - 4 pm

What:
America’s Cup Race Management (ACRM) to Brief Prospective
Competitors on Progress to Date of planning for the 34th
America’s Cup. Briefing is by Invitation only.
Overviews of Objectives and Roles of ACRM and ACEA
Commercial Matters
Venue Update
AC 45 Update
AC 72 Class Rule
2011 America’s Cup World Series
Entry Procedures
General Discussion/Questions/Concerns

Who:
Iain Murray, Regatta Director and CEO ACRM
Andy Hindley, COO ACRM
Richard Worth, Chairman, America’s Cup Event Authority
(ACEA)
Craig Thompson, CEO, ACEA
Anthony Romano, ACEA Teams’ Liaison

Logistics:
Six hours presentation and discussion time is planned.
We will meet in a conference room of the Crowne Plaza hotel. Coffee
service and lunch will be provided.
Single and double rooms in the hotel are available for direct booking at
a special Group rate, including breakfast: single standard room, 210
Euro (double bed possible but not guaranteed); double standard room
(2 persons), 224 Euro; and a single “club room” at 260 Euro (double
bed guaranteed, superior room).

Please Note:
The Briefing is designed to provide available information to assist
Prospective Competitors in finalizing plans for the 34th America’s Cup.
As the Briefing takes place prior to the start of the entry period for
additional challenges from 1st November, we respect that some teams
may wish to remain undisclosed at this stage and therefore the session
will not be open to the media.
This Briefing is by Invitation only.
We kindly request a maximum of three persons per Prospective Team.
Please confirm your attendance by Friday October 15 and please
provide the following information:
Prospective Team/Attendee(s)/Title/Role/Contact


私たち、一部の日本人セーラーは鋭意挑戦の覚悟です。
どなたか、手をお挙げ下さる日本人資産家の方はいらっしゃいませんでしょうか?

10月12日(火)のつぶやき

2010年10月13日 | 風の旅人日乗
01:30 from goo
2013年開催 第34回アメリカズカップ議定書を解読する (第3回め) #goo_compass-nishimura http://bit.ly/avKatN
01:41 from web
そうだったんか、(20)10年10月10日10時10分10秒、って10が6つ並ぶ時間はあと100年来ないんか。知らなかった。何してたかな? あ、レースのスタート海面に向かいながら雨仕様で着込みすぎたウエア脱ごうかどうしようか真剣に悩んでた。100年後はどんなことで悩んでるんだろ?
23:57 from web
銀座吉宗・三越ラデュレ・門仲伊勢屋・銀座ライオン・山本五十六愛顧ボルドウ。相模湾沿岸半自給自足田舎暮らしの身に非日常な飲食が続いた一日。
by KazuNishimura on Twitter

2013年開催 第34回アメリカズカップ議定書を解読する (第3回め)

2010年10月12日 | 風の旅人日乗
ウエブ版J-Sailingに不定期連載中の『第34回アメリカズカップ議定書を解読する』その第3回目
第34回アメリカズカップ議定書の基本理念(その3)です。

アメリカズカップの、アメリカズカップを闘う艇のメインセールのトップに掲げられた、あのよく知られたマークや、その他アメリカズカップに関するすべての知的財産権と版権は、これまではアメリカズカップ・プロパティズ・インク(ACPI)という法人が保持していて、その経営権は1986年以降、防衛者から防衛者へと、引き継がれてきた。

第33回アメリカズカップの防衛者だったスイスのアリンギとそのヨットクラブは、今年2月の巨大なマルチハル艇による一騎打ちで破れた後一ヶ月が経っても、新しい防衛者であるゴールデンゲイト・ヨットクラブとBMWオラクルレーシングにその権利を譲渡する手続きを取ろうとしなかった。

当然のようにゴールデンゲイト・ヨットクラブ側は、アリンギがその手続きを進めるよう裁判所に訴え、その訴えが認められて、3月26日、アメリカズカップに関係するすべての知的財団権と版権を持つACPIの経営権は、現防衛者のゴールデンゲイト・ヨットクラブ側に委譲された。

その際、ゴールデンゲイト・ヨットクラブ側は、その交換条件としてスイス側から要求されていた、『第33回アメリカズカップでスイスが使ったセールは自国で作ったものではないため、贈与証書に違反している、という案件を含む3件の訴訟を取り下げること』、に同意した。

さて、これまでの防衛者は、ACPIの経営権を持つことでアメリカズカップ関係の知財権を独り占めしてきたのだが、今回の議定書では、それら、アメリカズカップにまつわる一切の知財所有権は、アメリカズカップ・レース・マネジメントがすべて引き継いで所有・管理することになっていて、ACPIという法人は存在しないものになっている。そして、第34回アメリカズカップによってそれらの版権使用料やレース開催で得た利益は、ACRMと参加した全チームとで分配する(平等分配ではなく、成績に応じて)ことも記されている。

挑戦者側にもフェアなアメリカズカップを、と主張し続けてきたラッセル・クーツの言葉通りの理念が垣間見える部分です。
(つづく)

(つづく)です。約束なので必ず、つづきます。
でも、書置きの原稿すでになく、焦ります。

日々の仕事で一番優先しなければならない、お客様から会社で請け負っている仕事、会社の新しいホームページの製作準備作業、ホクレアに関する宿題の提出、チームニシムラプロジェクトの11月プログラム企画立て、毎週末のレースのための下調べ・情報収集・イメージトレーニング…。
あ、ヨット専門誌KAZIの、自分でもとても大切に思って毎号一所懸命書いている連載記事の締め切りも迫りつつあるな。
ドキドキの1週間に突入したもよう。
無事乗り切ることができるか!? ワクワクします。

10月10日(日)のつぶやき

2010年10月11日 | 風の旅人日乗
05:07 from web
午前5時ジャストの葉山。激しく降り続いていた雨が、突然止んだ。10時45分スタートの今日のレース、びしょ濡れを覚悟して用意していたウエアセット、チェンジしよかな。
05:59 from web (Re: @hiro_kakinuma
@hiro_kakinuma なので、バウよろしゅう(笑)。私的予想。出艇時雨、スタート前雨上がる。同時に少し風左に振れ、スターボの上り一杯。回航前にゴチャゴチャあって、帰りはジェネカー可能性あり。どっちタックかは現場合わせ。よって、この予想当たるとバウマン大変(笑)
by KazuNishimura on Twitter